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# 7 板橋区、坂本区政を覗き、展望する

先日の政治集会で、区長の口から、もてなしの心という言葉が発せられた。これは再三聞いていたのだが、ふと新鮮な気持ちになった。
私は区長にもてなしの心の意味を率直に伺った。
内容は多岐に渡る。
私なりに整理するとホスピタリティもてなしの心(*利休七則)は共通するそうだ。これらは
主客対等であり、対価を求めない。
この時、この場、この人に集中して、心をこめたもてなしをする。 その人がいない時にでもその人の情報を入手し、心を配る。
五感と心に感動を与える。
と要約できる。

統一地方選挙で坂本候補は…もてなしの心…をモットーとする。
候補者と区民が対等の立場を維持する。
その上で思いを言葉だけでなく、区民の五感や心に直接、訴える。
『表のない』から『おもてなし』となったそうで、裏表の無い事を意味するそうだ。以心伝心で人柄を区民に伝える。この方針は16年前から変わっていないそうだ。
これにはface to faceが基本である。

一方で対抗する候補はグラフィックレコーディング(**グラレコ)の手技に精通しているようだ。コミュニケーション手法であり、1960年代から海外で一般化している。これを駆使してSNS上で区民と繋がる作戦のようだ。

選挙の1丁目目一番地である、候補者の人となりと政策内容、候補者の実績とか将来ビジョンをいかに区民に伝えるのか!
双方ともに言葉だけでなく、心や感性に訴え、区民と考えを共有し、繋がろうとしている。


*利休七則
茶は服ふくのよきように、炭すみは湯の沸わくように、夏は涼すずしく冬は暖あたたかに、花は野にあるように、刻限は早めに、降ふらずとも雨の用意、相客あいきゃくに心せよ。
**グラレコ
リアルタイムに思考を見える化する技術―。黒板に図を描きながらのミーテングに近い。情報の共有がしやすくなる、参加意識が高まる、創造性が高まるといった理由から、1960年代から欧米の多くのビジネスシーンで活用されてきた。
現在でも、幅広く利用されている。



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