【謎解き攻略レビュー】ブルーピリオド×リアル脱出ゲーム「正解のない美大受験からの脱出」
漫画「ブルーピリオド」とコラボした屋内探索型の謎解き。「色鉛筆」や「ねりけし」「マスキングテープ」といった画材を利用し、美術制作になぞらえた作業系の謎解きが楽しい内容でした。
「ブルーピリオド」は、高校生の矢口八虎(やぐちやとら)が美大受験へ挑む姿と、その後の大学生活を描いた青春漫画。昨年、TVアニメ化され注目度が急上昇しましたね。
今回の謎解きでは、美大受験のエピソードを背景に、プレイヤーはブルーピリオドのキャラクター達と同じ予備校に通う美大受験生という設定。
思ったように絵が描けなくなってしまったスランプから脱出するため、矢口八虎といった原作でお馴染みのキャラクター達と交流しながら、悩みと向き合っていくオリジナルストーリーです。
最大の特徴は、何色も用意された「色鉛筆」や「ねりけし」「マスキングテープ」「色見本帳」といった画材を利用し、美術制作になぞらえた作業系の謎解きがあることです。肩から画板を下げて、ちょっと芸術家の雰囲気を味わうことができました。
会場には原作キャラの等身大パネルが設置され、彼らの持つ「エスキース帳(スケッチや作品の構想を書き留めるブック)」から情報を読み取りながら問題を解いて行くのが基本的な展開です。
エスキース帳には、そのキャラクターならではの作品の下絵や、美術に関わる用語、性格が反映された走り書きなど書かれており、原作の世界感や美術知識をふんだんに盛り込んだ内容が新鮮に感じられました。
予備校を舞台に芸術の道へ進もうとする個性豊かな若者達を描くストーリーも、青春の葛藤や爽やかさを感じられ、とても好みの内容でした。
謎解きを通して出来上がった作品を友だちや恋人同士で見せ合うのも楽しいかもしれませんね。
それでは、最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました!
※ストーリー中選んだキャラで解く問題が変わる謎解きなどなど、より詳細は次のリンク先の記事もご活用ください
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