【中国日誌】856日目 23.12.25

不安を生産した。可能な限り、生産した。故に、身体が軽くなった。不安を滞納すると、それだけで気が重たくなる。それは、時間が増す毎に、重みが増す。そして、そのためるに溜めた後の、解放感は、それなりに、愉快なものである。だから、やめられないのかもしれない。不安の滞納依存症、というやつかもしれない。不安を滞納して解消することに、喜びを覚え、それを、苦しいと分かっているのに、あえて繰り返してしまう、という、症状。よって、不安がないと、不安になる。それは、不安の解消による喜びが、味わえなくなるからである。確かに、この世に、不安だけしか、存在していなければ、生存し続けることは、できなかっただろう。不安と喜びが共存しているからこそ、互いに、バランスをとって、状態を、保っているのであろう。不安を拒絶して、回避しそうなところで、不安による喜びを与え、不安の拒絶を、無くす。そうすることで、次の不安との遭遇の時も、受け入れることが、できるというのである。見かけ上、学習していないようにも見えるこの現象は、陰と陽の絶妙なバランスにより、過剰な刺激、過剰な経験、過剰な感覚、過剰な思い出を避け、人目に触れずに、生き延びる戦略なのである。不安の、生存能力に、敬意と感謝を。

朝4時に起き、支度と日課。スーツケースを二つ持って、7時に出発。車で移動し、空港に9時前に到着。チェックインできなかったので、その間に、仕事の宿題を終わらせ、10:25にチェックイン。その後、すぐに、出国検査を終えた。みんな気を使って、英語で話してくれるけど、私は英語より、中国語の方が、分かるのである。余計な気遣いだと、心で思った。13時過ぎに出発。そして、日本には17時くらいに到着。そして、入国検査に結構時間取られ、18時。バスで移動し、19時過ぎ。ごみごみしている街で、方向性も分からぬまま、ホテルに行くための目印を、少し進んでは、確認した。精神を、相当消費させ、ようやくホテルに到着、チェックイン。そして、ご飯を買い出しに、コンビニですませた。ホテルにもどり、Wi-Fiつなごうと思ったら、繋がらず。プロキシが自動検出されないと。いろいろ格闘して、21時。ようやく、プロキシの自動検出と、プロキシの設定解除して、繋がった。本当に、疲れた。そして、ご飯を食べて、22時半に寝た。

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