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2023Jリーグ各クラブの陣容と予想基本布陣(全チーム作成終了)

開幕前恒例で、ここ何年かはTwitterへチームごとに投稿していましたが、今年はnoteに少しずつまとめていきます。開幕後も各クラブのポジション序列という形で更新できればと考えています。

複数システム、複数ポジションが当たり前の時代になっていますので、フォーメーションは選手配置のバランスの良さ、派生形の作りやすさを踏まえて判断しています。また、分かりやすさ重視で1人1ポジションですので、複数ポジションできる選手を自由に動かすなどして参考にしてください。

J1

北海道コンサドーレ札幌(1/21作成)

深井と駒井が開幕に間に合わないため、ボランチの組み合わせが焦点。馬場が右DFでハマれば田中駿汰をボランチに上げる構想や、小林もシャドーでプレーしたい希望があるようで、駒井の復帰とともにオプションが増えるシーズンになるかもしれない。

鹿島アントラーズ(1/19作成→1/26更新)

センターFWとサイドアタッカーが充実したことで、4-2-3-1で鈴木をフリーロール的に示すのが無難と考えた。サイドで試された師岡はポジションバランスからしてもそこに配置。昌子は開幕に間に合う可能性もあるので怪我マークは付けていない。
エレケの怪我マークを反映(1/21)。
移籍した小田を左SBから削除(1/26)。

浦和レッズ(1/24作成→1/31更新)

監督は交代したが、昨季の主力がベース。左利きのホイブラーテンの加入でショルツは右CBへスライド。明本はSBとSHを兼ねそう。松尾が抜けるため、昨季は左SHが多かった大久保のトップ下、シャルクの左SHをテストした様子。新たに補強の可能性もあり、それによって布陣は変わる。
松尾の移籍決定と岩波のチーム合流を反映(1/31)。

柏レイソル(1/18作成→2/3更新)

最終ラインを組み直すため、4バックへの変更も考えられるが、1トップよりも2トップで活きそうなFWや、サイドよりも中央でプレーしたいMFが多いことから、昨季の基本システムで並べた。
フロートの加入を反映。細谷と2トップを組ませるだろう(2/3)。

FC東京(1/21作成)

昨季にベースが固まり、配置も含めて予想しやすい。小泉の位置は情報もあるが、IHに強度を求めるチームの流れに沿っている。寺山はアンカーとIHの両方で試されている様子。仲川が入ったことで渡邊は左WGやIHに置きやすくなった。

川崎フロンターレ(1/24作成→2/1更新)

3バック挑戦は4バックとの使い分けが狙いだろうが、ここで4-3-3や4-2-3-1を示しても目新しさがないので、昨年11月のアジアツアーで少し試した布陣を参考に。家長は前に置くしかなかったが、山田や宮代が加わったセンターFW2枚のための形ともいえ、選手層的に左ワイドとした瀬川も本来はFW。大南は山根に何かあった場合のバックアップにもなる。
記事から推測するに、基本形は変わらないが、山根の立ち位置を変えながらビルドアップに変化を加えようとしていると思われ、3バック表記をやめた。大南は4バックでもCB起用のようで、攻撃参加を考えると右CBでジェジエウが左か。家長は開幕に間に合う可能性もあるので怪我マークをつけず(2/1)。

横浜F・マリノス(1/18作成→2/10更新)

井上はオフに手術を受けた影響で出遅れているという話だが、右WGが見込まれる。同位置で吉尾が試されているようで、他のWGは左右のバランスを考慮した。小池龍太の怪我マークを反映(1/24)。
高丘のチーム離脱を反映。GKは現実的に白坂とオビの争いで補強待ちになるだろう。その他、離脱者の多かったSBは山根や村上も試されているが、緊急措置の意味合いが大きいため動かさず(2/7)。
飯倉の加入を反映。1番手もあれば3番手もありそうでGKは競争と思われる(2/10)。

横浜FC(1/21作成→2/7更新)

昨季は3-4-2-1を基本に4-4-2へ可変という戦い方だったが、今季に向けては4-4-2でトレーニングしている模様で、左SBとサイドアタッカーを重点的に補強した編成面からも本気度がうかがえる。吉野は実力者が少ないCBに入れたが、アンカーにして4-3-3にすることもできそう。
近藤が新体制発表でSBと発言していたことが分かり(高校時代から経験)、薄かった右SBに下げて数ヶ所変更(1/23)。
各記事を見ると4-2-3-1表記が多いので、FWを縦関係に変更(2/7)。

湘南ベルマーレ(1/18作成)

昨季後半に茨田のアンカーがハマったこともあり、シャドーの経験がある小野瀬はサイドボランチでの起用も想定した補強なのではないか。主力の大半が残り、基本システムは変わらないだろう。

アルビレックス新潟(1/22作成)

戦力の入れ替わりが極めて少なく、昨季とほぼ変わらない布陣になるだろう。CBは終盤に出番が増えたデンを第一選択肢に。新井は左右のSBで考えられ、高木が復帰すれば伊藤のSH起用も増えるはず。

名古屋グランパス(1/17作成→2/7更新)

ユンカーの加入でマテウス、永井と3トップを組ませることも視野にあるようだが、インサイドハーフが務まる人材の増加を鑑みて、無難に2トップとした。和泉は相馬が抜けた左WBで次第に内田と入れ替わる可能性もありそう。
キャンプ中の練習試合でもさまざまな布陣をテストしたようだが、基本線は3トップになりそう。2月に入って重廣のボランチや和泉の左WBなども試しており配置は流動的だが、甲田のWB起用に目処が立ったと長谷川監督が明言。最終ラインは無難に藤井と野上を競わせているようで、同時起用は現状だとなさそう(2/7)。

京都サンガF.C.(1/22作成→2/1更新)

昨季は4-3-3でスタートし3CBに変更するのが基本パターンだったが、陣容を見ると4バックの時間が長くなるかもしれない。一美が背の高いFWの下に入る4-2-3-1も考えられる。層の薄かった中盤に平戸と谷内田が加わり競争激化。武田の位置は松田とIHで組む時に右が多かったのを考慮。
飯田が契約更新。キャンプ不参加との話もあるが、昨季の実績で言えば右SB2番手(1/31)。
イスマイラの契約更新を反映(2/1)。

ガンバ大阪(1/24作成→1/27更新)

ポヤトス監督は徳島時代と同じく4-3-3を採用しつつ、WGかと思われた宇佐美をIHに置いて守備時は前に押し出す4-4-2の可変式にトライしている様子。アンカーには柳澤も試しているようだが、新外国籍選手を獲得する可能性があり、決まれば山本理仁やダワンを1つ前で使うかもしれない。
報道通りにラヴィが加入。来日は2月のようで開幕に間に合うかは微妙だが、ひとまずアンカーの山本理仁を右IHへ(1/27)。

セレッソ大阪(1/22作成→2/1更新)

左SHの本職が減り、清武も可能性は残るが、似た役割としては北野や高校で右だった阪田を置いた。カピシャーバや中原が順足サイドの可能性も。アタッカーが増えたことで毎熊をSBにしたが、松田が離脱しない限りSHが多そう。原川は始動から合流しており、鈴木と一騎打ちだろう。
香川の加入を反映。これで上門が左SHに回る可能性もある(2/1)。

ヴィッセル神戸(1/21作成→2/4更新)

イニエスタは昨季後半の離脱の流れで様子を見ながら使うだろうということと、アンカー適性のサンペールが復帰すること、吉田監督が強度重視を示唆していることを踏まえ、新加入の齊藤を入れた4-3-3を予想。大﨑はCBとアンカーの両方で起用されそう。
松本とのPSMでの起用状況を踏まえて最終ラインの配置を修正(2/4)。

サンフレッチェ広島(1/22作成)

キャンプでは4バック導入も、荒木が手術明けなことや、スキッベ監督が初めて立ち上げから指導できることでのオプション作りで、3バック基本の上でのテストと考える。松本大弥は2人抜けた右WBか満田の位置か。怪我明けの東は志知の加入で昨季序盤のようなボランチ起用もありそう。

アビスパ福岡(1/24作成→2/7更新)

足りないポジションがあり、補強に動いているとみられる。湯澤を右SBで考えると左の控えがおらず、現状ではCBの三國をスライドせざるを得ない。SHも不足気味で、スピードがあって飛び出せるルーキーの鶴野を回してみたが、例年と同じく田邉が入ることもありそう。
加入した小田を右SBに入れ、湯澤を左に、三國をCBに移動(1/26)。
井手口の加入を受け、前や中村と併用の4-1-4-1でルキアンを昨季と同様に左SHで起用する形を予想。中盤ひし形も考えられるが、紺野のポジションがなくなってしまうことを考慮した(2/7)。

サガン鳥栖(1/22作成→2/5更新)

昨季後半は4バックも多く、今季も併用が予想される。センターFWが薄いため小野を上げたが、ルーキーのCB大里を使うこともありそう。
当初3-4-2-1で出したが、熊本と同じく河原のアンカーやU-21代表と同じく本田をIHにした4-3-3で目新しさを出すほうへ考え直し(1/23)。
岩崎を本格的に右で使っているようで、何ヶ所か配置を変更。岩崎と長沼を縦に並べると役割が被りそうなので同じ位置にすると、右SBは原田しかいないが、大里を試している情報あり(1/29)。
ルーキーの坂井も右SBのようなので位置変更。U-18時代からユーティリティーな選手でタイプ的にも合う(2/1)。
楢原はIHもやるが、本来のWGで試されている様子。河波はリハビリ中(2/5)。

J2

ベガルタ仙台(1/22作成)

昨季ラスト2試合は2トップにしたが、富樫の移籍や新加入選手の特徴を踏まえ、守備時5-4-1⇔攻撃時4-3-3の可変システムを踏襲する前提で組んだ。ホヨンジュンはウインガーでもあるようだが、センターFWの数を考慮。中島、郷家、加藤はオーガナイズによって位置が変わりそう。

ブラウブリッツ秋田(1/26作成)

ユーティリティーな水谷は主力2人が抜けた左SHが有力とみる。本職のFW起用が見込まれる畑も、前線のコマが揃ったことで左SHがあるかもしれない。左SBは長期離脱からの復帰を目指す飯尾の回復が遅れた場合、DF登録になった才藤も控えるが、小柳を回してCBに星や阿部を起用しそう。

モンテディオ山形(1/28作成)

新加入がいずれも実力者で、競争がハイレベル。渡邉コーチが仙台時代から知る田中はボランチにしたが、トップ下の1番手でもおかしくない。最前線も負傷明けの藤本に加え、クラモフスキー監督が清水時代から知る後藤優介を上げ、河合や國分をその下に配置することも可能な陣容。

いわきFC(1/26作成)

2024年加入内定の3人も戦力と数えた編成に見える。日高が抜けた左SBは本職がルーキーの河村だけで、嵯峨を左でテストした様子。そうすると石田を右SBで使えるメリットもあり、岩渕がしばらく離脱する右SHに左利きの宮崎を配置するとバランスも良い。

水戸ホーリーホック(1/21作成)

昨季終盤に採用した4-3-3も考えられるが、WGの椿が抜けたことやセンターFWが多いことを踏まえてオーソドックスな4-4-2に。村田は4-3-3時のWG起用を見てSHに置いたが、引き続き右SBが主戦場になる可能性もある。タビナスは左CBとSBの兼務が続きそう。

栃木SC(1/28作成)

京都へ復帰した谷内田の穴埋めがポイント。ボランチとシャドーで強度と技術のバランスを取るとみられ、栃木3年目の植田がボランチでプレーできればベスト、山田や安田も強度が増せばボランチの可能性がある。右CBは攻撃への関与も重視して福島がファーストチョイスか。

ザスパクサツ群馬(1/26作成)

もともと右SBの岡本を右肩上がりにしていることや、カットインが得意な佐藤の加入、DFにも左利きが複数加わったことで、SHを順足から逆足配置に変えるのではないかと思い、天笠を右に、長倉を左に。川上エドオジョン智慧は層の薄い右SBが見込まれる。

大宮アルディージャ(1/28作成)

昨オフに続いてアンバランスな編成の印象が拭えない。ボランチが多い一方、サイドが手薄。アンジェロッティはFWとして獲得した模様で、左SHは本来FWの大澤が少し経験があるものの、右は高柳を回しても不足気味。大山が本格的にSH起用の可能性もある。

ジェフユナイテッド千葉(1/19作成→1/26更新)

SBやSHの人材を相次いで獲得したことから、4バックを念頭に置いているとみられる。右SB経験者が多いこともあり、松田や西久保は層の薄いCBでの起用も考えられる。
最初の練習試合で4-2-3-1を採用した情報があり、ポジションバランスもそのほうが良いので前の並びを変更(1/22)。
サウダーニャの移籍を反映。他選手はブワニカが左SHをやっている話などあるが動かさず(1/26)。

東京ヴェルディ(1/28作成→1/30更新)

昨季の終盤はWGが得意な選手が減ったことで2トップになったが、補強状況を見ると再び4-3-3を基本にしそう。大学で頭一つ抜けた存在の綱島はアンカーの主力候補。センターFWはエンゲルスが来日したばかり、山田もインカレで負傷し、しばらくは河村を置くかもしれない。
橋本の怪我マークを反映(1/30)。

FC町田ゼルビア(1/28作成)

エリキとデュークの本格合流前だが、始動後の紅白戦から4-4-2を継続している様子で、大型補強で優勝を目指す今季はオーソドックスな戦い方になりそう。そこに金明輝ヘッドコーチが組み立てを仕込み、左利きは重要視されるだろう。本職右SHが3人いるため、布施谷は高校時代の左SHに。

ヴァンフォーレ甲府(1/18作成→2/3更新)

篠田監督は4-2-3-1を基本とすることを明言済み。昨季の後半に離脱した小林や宮崎は全治期間を踏まえて怪我マークは付けていない。
長谷川はトップ下起用でセンターラインを固め、武富はサイドが多い様子(2/3)。

ツエーゲン金沢(1/22作成→2/8更新)

孫が開幕に間に合う可能性が低いため、復帰までは庄司を軸に黒木や井上がCBに入るだろう。ボランチの層が薄く、梶浦がどれだけ絡めるか。SHを4枚確保でき、奥田は前線で使えそうだが、昨季終盤の活躍からいくと杉浦が一歩リードか。
力安が実戦復帰したとのことで怪我マークを削除。また副キャプテンに就任して出番が増えそうな梶浦をボランチ1番手に(2/8)。

清水エスパルス(1/17作成→2/1更新)

守備時4-4-2、攻撃時4-3-3のオーガナイズを基本とする考え方は同じと思われる。コロリは前線の人材が多いことからバランスを見て右SHに入れた。
鈴木唯人のチーム離脱を反映し、セカンドトップで試されている成岡をボランチから移動(1/26)。
契約更新が発表された3人の反映と、練習試合などの起用状況を見て2列目の配置や序列を変更。乾がトップ下、神谷が左SH(2/1)。

ジュビロ磐田(1/28作成→2/3更新)

横内監督は広島と日本代表でコーチを務め、3バックと4バックの両方を使えるとみられるが、新規選手登録禁止により戦力がほぼ変わらないため、システムなどで変化を起こすしかなく、近年が3バックだったことから4バックを基本に。ブレイクしかかっている古川は出番が増えるだろう。
森岡の怪我マークを反映(1/31)。
松本は左SBでプレーすることが多い様子で、幅を取るであろう古川のサポートとして組み合わせは合う。それを受けて昨季も右SBの経験がある山本義道をズラして鈴木を右SHへ(2/3)。

藤枝MYFC(1/26作成)

J3と同様のスタイルで臨むことが明白な編成。左利きの小関は新井の控えとしてボランチでも考えられる。GKは最終ラインに加わってのビルドアップを求められ、長期離脱明けとなる上田と岡西の左利き同士の争いか。高い位置を取るワイドはほぼWGで大曽根を左に、左右できる魚里を右に。

ファジアーノ岡山(1/23作成→1/29更新)

始動からさまざまな形を試し、オプション作りに余念がない。4バックで前に厚みをもたせることも可能な陣容だが、左利きが増えたメリットを活かすなら3枚で佐野がIHか。ボランチが多かった本山は本職のSB志願でDF起用が濃厚、井川もCBで試されているがボランチ兼任だろう。
練習試合で中盤ひし形の4-4-2を試行している様子で、仕上がり順調とのことから、開幕はこの形でいきそうだ(1/29)。

レノファ山口FC(1/22作成)

選手編成を見ると3バックと4バック両方とも考えられるが、ボランチが少ないのを見ると当初の志向どおり4-3-3か。3バックの右で出番が増えた高橋は右SBに置かざるを得ない。新人の野寄は大学でIHを兼務しており、山口でも同じ起用がありそう。

徳島ヴォルティス(1/28作成)

キャンプでは中盤ひし形の4-4-2も試行している様子。ラバイン新監督が分析担当を務めたレアル・ソシエダでも採用される形で、FWに実力者が加入したことも受けて上図を基本とした。西谷や浜下を外に開かせれば従来の4-3-3に変形でき、2つを使い分けるのではないか。

V・ファーレン長崎(1/23作成)

外国籍選手7人のうち1試合に4人までしかエントリーできないため、クリスティアーノらもメンバー入りが保証されない。4-2-3-1想定の編成だろうが、CBを相次いで獲得したことで、昨季の連戦時に用いた3バックも選択肢に。大渕は練習参加時に左SBでもプレーしていたとのこと。

ロアッソ熊本(1/22作成)

主力が多数抜け、情報もなく予想は難しい。特に移籍した河原は“オンリーワン”のためシステム変更もあり得るが、アンカーの左右が下がって5バック形成の流れも崩したくないはずで、予想としては大西や東郷といった動けるタイプを右に置き、三島を中央に。豊田も大学でアンカーの経験がある。江﨑はDF登録になったことを考慮。

大分トリニータ(1/28作成→2/7更新)

4バック適性の選手もいるが、3バックを続けそう。実績に乏しい右WBは松尾を軸に茂を置いたが、前線に本職の藤本を戻せば、茂の左WB、宇津元もWBの可能性がある。池田はボランチ起用が多くなると明言されたが、コマ不足は否めず、昨季に少しやった野嶽のコンバートがありそう。
GKの出入りを反映。また練習試合ではブラジル人CBが安藤を挟む形の3バックを継続中の様子で本気度が高そう(1/31)。
池田と渡邉の怪我マークを反映。2シャドーは梅崎を一番手に(2/4)。
佐藤の怪我マークを反映(2/7)。

J3

ヴァンラーレ八戸(2/12作成)

石﨑監督の代名詞でもある3-5-2を軸に考えるとみられ、藤枝時代に指導した稲積や宮本、富山時代に重用した姫野は起用が確実。小牧と國分の右サイドの関係性を維持するか、右CBに空中戦の強さを求めるかだが、上背とスピードを兼ね備える加藤は面白い存在、JFLで実績のある長谷川も有力候補でCBの争いは激しい。逆に中盤の層は薄く、もともとアタッカーの妹尾や、SH本職の渡邊も志垣前監督就任前と同様にIHで使う可能性がありそう。

いわてグルージャ盛岡(2/5作成)

両SBを獲得したのを見ても4バックを導入するだろう。石田が入るであろう右SBの前方は左利きの桐を配置し、左サイドは幅を取る南らをSBがサポートする形になるのではないか。CB起用が多い田平や、大学時代にボランチやCBでプレーした下上も、編成的にはSBでも考えそうだ。昨季終盤にボランチ起用が増えた和田はシステム変更によりトップ下に。

福島ユナイテッドFC(2/8作成)

昨季終盤に採用した中盤3枚+2トップ継続の可能性はあるが、諸岡の移籍でアンカーが難しく、1トップ2シャドーを基本に。センターFWは補強が実現するまで樋口も候補だが、ビルドアップを考えると動かしにくい。古林は加入当初からFW登録になっているのを考慮。逆にMF登録になった森はサイド起用がありそうで、田中が2年ぶりに左WBへ回る可能性もある。最終ラインは便宜上、鈴を大武の次点にしたが、貴重な左利きとして左CBに起用し堂鼻を右CBに回すことも考えられる。

Y.S.C.C.横浜(2/12作成→2/21更新)

今季は4バックに慣れている選手も多いが、星川監督がWEリーグ初代王者に導いたINAC神戸に続いて採用する3バックで考える。昨季は2トップも用いたが、2ボランチでの守備の安定やアタッカーが多いため1トップ2シャドーか。最終的に古賀を右に置く解を出したビルドアップは、ボランチに小島と中里、GKに左利きの児玉が入って質が上がりそう。3バックの左右が広がる形なら、SBが本職の大嶋や沼田を左CBにして、WBには福田のようなウインガーを置くかもしれない。松井がコーチ兼任のため少ないボランチは、土館や古賀を動かして対応だろう。
ティネッリの契約更新を反映(2/15)。
脇坂の怪我マークを反映(2/21)。

SC相模原(2/5作成)

昨季も在籍していた選手がGK2人を含む6人だけ。4-4-2ないし4-2-3-1だと思われるが、集まった選手の特徴を鑑みて、右SBを高くして後ろ3枚に可変するような形を予想。安藤は昨季SHが多かったが、現状少ないFWではないか。デュークは若林との争いにしたが、本来の左SB起用もあり得る。田中はボランチと昨季も経験した左SBの兼任か。栗原は今季からCBにもチャレンジする。

松本山雅FC(1/21作成→2/4更新)

霜田監督は4バック採用を明言。過去に指揮を執った山口や大宮ではWGを置く形が多く、松本でもトライするだろう。スタイル転換につき、浜崎はボランチでの起用が増えると予想。中盤は稲福のようなアンカータイプを用いた逆三角形も考えられ、どこまで理想を追うかが焦点。
今季は明確にプレーポジションを決めてスタート。榎本は左WG、鈴木はトップ下に入っている模様(2/1)。
神戸とのPSMを踏まえて滝とヒアンの左右を入れ替え(2/4)。

AC長野パルセイロ(2/4作成→2/21更新)

カバーリングに長けた大野を獲得したことで、攻守のバランスを考えた3バックを基本に可変する形を継続しそう。音泉の加入と船橋の負傷明けで右の大外を使う選手が揃い、原田は昨季終盤の右ではなく左で砂森と争うか。攻撃的な中盤が多く、4バックにして厚みをもたせることも可能な陣容。大学時代は1つ前の位置だった丹羽はアンカーで試されている様子。
金珉浩と高橋の怪我マークを反映(2/21)。

カターレ富山(2/8作成→2/22更新)

昨季途中に就任した小田切監督は石﨑前監督が長く採用した3バック+アンカーから4バック+2ボランチへ変更したため、最終ラインやボランチの人材をピンポイントで獲得した印象。大畑は昨季の終盤に右SBでも起用されたが基本はCBだろう。帰ってきた脇本はボランチとCBの兼任で変わりなさそう。坪川は貴重な左利きだが、佐々木への信頼も厚そうで使い分けが見込まれる。川西の起用法は今季も難しそうで、負傷明けの大野がスーパーサブから脱却するとみる。
田川の加入を反映(2/22)。

アスルクラロ沼津(2/4作成)

中山監督の構想が明らかではなく、予想は難しい。CBの枚数が揃い、鈴木秀人ヘッドコーチとともに磐田での経験を踏まえた3バック導入も考えられるが、SHタイプが使いにくくなりそうで4バックに行き着くのではないか。昨季ポジションが頻繁に変わった鈴木拳士郎は、前線で起点になれそうな選手が少ないためFWか。ブラウンノアを左に張らせ、持井を中央に置いた4-3-3も面白い。

FC岐阜(2/12作成→2/25更新)

作り直しになる今季は上野監督を招聘。4-4-2のイメージが強いが、アタッカーがかなり多く1試合2点を目標に掲げており、柏木が復帰して庄司と共存を考えるなら3トップを模索しそう。北も久保田もライン間で受けて配給の役割か。川上は庄司の後ろに置いて併用もある。浮田、上野、横山と左利きが入り、窪田は逆サイドに置くことも考えるかもしれない。庄司が落ちればSBは高い位置を取ることが求められ、右SBは大学でやっていたFW登録の楠本、昨季に続いて山内寛史もあるか。
林の怪我マークを反映(2/16)。
三國の怪我マークを反映(2/25)。

FC大阪(1/29作成→2/18更新)

昨季のJFLでは左利きの西矢や町田を高い位置に置いた4-3-3や4-2-3-1など複数のシステムを使い分けたが、志垣監督の就任とセンターFWが数多く集まったことで4-4-2に。守備も考えればボランチの軸は禹相皓か。板倉は八戸で左SB起用がハマったが、本職が2人いるため、宇高とともに手薄な右SB起用も考えられる。清本は右SHに数えたが、起用するならトップ下かもしれない。
GK服部の加入を反映(2/1)。
清本の怪我マークと、ヴィクトールの新加入を反映。ヴィクトールは左SHが本職の様子(2/18)。

奈良クラブ(1/29作成)

4-3-3で中盤を正三角形か逆三角形か選ぶ流れは変わらないだろう。左CBでブレイクした寺村は本来MFで、Honda FCから加入の堀内も同様なため、併用を模索なら森田が抜けて層の薄いアンカーに上げると予想。中島のアンカーも考えられるが、現状25人しかおらず、追加補強があるかも。

ガイナーレ鳥取(1/29作成→2/23更新)

金鍾成監督のサッカーを知る田中、富樫、牛之濵が加わり、編成のバランスも良い。東條はSH中心ながら攻撃的な位置はどこでもできるため、やや数が少ないFWに置いた。昨季左SBもこなした文仁柱はボランチ起用が増えるだろう。
遊馬の加入を反映。また富樫がFW登録に変更となったため、東條と位置を入れ替え(2/3)。
大久保が戦列復帰し練習試合にも出場とのことで怪我マークを削除(2/23)。

カマタマーレ讃岐(2/8作成)

米山監督は4バック志向で、チームとしても昨季終盤に4バックへ切り替えている。今季最初の練習試合では4-3-3を試行した可能性があるものの、背後に抜ける動きが特徴のセンターFWが多く集まったことも踏まえて2トップを基本に。もし中盤3枚にするなら後藤はIHで起用しそう。江口はコンディションに不安があり、左利きの竹村も面白い存在。金井は手薄な右SBに入りそう。

愛媛FC(1/30作成→2/21更新)

SBが左右合わせて6人になったため、山口は昨季の東京V時代と同じくSH兼任かもしれない。トップ下は佐々木と石浦のほか、ボランチに大卒2人が入ったことで矢田を一列上げる可能性もあり、菊地も経験が豊富。行友は昨季に2種登録で3点取っており、1年目から主力候補。
忽那の怪我マークを反映。石浦は開幕に間に合う可能性もあるので付けず(2/6)。
菊地の怪我マークを反映(2/21)。

FC今治(2/4作成→2/6更新)

髙木監督は昨季からの継続を明言。中川の置きどころがポイントで、新加入のドゥドゥと組ませるのが現実的だが、層の薄い左WGに置いた3トップもあり得る。髙木監督が鳥取時代に重用した安藤はインディオ改めヴィニシウスと同じ左利きSH枠、新井は中川の次点だが4-3-3ならIHが見込まれる。ユーティリティーな松本はDF登録になったが、層の薄いSHでの起用も。
櫻内の怪我マークを反映し、白井を照山の次点に(2/6)。

ギラヴァンツ北九州(2/12作成→2/23更新)

現場復帰となる田坂監督は過去率いたクラブでいろいろなシステムにトライしたが、北九州の伝統を見ても、編成のバランスを見ても4バックにはなるだろう。昨季までは前川をセカンドトップ気味にして間で受けられるようにしたが、ここを維持するかどうか。佐藤が抜けた右SHは左利きの中山と若谷が考えられる。岡田と野瀬は共存を模索したいが、左SHに特化したタイプで使い分けになりそう。右SBに大卒2人、両SB可能な夛田も入り、CBは本村や長谷川、あるいは乾を回しそう。
大石の加入内定を反映(2/23)。

テゲバジャーロ宮崎(2/5作成)

松田監督の就任で4-4-2を想定した場合、ごっそり入れ替わるSHは実力者の石津と山崎がともに左メインのため、右の予想が難しい。南野はFWで使いたいところだが、編成から見るに切り札として右SHで使うのでは。FW登録になった永田は大学で中央から飛び出す役割だったが、動ける選手なのでSHへコンバートもあり得る。大熊は千布に代わる補強がなかったボランチに配置。GKは上背のある青木の抜擢を予想した。

鹿児島ユナイテッドFC(1/30作成)

有田と藤本が揃い、河辺や鈴木も前線でプレー可能とあって2トップ軸も検討に値するが、鹿児島が4-2-3-1を伝統にしだしていることや大嶽監督がワイドを活かすスタイルにこだわりがあるはずなので据え置き。千布の加入で中原・木村と3センターも可能だ。米澤と木出が長期離脱のため、スピードのある河辺はSHに。圓道は2列目の3ヶ所どこでもチャンスがありそう。

FC琉球(2/5作成→2/25更新)

倉貫監督の就任で、本来のポゼッションスタイルを取り戻すシーズンになる。残留したスレイを使いこなすなら2トップだろうが、スレイをオプションにとどめて、司令塔タイプの岩本をトップ下に置く4-2-3-1と迷うところ。いずれにしても開幕に間に合うか微妙な阿部の状態次第。SHは中野と清武を本来の位置に戻すだろうが、控えが苦しく、MF登録の人見は今季もSH起用がありそう。左SBは本職が福村しかおらず、大学時代に少し経験がある鍵山を置かざるを得ない。
金崎の加入を反映。ケルヴィンをSHへ(2/25)。

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