そろそろ恋しい？日本食

1年間の滞在中、ホームシックになったことは一回もなかった。でも、やはり和食は恋しくなる。醤油やお出汁の風味ってなんだかホッとするんだよね。

キッチンの棚を開けるときが来た

寮の冷蔵庫の中の初日に買った生鮮野菜（ミックスサラダとニンジンと玉ねぎ）は消費期限が迫ってきた。

主食のパスタはまだ余っているけど、正直、ちょっと飽きてきた。

もうすぐ次の買い出しに行かなきゃな〜。

とりあえず今夜の食事はどうしようか、

そこで、キッチンの棚の中にしまっていた秘伝のアイテムを取り出す。

日本から持ってきた、そう、それは…

Dinner time

わかめ蕎麦！Soba noodle!　とサラダ

うわー、サラダが雑。。。

なんか和食って恋しくなるのよね。

インスタントの蕎麦と粉末出汁だけど、ニンジンと刻み玉ねぎを入れて、

これまた日本から持ってきた乾燥わかめを水で戻して蕎麦にのせてみた。

うん、このノンオイルな醤油出汁、そして、わかめの持つ磯の香りを求めていたのだ。

喉が渇くとわかっていながら、ごくごくとつゆを飲み干してしまった。

またしばらく味わえないのかな。

と思っていたら、

なんとびっくり、

こっちのスーパーの日本食コーナーであっさりと見つけてしまうのだった。

オーストラリアのスーパー、やるな！

VEGANの和食事情

ちなみにヴィーガンとして和食はなかなか難しいところがある。

肉食メインの洋食に比べて和食ってヘルシーなイメージだし、ヴィーガンでも取り入れやすいのでは？と思われがちだが、

実は和食に欠かせない「出汁」がヴィーガンじゃないことが多いのだ。

そう、「カツオ出汁」である。

一般的にレストランの料理や惣菜には、カツオ出汁が使われている。

なので、ヴィーガンは野菜出汁、昆布出汁、椎茸出汁を使って自炊するのだ。

まあ、植物性の出汁だけでも、十分、美味しいからね。

味噌汁、おでん、煮物、炊き込みごはん、蕎麦やうどんの汁。

日本のスーパーにも植物性出汁のオプションが並べられると（手軽で）嬉しいんだけど、

やっぱり自分で作るのが一番かな。