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不正な貸し付けの可能性が高く、破産の可能性が高い、金融庁に相談すべき内容

私たちはスルガ銀行被害者同盟、通称SI被害者同盟です。
同盟の概略はここから読めます。

https://note.com/suruga_illegal/n/n36738d72cccb

このnoteでは、被害にあった同盟メンバーの苦しい声をご紹介しています。さらなる被害者を二度と出さないためにも、この事実を正しく世間に知らせていくと共に、平穏な生活を取り戻すために活動を続けて参ります。

Hさん 49歳 被害額1億1500万

私は1972年生まれ、現在49才です。メーカーに勤務しており、妻と中学生の息子の3人家族です。
2015年、スルガ銀行から優良会社として不動産販売会社O社を紹介され、2棟の不動産を購入しました。
セミナーでの勧誘や銀行の支援により、不動産投資が簡単でリスクが少ないと説かれました。しかし、実際に物件を購入すると、修繕や入居者確保に多額の費用がかかり、収支はマイナスになりました。

例えば、1棟目の茨城県の鉄骨3階建物件(築28年)では、予定の修繕工事が完了せず、自分で工事業者を雇って修繕を行う必要があり、その費用は総額約2000万円にも上りました。また、2棟目の北海道の鉄骨3階建物件(築27年)では、毎年のように屋上防水工事、外壁工事、漏水工事などの大規模な修繕が必要で、そのための費用も年間約500万円に達しました。

さらに、税理士や金融機関からは、物件の価格が過大であることが指摘され、購入直後から破産の可能性が高いと警告されました。実際、物件の査定では、2棟とも相場の価格よりも2倍近い値段で購入されていたことが判明しました。メガバンクに相談に行った際も「不正な貸し付けの可能性が高く、破産の可能性が高い、金融庁に相談すべき内容」と言われました。

これにより、私は不安や睡眠障害に苦しみ、家族との関係も悪化しました。息子はコミュニケーションを絶ち、妻は引きこもるようになりました。
仕事にも集中できなくなり、睡眠障害の影響もあって2か月ほど会社を休職しました。その頃から心療内科を受診するようになり、今も通い続けています。

家族が崩壊し、私は借金地獄からの脱出を願う日々です。あの時スルガ銀行と関わらなかったらと常々考えます。家族の幸せの為と思って結んだ契約がきっかけで、家族がバラバラになるとは夢にも思っていませんでした。
今は自分が何のために生きているのか全く分かりません。唯一意味を見出すとしたら、不安と恐怖に陥れ、傷つけてしまった家族への償いだけです。家族との平穏な時間を取り戻し、昔の笑顔に戻りたいと願っています。

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続きは「スルガ銀行不正融資被害者同盟」のサイトで全文無料で読めます。
被害状況の悲惨さと他にも多くの被害者が同様の手口でつらい目にあっている事実をぜひ知ってください。

私たちは平穏な日々を取り戻すまで決して諦めません。

被害者014 Hさんの声
https://si-hd.org/voice/20220304.html


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