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石が歴史を保存して時間が凝縮されると犬が可愛くてしかたないはなし

これはただの趣味の話です。世界になんの影響も与えないですし、あなたが得るものは一切ありません。しかしこの記事を読むというのであれば、最後には「なるほどね」とは言っていただけるかもしれません。でも、それだけです。

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それでも読んでくれるなら
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個人的に、宝石も鉱石も、道端に落ちてる石ころもビー玉も…小さくて丸いものは全部好きなんだけど、それがどうしてなのかを説明する。わかりやすい説明とは言わない。

まず前提として「石」というものは古くから存在していることを認識してください。その古くからっていつでしょう。あなたが生まれた日に石も発生しましたか、違いますよね、もっともっと以前から存在していました。

そもそもでいえば宇宙とかいうわけのわからん空間になんやかんやあってドーーーーンってなって地球が爆誕したとか言われておりますが、その瞬間から成分的には石、石が存在してるはず。せやろ?

そこから幾千幾億年の時を超えて、我々の目の前に「石」として転がってるそいつは歴史をみてきた証人と言えるでしょう。

転がったまま見上げた空は何色だったでしょう。真っ青な空もグレーな空も、逢魔時の黄昏色、宵闇コバルトブルー、赤い月、千切雲。いくつもの恋が破れる瞬間もみてきたかも。人類の誕生も文明の開花も、戦争の狂騒、あの犯罪者の幼少期、偉大な発明家のひらめきの瞬間も… 色んなものをみてきたかもしれない。

そう考えて転がっている石ころに想いを馳せると、どうでしょう。すっごくかっこいい兄貴に見えてきやしませんか!見えませんか!?そうですか?ええ、かっこいいのにー٩( ᐛ )و<ウヒョー

石の時間感覚では時間が圧縮される

長い年月を見続けた石ころにも我々と同じように意識があり、同じ世界を生きているのだとしたら、それはもう膨大な時間をこんにちに至るまで駆け抜けてきたことになります。

我々にとっての24時間は24時間で、365日は365日ですが、石ころにとっては超高速で過ぎ去る時の一部でしかありません。石ころの感覚では我々の生涯は知覚できないほどのスピード感覚かもしれない。

石ころが我々と同じような時間感覚で”コップに水を入れて飲み干す”という行動をとったならば、人類は誕生して絶滅しているくらいの時がすぎるかもしれません。いや我々に知覚できない絶望的な時間感覚の差があるのだとすれば、そんなにちょっとの時間じゃ足りないかもしれないですな? そうですな。宇宙が誕生して滅びるくらいの時間が必要なのかもしれません…

長命の時間感覚と短命の時間感覚

ここでいう「命」とは概念的なものでしかないですが…

石ころに命があるとすれば先述の通りとても長く、そして超高速な時間感覚の中にとらわれており我々人類とは相入れないレイヤーにいるのだと思い知らされます。

少し時間感覚を人類に近づけると植物でしょうか。長寿の樹、樹齢1000年の樹が見てきた歴史も膨大なものではありますが、人類の10倍の速度で生きているのだとすればなんとなく想像ができるスピード感ですね。それでも10倍、とても早い。朝が来て昼がきて夜が来て… 目まぐるしく変わりゆく世界に目がチカチカしてしまいそうです。

ここで考えて見たいのは、短命な生物はとてもゆったりした時間の中で生きているということになるのでは? ということ。

人類が100年生きるのだとすれば、誕生から20年以内程度で寿命を迎えるワンちゃんは我々の5倍の時間感覚の中で生きているかもしれません。ワンちゃんにとっての1日は、我々の感覚でいえば5日の時間がすぎているのかも…。

ご主人様たるあなたがお留守番を言い渡して部屋を出て、戻ってくるまでの間、とても長い長い時間を彼ら・彼女らは待っているのです。家に戻った時のワンちゃんの喜び方ってば「そんなに?笑」「よろこびすぎでしょ!笑」なんて思うこともありますが

突然いなくなってしまった大好きなあなた。待てど暮らせど帰ってこない。もう二度と会えないのかも。さよならご主人様。ぼくはもうキミとはあえないかもしれないけれど、最期にこれだけは言わせてください。愛してました。


ごめんねー!!( ;∀;)ぼくもお前が大好きだーーー!!


というわけで、石が好きって話でした。

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