編集部ピックアップ『流線を描いて飛べ』
作品紹介中学三年生の有馬与鷹は母親からの度重なる虐待と家庭崩壊により、心が壊れていた。母の暴力をきっかけに屈折した殺意をかかえるが、それを大学生の幼馴染、野中響に見つかる。彼女の提案で美の里大学へ逃げることに。
家族とどう向き合うか、どう生きるべきか。その答えにたどり着いた時、物語は大きく流転する。
著:小谷杏子
虐待、家出、からの逆転 怖い始まりでした。暗くて、恐ろしい物語が待っているに違いない。
壊れた心が虐待を行い、また心を壊したしまう。歪な関係の家族が生まれ、そ