〈両国の小さな定食屋|下総屋食堂〉
食堂って、こんな店だよね。
という、まさに食堂中の食堂を両国でみつけた。
なぜ両国か、というと。
じつは、ここのところ夫婦で「大相撲」にはまっていて。
そもそも二人とも、スポーツといえば散歩途中に出くわした草サッカーや草野球まで真剣にみたくなっちゃう無類のスポーツ好きなので、まあべつに特別なことではないんだけど。
在宅ワークが増えたこともあり、なんとはなしにNHKの「大相撲中継」を見る機会が増えて、関取たちの個性がだんだんわかってきて。
そうなると「推し」ができるわけで。
推しができると、明日の取り組みは誰なんだろうとわくわくしたり、今日の取り組みで腕痛めてないかと心配したり、なんとか勝ち越しだけでもしてほしいとか、あんまり勝っちゃうと三役にあがっちゃってむしろ辛いからやっぱり8勝7敗でいいよとか。
そう推しができると、ほんと忙しい。
というわけで、この歳になって初めて両国国技館に大相撲初場所を見にいくことになった。
大相撲は朝も早よから取り組みが行われているので、まあ何時に行っても自由なのだけれど、さすがに序の口から結びまで1日というのもなんだから、まあ午後一番くらいを目安とした。
で、昼飯どうする?
ちゃんこ?
でも、ちゃんこは高い、ランチでも高い。
もっとお手軽に。
国技館のちょい裏に、こんなお店あるよ。(専務)
いいねぇ、いいねぇ。(しゃちょー)
即決。
なんとも、既視感のある。
しかも、すんごい昭和の。
この風情。
(1)食材は棚から自分で選ぶ。
(2)お店のおばちゃんが適宜あっためてくれる。
(3)食う。
それだけ。
これ、ぜったい井之頭五郎来てるな。
来てない?
来るよね。ふつう。
〈専務チョイス〉
〈しゃちょーチョイス〉
湯呑みも懐かしいやつ。
小学生の頃、麦茶とか、これで飲んだ記憶あり。
大相撲と下総屋食堂。
両国の定番になりそう。
あ、そうそう、推しって誰か気になりますか?
気にならないでも言いますけど。
宇良ちゃんです。
毎場所怪我しないで、笑顔で相撲とってほしい。
みなさん、どうぞご贔屓に。
では、また。
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