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ソロキャンプと自分軸

価値観が「多様な」現代社会を生きる私たちにとって、「自分軸」が大切だということは、皆さんご存じだと思います。

自分軸によって、世間一般に言う「した方が良いこと」や「買った方がいい物」から自分を守り、「自分には関係ない」と判断できるからです。

しかし、自分軸を持つことは、なかなか難しい世の中ですね。テレビやスマホからは人目を引くように工夫された情報や魅力的な物が毎日のように伝えられています。会社などチームでする仕事は、ほとんどが他人軸です。

そんな中にあって、どうしたら自分軸を持つことができるのでしょうか?


1.自分軸のヒント

そのヒントとなるのが「ソロキャンプ」です。ソロキャンプとは、ご存じの通り、1人でキャンプに行くこと。

今回は、実際にソロキャンプをおススメするのが目的ではなく、ソロキャンプから自分軸をもつための大切なポイントをお伝えすることが目的です。

もちろん、すでにソロキャンプを楽しんでいる方は、ソロキャンプの魅力の1つに加えていただきたいです。

2.ヒロシさんのソロキャンプ

ソロキャンプについては、アマゾンプライムビデオの「ヒロシのぼっちキャンプ」を参考にしています。ユーチューブの紹介動画はこちら。

この番組ではヒロシさんが自分のためだけのソロキャンプを紹介しています。この番組がおススメなのは、時々、ヒロシさんがカメラマンさんに話す場面があり、ヒロシさんの考え方を垣間見ることができるからです。

3.自分軸を作るソロキャンプの3つの魅力

その中で次のような言葉がありました。
「普通の大人はこっちかもしれないけど、俺はこれなんだよね。」
「(ご当地の人気食材が紹介されたとき)俺はそれ食わないんだよ。」
「(石やサビた鉄板を見て)これいいよね。なんか知らないけど。」
などなど。つまり、ソロキャンプは、

ポイント1:自分の好みや楽しみを大事にできる

誰のためでもなく、自分のためにするソロキャンプ。その時の気分も含めて、まずは自分の好きや楽しみを大切にできます。

次に、ヒロシさんが、ソロキャンプの初心者は自分よりも何倍も楽しんでいると思うと言い、その理由は、初めて道具を買う楽しみがあり、道具を使う楽しみがあり、工夫する楽しみがあるからと言います。つまり、

ポイント2:自分がやりたいようにできる

のが、ソロキャンプ。食べる時間が決まっているわけでもなく、たき火の状態を見て、「俺、肉焼きたいんだよ」と言って焼き始める。流木を拾ってきて暗くなったら、それにロウソクを何本もつけて楽しんでいる。竹を工夫して箸などを作っている。もちろんマナーを守りながら、自分のやりたいようにできることが魅力。

最後に、ヒロシさんは、チョコを溶かす方法を最初思いつかなくて、チョコを焦がしてから、湯銭することに気づいたり、せっかく火にかけた鍋を焚き木を切る反動でこぼしてしまったりと失敗することがある。道具を忘れることもある。そのような失敗も楽しんでいるように見える。つまり

ポイント3:失敗も受け入れ、楽しみながらできること。

自分だけのソロキャンプ。誰かに評価されるわけでもなく、謝ることもなく、どうやってその状況を受け入れ、楽しむかを常に考えることができる。

4.まとめ

以上のように、ヒロシさんのソロキャンプから自分軸を持つ(取り戻す)ポイントとして、①自分の好みや楽しみを大切にできること、②自分がやりたいようにできること、③失敗も受け入れ、楽しみながらできることの3点をご紹介しました。

この3つを達成できる「ひとり時間」があれば、ソロキャンプでなくても大丈夫です。禅僧の松原正樹さんは「心配事がスッと消える禅の習慣」の中で「自然とのつながりを感じながら『孤独な時間』の自分を味わう」ことの大切さを紹介しています。

あなたも肩書のない本当の自分を大切にできる「ひとり時間」を持ってみませんか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

5.関連記事

片づけで自分軸思考になり、人生が変わることについては、

また、キマグレンの歌から学ぶ他人軸と自分軸については、

をご覧ください。

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