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結局分かり合うなんて不可能な話

本日は分かり合えない事は当然って話。

本日のキーワード2つ

シンパシー
意見を支持する、意見に忠実である、または意見に同意する傾向

エンパシー
相手の立場になって相手がどのように考えているのか、なにを感じているのか想像する力のことです。


シンパシー的な共同体社会

勤め先でも縦型の同調圧力を強く感じます。有責者の発言に対して右に倣えの格好を取り、飲み会や社内企画を実施する事でファミリー化、換言すると分かり合おう、完全なる繋がりを持とうとしている傾向が見て取れます。

勿論この手法がNGかと言うとそうは思いません。ですが私個人の意見では無理を強く感じています。

「共同体の一員と自覚し、帰属することで精神的な安定を得ようとするのは『共同体意識』。一方、『絆』や『結束』などとうたい、一致団結を最優先するのが『共同体主義』。現実的な利益や必要性を超越し、とにかく共同体のために団結するというある種のイデオロギーです。共同体主義が発生する要因は、先述した同質的、閉鎖的な日本の社会構造にあり、『自分がそうだから同質なメンバーも同じ言動をすべき』と安直に考えてしまうのです」

ダイヤモンドオンライン

エンパシー的な共同体社会

続いてエンパシー型について引用。

エンパシーとは「自分がもし〇〇だったら」を想像して理解する能力のこと。自分と異なる立場の相手を〇〇の部分に入れて、相手の感情や経験などを理解する知的な作業です。相手の考えに賛同できなくても、まずは自分事として受け止めて「共感」します。この力が立場の違う相手と一緒に仕事を進めるビジネスに必要なのです。

カオナビ

シンパシーとエンパシーの決定的な相違点は育ってきた環境や、文化、歴史、宗教が違う以上結局分かり会えない部分は有る。分かり会えない事を受け入れながら物事を進めようとする考え方です。

私事ですが、小さい頃から朝はご飯派でした。今は環境変化があって毎朝パンを食べています。私と私の妻が育ってきた環境が違う為、最初は戸惑いましたが完全に理解する事を諦めて(シンパシーの放棄)、異なる文化を受け入れて、朝食の本質を理解して新しい文化を楽しむ事にしました(エンパシー型の採用)

現在でも違和感を感じていますが、問題にはなりません。朝食の本質はエネルギーの補充と、美味しいものを食べて心に栄養を与える事と理解している為です。


最後に

現在世の中は急速にグローバル化が進んでいます。また、多様化の強制のような空気感も感じます。

外資系企業の買収にあい、来年は皆様の勤め先に外国人の方が働いている可能性も捨て切れない世の中です。

その時に、相手と自分の違いを100%受け入れる努力をするわけではなく、違うものは違うと受け入れた上で、柔軟に対応する事が出来れば心がふっと軽くなると考えます。

また、現在の職場や学校、家庭で意見が食い違う方も居るかと思います。悩み、辛い事も有るかと思いますがそれが当たり前と受け入れて、食い違う中でも本質的な課題を解決する方法を勘案する事が有意義かと考えます。

みなさまの悩みが少しでも軽くなるような記事を書くよう心がけていきますのでこれからも宜しくお願い致します。

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