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ランチューバー(YouTuber)にオススメのオモシロマイルレース8撰+α
先週、陸上 / ランニング系YouTuber(ランチューバー)について書いたら1週間で約8,000PVでした(見ていただきありがとうございました)。
(たむじょーさんのch登録数は↑の1週間後の5/18現在で1.11万人です)
この記事で紹介したランチューバーには「1500m牛丼」という日本発祥のオモシロ中距離レースを実行している人も多くいますが(後述します)、やはり「面白いランネタ」というのはランチューバーにとって必須ですね。
そこで、私が面白いと思うマイルレース+αを以下に紹介したいと思います。以下のレースの中には、ランチューバーでないランナーも簡単に挑戦できるものもあり、面白いものばかりなので興味がある方はぜひご覧ください。
マイルランの歴史
まず初めに1マイル1,609mのマイルレース、マイルランの歴史について説明していきます。マイルレースの起源は19世紀以前のイギリス。
その後、1954年に故ロジャー・バニスター卿が人類初の1マイルサブ4を達成。その後も、1980年代にイギリス人のセバスチャン・コーとスティーブ・オべットが1マイルの世界記録が計5回更新し、その後はスティーブ・クラム(1マイル現欧州記録保持者)が当時の世界記録を更新するなど活躍。
一方、アメリカでは1960年代にジム・ライアンが世界記録を更新。その後は
スティーブ・スコット(1マイル元北米記録保持者)
アラン・ウェブ(1マイル現北米記録保持者)
バーナード・ラガト(1500m現北米記録保持者)
マシュー・セントロウィッツ(リオ五輪金メダリスト)
らの名マイラーを輩出(1500mの選手も一般的に「マイラー」と呼ぶ)。
中距離種目の中でも1マイル / 1500mはトップの競技からエキシビジョンレースに至るまで、北米や欧州で人気の高い種目であるといわれています。
現在でも1マイルのサブ4はこの種目におけるステータスの1つとされており、アメリカの大学の指導者の実績欄には「サブ4の選手を何名今までに輩出してきたか」という書き方がされることもあります。
アメリカでは歴代の高校生で10人ほどがサブ4を達成していますが、これは1500mだと3:43よりも速い記録に相当します。日本の高校生では佐藤清春さんしか達成できていなかったであろう領域の記録です。
今回は以下にマイルレースの中でも「おふざけ」要素として人気があり、話題性のあるものをピックアップしました。また、それらから派生したマイル以外のレースについても紹介していきます。
ダウンヒルマイル
難易度 ★★★
話題性 ★★★
面白さ ★
楽しさ ★★★
キツさ ★
マイルランの中でもガチマイラーに人気なのがダウンヒルマイル。
パンデミックによって出場する大会がなくなったランナーの1人である、ウィーバー州立大のTracen Warnick(1500mPB3:49)が2020年4月11日にユタ州の下り坂でダウンヒルマイルに挑戦(フル動画はこちら)。
And here's @TracenWarnick clocking a 3:42 downhill mile (197-ft drop)
— Chris Chavez (@ChrisChavez) April 28, 2020
Strava: https://t.co/IdNyblRCkd
Full video here: https://t.co/SL0hotFhoS
📹From 800 to the finish ⬇️ pic.twitter.com/pJF142ZoEi
フラット1マイルPBが4:13の大学生が、1.6kmの高低差60mの下り坂で3:42という好記録!(フラット1マイルの世界記録を上回る記録!)
(箱根6区では見られない2:18/kmペース!)
(標高1790m→1730mの1609m。下り坂とはいえ高地での好記録)
アメリカでは今年の3月下旬(Strava)や5月上旬(FloTrack)にもダウンヒルマイルでサブ4を試みるランナーがいました(どちらもサブ4に成功)。
このダウンヒルマイルの世界最高記録は3:27.8で1983年のレースで記録されました。優勝者のマイク・ボイトの1500mPBが3:33でなので、1500mよりも109m長い1マイルでのこの記録は相当な高速記録です(ave.2:09/km)。
このように下り坂だけあって好記録続出。以下のニック・シモンズのようにフラットの1マイルでサブ4が無理でも、夢のサブ4が目指せるかも...?
(シモンズはトラック1マイルで4:39だったが74m下りのダウンヒルマイルを3:54.9で走り、VFネクスト%史上初のサブ4マイラーとなった...^^;)
日本なら箱根6区の下りがイメージできますが、動画撮影するとなると交通量の少なく、道幅の広いところで行いたいところですね。
ジーパンマイル
難易度 ★
話題性 ★★★
面白さ ★★★
楽しさ ★★★★★
キツさ ★★
「Blue Jeans Mile」ことジーパンマイルのルールは以下です。
・ジーパンの下には何を履いても良い(スパッツやコンプレッションなど)
・もちろんスパイク着用可
・上半身には何を着ても良い(上半身裸もOK)
・ジーパンは青いものでかつ100%綿か100%デニムのものでなければならない(混合のものはNG)
・足首から2インチまでなら裾をまくってもよい
2017年の春にアメリカ在住のライター / フォトグラファー(彼は昨年の冬に日本で東海大長距離チームの取材をしている:詳細)であるライアン・スターナーが世界で初めてジーパンマイルに挑戦。
マラソンを2:30台で走る彼も「最後はジーパンに汗がベタついてきた」と言い、このジーパンマイルを楽しんだよう。なんでもコツは「ゆるめのジーパンを履かないように」とのこと。
この挑戦が瞬く間に全米の学生中距離選手のハートに火をつけ、その年の夏には全米大学長距離界の強豪校であるブリガムヤング大学(東海大ぐらい強い)の当時2年のRory Linkletter(5000m13分台)が挑戦。
チームのヘッドコーである名将エド・アイストーン(リオ五輪男子マラソン6位のJared Wardのコーチでもある)もこの模様をツイートしました。
Congratulations to Rory Linkletter on his world record performance this morning in the blue jean mile: 4:16.00! pic.twitter.com/dbq7y0f2lg
— Ed Eyestone (@EdEyestone) July 31, 2017
さらにブリガムヤング大学の「公式ツイッター」でもツイートされました↓
Forget his 2nd-place NCAA 10K: BYU trackster @ThePapaLinks just set a world record #bluejeansmile with altitude converted time of 4:11.🏃⚡️👖 https://t.co/Psd8GB6JgC
— BYU (@BYU) July 31, 2017
動画を見ているとカジュアルでクールで「青春」って感じの雰囲気ですね。友達や練習パートナーとやるべきマイルレースといえます。
現在のジーパンマイルの世界最高記録は、Dillon Maggardの4:11です(この記録は準高地のユタ州での記録)。彼は当時5000mPB13:41.17という学生トップクラスの選手で、この↑のジーパンマイルの世界最高記録は、彼が全米クロスカントリー選手権(個人6位)に出場した2日後に生まれました。
このようにエリート選手の参戦が盛んなジーパンマイル界ですが、今年の5/30のPM6時(米国東部時間)には世界トップクラスのマイラーであるジョニー・グレゴリック(2017年ロンドン世界選手権男子1500m10位、1マイルPB3:49.98)がこの4:11のジーパンマイルの世界最高記録に挑戦します。
パンデミックが起こらなければ彼はこの挑戦を今回行なっていなかったのですが、この模様はインスタライブでライブ配信され、このチャレンジを通じて、医療関係者への募金活動も行われる予定です。
バスケマイル
難易度 ★★★★
話題性 ★★★★
面白さ ★★★★
楽しさ ★★★★
キツさ ★★★
ランチューバー界の「世界新記録製造マシーン」ことニック・シモンズ(2013年モスクワ世界選手権男子800m銀メダリスト)が2019年8月に挑戦したのがバスケマイル。
ジーパンマイルと同じく、誰かがやり始めたら「俺も!俺も!」とまた誰かが世界新記録に挑戦するのがマイラーの性なのでしょうか。AJ Laprayというバスケ系のYouTuber(ニックのYouTuber友達)がこの「バスケマイル」に挑戦したことをキッカケにランナー界にも浸透しました。
ドリブリングマイルと呼ばれるバスケマイルはボールをドリブルしながら1マイルを走るシンプルなレース。とはいえ、見た目以上に難しいのでしょう。
これには、高い走力とドリブルのスキルを両立が必須。ニックはAJの持っていた6分台の記録を超える5:29を記録しましたが、それを見た別のランナーが数日でそれに応戦してサブ5を達成(記録は4:59:動画)。
そして、つい最近の2020年5月16日にはノースカロライナ大陸上部のコーチがこのバスケマイルに挑戦して、4:37(68-71-70-68)という驚愕の世界最高記録をマークしてスーパーホットな話題となっています。
UNC Coach Dylan Sorensen runs a 4:37 mile while dribbling a basketball on his 30th birthday to break the world record in this event with 68-71-70-68 splits! 👏 🎥: @DylanSorensen pic.twitter.com/VHPRU0Shpz
— FloTrack (@FloTrack) May 16, 2020
スムーズなドリブル、終わった後の余裕度、名門大学陸上部のコーチという立場。その全てが驚き...(アスファルトのトラックにも少し驚き...!)。
まだ確認されてはいませんが、同じようにサッカーボールをドリブルしながらマイルを走るだとか、卓球の玉をリフティングしながらマイルを走るだとか、このバスケマイルは今後いろんな競技に派生していきそうですね。
でも、球技の中でもマイル走と相性が良さそうで、かつアメリカでも人気のあるスポーツといえばやっぱりバスケでしょう!
ストローラーマイル
難易度 ★★★
話題性 ★★★
面白さ ★★
楽しさ ★★
キツさ ★★★
日本では「バギーラン」と呼ばれているストローラーランニング。ストローらとはベビーカーのことを指しますが、バギーランは海外ではママの産後エクササイズとしても人気のアクティビティ(パパももちろんやります)。
私も娘を乗せてバギーランをやったことがあるのですが、それで速く走るとなると腕力と高い走技術が必要です。ストローラーマイルともなるとかなりのスピードですから、カーブのあるコースを避けるのが無難でしょう。
ストローラーマイルの世界最高記録は2014年に記録された4:23という高速記録(1500m通過4:05ぐらい)。この動画ではスピードが速いので安全性を考慮してスポンジボブのぬいぐるみを乗せていますね^^;
ちなみにバギーラン用のベビーカーはご覧の通り、安定性を出すために三輪のものが多く普通のベビーカーよりまっすぐ走る分にはスピードも出しやすいのですが途中で腕が疲れてくるので「掴み方」のテクニックが必要です。
ビアマイル
難易度 ★★★★
話題性 ★★★★
面白さ ★★★★★
楽しさ ★★★★★
キツさ ★★★★★
このリストの中では1番日本でも有名なマイルレースではないでしょうか。ローカルルールもありますがビアマイルHPで公式ルールが定められています。
・350mlのビンか缶のビールでアルコール度数5%以上のもの
・トラック1周をそれぞれ走る前にビールを1本飲んでから、4周(1マイル)を走流ので計4本(1.4ℓ)を飲む
・選手はビールを完全に飲みきらなければならない(飲んだ直後に缶またはビンを逆さにしてビールが残っていないかを示す)
・競技中に吐いてしまった場合は記録は無効になる
など
1980年代後半に大学のキャンパスで始まったこのビアマイルは瞬く間に世界中に広がりをみせ、北米やオセアニア、欧米で人気となり、今ではシンガポールや中国でもプライベートの大会が行われています。
日本人エリート選手ではビアマイルの経験がある選手はあまりいませんが、マスターズ陸上男子5000mM40日本記録(14分15秒34)保持者の利根川さんが中国・大連への出張中の休日に、中国のビアマイル大会で優勝。
(走っているときに炭酸を抜きながら走るのがコツとのこと...!)
ビアマイルは2014年まで「サブ5の壁」が存在。しかしJames Nielsenがその年に人類初のサブ5を達成。その後次々とサブ5達成者が出て、現在の世界最高記録はカナダのコリー・ベルモア(彼はサブ4マイラー)が持つ4:33.6。
また毎年、ビアマイルの世界選手権が行われており、今までにヒューストン、サンフランシスコ、ロンドン、ベルリンで開催されました。
ビアマイルは基本的にはトラックで行われていますが、場合によってロードや砂浜、特設コースなど様々な場所で行われています。世界中で人気の高いマイルレースですが、未成年が参加できないことがウィークポイントです。
チョコレートミルクマイル
難易度 ★★
話題性 ★★★
面白さ ★★★
楽しさ ★★★★★
キツさ ★★
チョコレートミルクマイルはビアマイルのチョコレートミルク版。ビアマイルに参加できない10代のランナーための青春レースです(楽しそう...!)。
毎年アメリカで行われるチョコレートミルクマイルの全米大会には、高校生や未成年の大学生の中でも有名中距離選手が参加することも。2019年全米チョコレートミルクマイル選手権では、ニューヨーク州の高校生のMark Scanlon(800mPB1:52.58)が4:52.5の大会新(世界最高記録)で優勝。
このレースは今や全米の若者中距離ランナーの登竜門であり、このような非ビールマイルのミルク系のマイルレースは、アメリカのティーンネイジャーの中では10年前ぐらいからホットなレースとなってきているようです。
日本でも新年に学生トップ選手がペーサーを務める、山猿選手権でチョコレートミルクマイルをやったら盛り上がるのではないでしょうか...?
南極マイル / 北極マイル
難易度 ★★★★★
話題性 ★★★★★
面白さ ★★
楽しさ ★
キツさ ★★★★★
南極で毎年行われる「南極アイスマラソン」にはマラソンの他に1マイルレースが開催されます。2017年にアイルランド人で欧州選手権1500m4位の実績を持つポール・ロビンソンが南極マイルの世界最高記録に挑戦しました。
ランナーズワールドの記事によれば、レース当日に起床した際に「鼻が凍っていた」というロビンソンはスパッツを3枚履いてアップを開始。
レースではスパッツ1枚、カイロ1枚、スパイクの中には靴下1足。−13℃(風が強く体感温度-20℃)という条件で「砂のように雪に足を取られ肺が爆発しそうになった」と言いながらも4:17の世界最高記録をマークしました。
Paul Robinson after historic Antarctica Mile . pic.twitter.com/pQovlwyRAy
— Richard Donovan (@RichardDonovan7) November 27, 2017
また、ロビンソンはこの5ヶ月後に北極マイルを敢行し、南極よりも寒い−32℃の極寒の中、4:50で完走し世界最高記録をマークしました↓↓
Fastest Mile at the North Pole! Ireland’s Paul Robinson on Arctic Ocean at Geographic North Pole. Temperature was -33C (-27F) on April 15th as his lungs screamed in cold air and frost damage is evident to his ear. Paul has run 3:51.1 in Fifth Ave, New York - 4:50.9 at North Pole! pic.twitter.com/nJK9siqrmE
— Richard Donovan (@RichardDonovan7) April 21, 2018
スローマイル
難易度 ★★
話題性 ★★★★★
面白さ ★★★★★
楽しさ ★★★★
キツさ ★★
まずはこの動画をご覧ください(見逃し厳禁...!)。
Everyone is out here trying to run their fastest in time trials and virtual races. But what’s the slowest mile you can run?
— CITIUS MAG (@CitiusMag) May 15, 2020
This morning, @davidlikesyou got out for a 19:38. https://t.co/LvMoxa4LaB pic.twitter.com/WceQiHPx8c
上で紹介してきたマイルレースはそのどれもが「速さ」を競うものですが、どれだけ遅く1マイルを“走れる”かを競うのが「スローマイル」です。
【ルール】
・休憩なし
・歩行は禁止
・“ランニング”をすること(両足が地面についていないこと)
もちろんこのランニングの定義は様々あるものの、そのログが、例えばStravaの "ケイデンス "セクションが150-180の範囲内であれば、それは歩行ではなくランニングをしているとみなされるとのこと。
このスローマイルはパンデミックによって日常のランニングにモチベーションを持ちにくい時期であった、2020年5月16日に世界で初めて公となりました(発案者は↑の動画でスローマイル19:38の記録を出したDavid Melly)。
Slo-mo(lly)@ByGollyMolly12 https://t.co/i9gKnIvaYH
— USATF (@usatf) May 17, 2020
このスローマイルは、バスケマイル以上にアメリカのランナー界では現在スーパーホットな話題で、米国陸連の公式ツイッターでも紹介されています。
それもそのはず、5月17日にスローマイルに挑戦したのは東京五輪女子マラソン全米代表のモリー・ザイデルという超トップ選手だったからです。
(モリーのスローマイルの記録:彼女のStravaより)
この36:56という彼女の驚異的な記録が5月17日現在のスローマイルの世界最高記録となっています。そこのあなたもスローマイルに挑戦して、SNSで#slowmilechallengeをつけて投稿してみよう...!
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以下からはマイルレース以外の+αのレースを紹介していきます。
400mジャグリング
難易度 ★★★★★
話題性 ★★
面白さ ★★
楽しさ ★★★
キツさ ★★
日本ではお手玉が馴染みがあると思いますが、この400mジャグリングでは400mというある程度高速のスピードながらもジャグリングの技を両立させ続けていくという高次元のテクニックが必要なレース。
この400mジャグリングも、数々のマイルレースを同じように新記録争いが起こり2013年にEric Walterが55.81という世界最高記録を叩き出しています。
ジャグリングの技術がないと400mをゴールできなさそうなので、これを完走できる人は限られますね。ただ、見た目は凄いので陸上大会の中休みなどのパフォーマンスには最適ではないでしょうか。
1500m牛丼
難易度 ★★★
話題性 ★★★
面白さ ★★★
楽しさ ★★★★
キツさ ★★★★★
チャンネル登録者数が日本のYouTuberとしては五本の指に入る東海オンエア。メンバーのてつやさん、ゆめまるさん、りょうさんは3人とも岡崎城西高校時代は陸上部だったそうです。
そのようなエピソードもあり、YouTuberとして2016年に日本初?の「1500m牛丼」に挑戦。この動画↓は2020年5/17現在の動画再生回数は1846万回という破格の数字となっています。
人気YouTuberたちの手でこの動画が拡散されたことで、日本のランチューバーたちもこぞって1500m牛丼の世界最高記録に挑戦していきました。
また、今年に入って、1500mを走る前に先にメガ盛りの牛丼を食べてから走る「牛丼1500m」も始まりました。とはいえ、1500m牛丼のほうが最後の牛丼がだいぶキツそうなので、牛丼と1500mならやはり1500m牛丼の方が最後のクライマックスでの逆転劇など、面白さが増すのではないでしょうか。
1600mコーラ
難易度 ★★
話題性 ★★
面白さ ★★★
楽しさ ★★★★★
キツさ ★★★
たくみTVこと村島匠選手が世界で初めて挑戦した日本初のレースです(たぶん...)。1600mという距離設定がマイル走を彷彿とさせますね。ビアマイルと同じく炭酸のあるコーラですが、その違いは
・アルコールはないが炭酸がさらに強い
・毎ラップの最初に飲むのではなく、毎ラップ走り終えてから1本空ける
・ビアマイルは1周ごとに1本350mを飲むが、コーラマイルは500ml(最後は1.5ℓ...^-^;)
村島選手の挑戦はDNFに終わってしまいました...
ビールは何かと日本では物議を醸し出しそうなので、コーラぐらいがカジュアルでいいと思いますが、そのカジュアルさではジーパンマイルと相性が良さそうですね。
ジーパンはいた集団がコーラを1周ずつ飲んで...
想像しただけで楽しそう...^^;
ウォッカ3000mSC
難易度 ★★★★★
話題性 ★★★★★
面白さ ★★★★
楽しさ ★★★★
キツさ ★★★★★
「Vodka Steeplechase」と呼ばれるウォッカ3000mSCは、アルコール度数の高いウォッカを7周半(日本なら7周)の3000mSCで1周ごとにショット1杯を飲んでいくというもので、炭酸を抜いて解毒していくビールマイルよりも過酷といえます。
ドイツ人のJulien Jeandréeは3000mSCのPBが9:33.54のランナーですが、その記録をマークした2018年にこのウォッカ3000mSCの世界最高記録の10:16.73をマークしています。
彼自身はウォッカ3000mSCに数回挑戦しているようですが、この動画では、ハードルが3000mSCの公式のハードル(横幅が長く、厚みのあるもの)でないことや、水濠のところが映っていないということで、どうやら少々いちゃんモンをつけられているようです...
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以上、12ものレースを紹介しましたが、明日からできそうなもの、仕込みや練習が必要なもの様々ありますが、寿司もお笑いも「ネタ」は鮮度が命。
最近では、パンデミックの影響でYouTubeを始めるランニング系の人が増えました。以上に紹介した牛丼マイルやコーラマイル、ビアマイル以外は日本で知名度が高くないので、ランチューバーの皆さん、早い者勝ちですよ...!
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サポートをいただける方の存在はとても大きく、それがモチベーションになるので、もっと良い記事を書こうとポジティブになります。