すさきのすづくり

高知県須崎市に新しい図書館等複合施設ができるまでのプロセスを綴っていきます。2026年…

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高知県須崎市に新しい図書館等複合施設ができるまでのプロセスを綴っていきます。2026年の開館に向けて、どんな人が関わり、何を考えて、どんな場所ができるのか。「新しい図書館でこんなことがしたい!」というアイデアが生まれるような情報をお届けしたいと思います。

最近の記事

視察レポート〈伊丹市立図書館ことば蔵〉

こんにちは、すさきのすづくり編集部です。 須崎市の新しい図書館等複合施設をつくるために、このプロジェクトでは全国の先進事例に学んで須崎流のあり方を模索しています。 2024年2月21日(水)、楠瀬市長とプロジェクトメンバーで伊丹市立図書館本館ことば蔵の視察調査へ行きました。 伊丹市の文化を醸造する「ことば蔵」館内見学伊丹市は「清酒の発祥地」といわれ、「ことば蔵」の愛称は市民からの公募で決まったそうです。 1階のギャラリースペースでは「しおりんピック」の開催中で、創意工夫

    • 第2回市民対話を開催しました

      こんにちは、すさきのすづくり編集部です。 2024年9月28日土曜日の午後に、須崎市の図書館等複合施設の運営を考える市民対話の第2回を開催しました。平日の夜に開催した前回とは曜日と時間帯を変え、15名の皆さんにご参加いただきました。前回より女性の割合が多く、今回はじめて参加した方も3分の1ほどいらっしゃいました。 すさき流の運営を考えよう前回に引き続き、アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)代表の岡本真さんが対話の進行を務めました。 須崎市で整備を進めている図書

      • 視察レポート〈ぎふメディアコスモス〉

        こんにちは、すさきのすづくり編集部です。 須崎市の新しい図書館等複合施設をつくるために、このプロジェクトでは全国の先進事例に学んで須崎流のあり方を模索しています。 2024年4月17日(水)、岐阜市へと視察調査へ行きました。 岐阜駅に隣接する岐阜市立図書館分館を出発点に、「ぎふまちライブラリー」参加店を回って「みんなの森 ぎふメディアコスモス」を訪れました。 岐阜市立図書館分館+ファッションライブラリー岐阜駅に隣接した施設の地下一階に、岐阜市立図書館の分館があります。午前

        • 視察レポート〈釧路市〜厚岸町〉

          こんにちは、すさきのすづくり編集部です。 須崎市の新しい図書館等複合施設の運営を考えるために、このプロジェクトでは全国の先進事例に学んで須崎流のあり方を模索しています。 公立図書館の運営には、自治体が直営する方法のほか、民間の事業者に運営を委託する「指定管理者制度」を導入しているところもあります。須崎市にこの運営方法が適しているかを検討するため、2024年6月20日(木)〜22日(土)にかけて、事業者(arg、majima DESIGN)が釧路市中央図書館を中心に北海道東部

        視察レポート〈伊丹市立図書館ことば蔵〉

          視察レポート〈真庭市立中央図書館〉

          こんにちは、すさきのすづくり編集部です。 須崎市の新しい図書館等複合施設をつくるために、このプロジェクトでは全国の先進事例に学んで須崎流のあり方を模索しています。 瀬戸内市民図書館につづいて、2024年8月21日(水)は岡山県の真庭市立中央図書館へ視察調査へ行きました。 林業のまち、酒蔵のあるまち、真庭市中央図書館真庭市は岡山市から車で1時間と少し走ったところにある、県内で最も広い自治体です。林業の盛んなまちで、道中でも製材所や木材を運ぶトラックをたくさん見かけました。酒

          視察レポート〈真庭市立中央図書館〉

          視察レポート〈瀬戸内市民図書館もみわ広場〉

          こんにちは、すさきのすづくり編集部です。 須崎市の新しい図書館等複合施設をつくるために、このプロジェクトでは全国の先進事例に学んで須崎流のあり方を模索しています。 2024年8月20日(火)、岡山県の瀬戸内市民図書館もみわ広場へ視察調査へ行きました。 瀬戸内市民図書館もみわ広場の見学小林裕治 館長、横山ひろみ 司書 、 図書館友の会「せとうち・もみわフレンズ」事務局長の水田清志さんの案内のもと、館内を見学しました。 2階建ての図書館は、吹き抜けのある開放的な空間。それぞ

          視察レポート〈瀬戸内市民図書館もみわ広場〉

          第2回市民対話を開催します

          こんにちは、すさきのすづくり編集部です。 須崎市では図書館等複合施設の施設整備と並行して、運営方法を市民の皆さまと一緒に考える対話形式の意見交換会を実施しています。 第2回のテーマは「すさき流の運営を考えよう」。 新しい施設をどのように利用したいか、どんなふうに関わりたいか。実際に施設を利用する市民の皆さまからの意見を踏まえて、ルール作りや運用方法に反映できるよう検討したいと考えています。 第1回の市民対話に参加できなかった方も、ぜひお気軽にご参加ください! 開催日時:

          第2回市民対話を開催します

          みんなが話せる! 市民対話のための「言いたい/聞きたい」カードを作ってみた

          こんにちは、すさきのすづくり編集部です。 先日、須崎市の図書館等複合施設の運営を考える第1回の市民対話を開催しました。37名の皆さんにご参加いただき、活発な意見交換が行われました。 第1回の課題から生まれたアイデア第1回の市民対話では参加者全員が車座になり、同じ話題を共有するスタイルで行いました。嬉しい盛り上がりの反面、次のような反省点もありました。 大人数の中で手を挙げて意見を出すのが苦手な人もいる 発言できる人が偏ってしまう 特定の話題に長い時間を費やしてしまう

          みんなが話せる! 市民対話のための「言いたい/聞きたい」カードを作ってみた

          第1回市民対話を開催しました

          こんにちは、すさきのすづくり編集部です。 2024年7月4日木曜日、須崎市の図書館等複合施設の運営を考える第1回市民対話を開催しました。当日の日中最高気温は34℃。日が暮れてもうだるような暑さが残る中、37名の皆さんにご参加いただきました。 大きな車座で対話この市民対話は事前の申し込みが不要で、参加したい人が直接会場へ集まる形式をとっています。第1回ということもあり、どれくらい人が集まるかは未知数。プロジェクトメンバー一同、期待と不安が入り混じるような気持ちで当日を迎えまし

          第1回市民対話を開催しました

          インタビューvol.1/川鍋達さん

          こんにちは、すさきのすづくり編集部の間嶋です。 須崎市では現在、新しい図書館等複合施設の整備を進めています。須崎らしく魅力的な場づくりを模索するためのインタビューシリーズをはじめます。聞き手の私(間嶋)は図書館づくりに関わるのが初めてで、須崎のこともあまり詳しくありません。そこで、須崎のまちをよく知る人・プロジェクトに関わる人にお話を聞きにいくことにしました。 インタビュー第1号は、すさきまちかどギャラリー/旧三浦邸の館長、川鍋達さんです。すさきまちかどギャラリーは、アート

          インタビューvol.1/川鍋達さん

          第1回市民対話を開催します

          こんにちは、すさきのすづくり編集部です。 須崎市では現在、図書館等複合施設の整備を進めています。 新しい施設をどのように利用したいか、どんなふうに関わりたいかを市民の皆さまと考える意見交換会を実施します。 第1回のテーマは「市民協働の運営って何だろう?」。須崎らしい施設の運営方法を対話形式で考えます。 開催日時:2024年7月4日(木)19:00〜20:30(予定) 会場:須崎公民館(交流ひろばすさき) 事前のお申し込みは不要です ※中止の場合は須崎市のホームページでお知ら

          第1回市民対話を開催します

          須崎市図書館等複合施設整備の基本設計の完成に向けた説明会を開催しました

          こんにちは、すさきのすづくり編集部です。 去る2024年4月5日、6日に図書館等複合施設整備の基本設計完成に向けた市民説明会を開催しました。 実施概要説明会は次の日程で開催し、のべ47名の市民の方にご参加いただきました。 2024年4月5日(金)19:00~20:30 会場:交流ひろばすさき(須崎公民館)大会議室 参加人数:19名 2024年4月6日(土)9:30~10:30 会場:交流ひろばすさき(須崎公民館)大会議室 参加人数:11名 2024年4月6日(土)13

          須崎市図書館等複合施設整備の基本設計の完成に向けた説明会を開催しました

          新しい図書館はどこにできるの?

          こんにちは、すさきのすづくり編集部です。 前回の記事では、「須崎市図書館等複合施設」がどんな施設になるのかをお伝えしました。 今回は「須崎市図書館等複合施設」がどこにできるのか、施設の防災の考え方と合わせてお伝えします。 施設整備地の考え方須崎市図書館等複合施設は西糺町のライフタウンゆたか跡地を建設地として整備を進めています。現須崎市立図書館から約600メートル北西、城山のふもとです。 須崎市では、中心市街地活性化のため立地適正化計画を策定しています。今後ますます高齢化

          新しい図書館はどこにできるの?

          須崎市図書館等複合施設ってどんなところ?

          こんにちは、すさきのすづくり編集部です。 今回は「須崎市図書館等複合施設」がどんな施設になるのか、設計コンセプトと合わせてお伝えします。 新しい価値観で新しい須崎を創る拠点須崎市図書館等複合施設は、既存の図書館としてだけではなく、利用者の方ひとりひとりにとって、新しい“何か”を見つけられる出会いの場となることを目指して取組みを進めています。 じっくり本を読めることはもちろん、最新技術に触れられるPCルームや、さまざまな活動ができる貸室やホール、子育て世代が親子で滞在できる

          須崎市図書館等複合施設ってどんなところ?

          視察レポート〈イクネスしばた編〉

          こんにちは、すさきのすづくり編集部です。 須崎市の新しい図書館等複合施設をつくるために、このプロジェクトでは全国の先進事例に学び、須崎流のあり方を模索しています。 2024年2月19日から2月21日にかけて、楠瀬市長とプロジェクトメンバー計14人で視察調査へ行きました。今回訪れたのは新潟と伊丹市の5つの施設です。 イクネスしばた(新潟県新発田市) 聖籠町立図書館(新潟県聖籠町) まちやま(新潟県三条市) ミライエ長岡(新潟県長岡市) 伊丹市立図書館本館ことば蔵(

          視察レポート〈イクネスしばた編〉

          須崎市に新しい図書館をつくっています

          はじめまして、すさきのすづくり編集部です。 高知県須崎市では、2026年の開館に向けて新しい図書館等複合施設の準備を進めています。 「すさきのすづくり」は、須崎市に新しい図書館ができるまでのプロセスをオープンにし、市民の皆さんと一緒に魅力的な場づくりを考えることを目指す情報発信メディアです。 すさきのすづくり編集部では arg(アカデミック・リソース・ガイド)、majima DESIGN を中心に、須崎市図書館等複合施設の設計施工を担う事業者、須崎市生涯学習課と一緒にコン

          須崎市に新しい図書館をつくっています