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「おかえりモネ」に学ぶ「自分の価値観を大切にする人生100年時代の生き方」

「おかえりモネ」も終わりに近づいていて、絶対「モネロス」になる自信がありますが(笑)、皆さんはどうでしょうか?

さて、今回は「おかえりモネ」を「人生100年時代の生き方」という視点でみて、気づいたことをご紹介したいと思います。

ポイントは「自分の価値観を大切にする生き方」です。

1.モネの父、耕治さんの生き方

耕治さんは、銀行の昇進が決まっているにもかかわらず、実家の家業で牡蠣の養殖業の「永浦水産」を継ぐという選択をします。

定年後に継ぐという選択肢もあると思いました。それなのに、あえて今、退職して漁師になるという選択は、かえって、いさぎよくてカッコイイと思いましたが、なかなかできなことだとも思いました。

「自分だったら同じ選択ができるかな?」と考えた時に、悩みました。毎月の生活もあるし、老後の心配もある。耕治さんの場合、娘の2人は結婚を控えている。自分の年齢だって心配。

「永浦水産」を営む、耕治さんのお父さんの龍己さんも反対して、「漁師は、簡単じゃないんだー!」って怒っても、耕治さんは、「簡単じゃない、だからやるんだ!」って言い返す。それほど決意は強かった。

2.自分の価値観で生きる

耕治さんが大切にしているものは、「やりたいことをやる」ということでしょう。周りの人の価値観ではなく、自分の価値観を大切にしている。

それは、一般的に価値があるとされるお給料や地位に価値を置かず、やりたいことをやるという「自分の価値観」で生きるということ。

それからもう一つは「始めたいときに始めてもいい」という柔軟な考え方。これらのことを端的に表しているのが、奥さんの亜哉子さんの言葉。

「やりたいことは変わっていいし、いつ始めてもいいんじゃない」

これが、人生100年時代で大切な考え方だと思います。

高校時代に立てたライフプランが変わってもいい。いや、変わるのが当然なのかもしれません。そして、それをいつ始めてもいい。定年まじかでもいい。いや、定年になってからでもいい。

それを決めるのは「自分」。今までの「教育→仕事→余暇」という生き方モデルではない。

3.自分の人生をどのようなものにしたいか

「まんがでわかるLIFE SHIFT」には、長寿化時代について、次のように書いてあります。

あなたはこれまでより多くの選択肢を手にし、多くの変化を経験するようになるでしょう。そうなったときに大きな意味を持つのは、あなたがどのような人間なのか、何を大切にして生きているのか、何を人生の土台としているのか、ということです。(P152)

「何を大切にして生きているのか」という部分がまさに価値観ということです。選択肢が多くなり、変化も多くなる時代だからこそ、人がよいという生き方ではなく、「自分はどう生きるか」を自分に問い続ける時代なのです。

4.まとめ

「おかえりモネ」の登場人物の耕治さんの生き方をモデルに自分の価値観を大切に生きる人生100年時代の生き方を学びました。

「やりたいことが変わってもいいし、いつ始めてもいい」と考えると気持ちが軽くなりますよね。

「自分の価値観で、自分の人生を生きる」は、当たり前のことかもしれません。しかし、そのことがますます大事になっていく時代なのです。

変わりゆく自分に対して、常に「自分にとって大切なものは何か」を問い続けていきましょう!


さて、「おかえりモネ」は、この後どんなエンディングになるのでしょうか。「モネ」ファンの皆さんと最後まで楽しみたいです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

(参考文献)

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