朽木に咲いた 野菊の花は
いのち枯れても つきぬおもい
時が 流れ 時が 過ぎ
生まれ変わりの
寄り添う 可憐な命
朽木に咲いた 野菊の花は
秋風に思い出 ちりばめて
揺れて触れ合う
通う心は あたたかい
朽木のこころが わかるのは
私のために ささやかな
いのちの木陰に なりたいと
愛しいぬくもり くれたから
路傍の片隅で 生きた証を誰かに
伝えられる日を
小さな命
流した涙も あなたの命を潤すなら
傷だらけの 悲しみたち
むかしむかし 夕焼けが教えてくれた
あしたは今日より いい日になるって