肩書きが「コピー×取材×日本酒」の理由
Twitterのアカウント名にも記載している、コピー×取材×日本酒。
一見すると肩書きがバラバラで結局この人は何をしたいの?と思う方もいるかもしれません。
でも実は、ひとつの軸のもと、この3つの肩書きをつけています。
キーワードは、PR視点。
PR視点、コピー、取材、日本酒、それがどう繋がるのかを今回はお話します。
素敵なものの素敵なところを届けたい
詳しくはこちらの記事を見てほしいのですが、
私がしたいことは、単純明快です。
素敵な人やものの魅力を届けるお手伝いがしたい。
その想いがあったため、私は最初、広告会社に入社しました。
でも、働いていくうちに、広告という枠ではできることが限られているのでは・・・と思うようになりました。
マスメディアの時代から、ソーシャルメディアの時代へ変化し、共通の価値観ではなく、たくさんの価値観のコミュニティが生まれるようになりました。
広告枠を買って、発信するだけじゃ、届かない時代になったのです。
そこで必要になるのが、PRの視点だと思いました。
PRとは、パブリックリレーションズ。
つまり、社会や生活者と良い関係を作ることです。
社会とどう結び付けられるか、生活者とどう結び付けられるか、を考えることです。
ソーシャルメディアで生まれた価値観の違うコミュニティそれぞれに、合わせたコミュニケーションのためには、PRの視点が必要不可欠だと思いました。
私がしたいことである、
素敵な人やものの魅力を届けるお手伝いをしたい
これを実現するために、PRの視点を取り入れようと思いました。
コピーで届ける
素敵な人やものの魅力を届けるための表現方法はたくさんあります。
デザインで、写真で、文章で、絵で、映像で…
ここではあげきれないくらいたくさんありますが、私がその中で選んだのが、キャッチコピーでした。
ここに、語れるような大した理由はありません。
単純に、コピーが好きだったからです。
学生のときから、広告コピーや、ことわざ、言葉が大好きでした。
コピーライターになりたいな・・・そんな想いがあったのにも関わらず、どうせ無理だろうな、と、諦めていた自分がいました。
自分がこれからしていきたいことを考えた結果、もう一度追いかけてみたいと思い、コピーの道を歩むことに決めた次第です。
キャッチコピーとは、ただ、文章を生み出すだけではありません。
阿部広太郎さんは、「言葉の企画」と表現しています。
言葉を使って、人やものの魅力を伝える方法をデザインすること。
それが、私がしていきたい、コピーライティングです。
取材で魅力を惹きだす
魅力を届けるためには、まず、その人や、そのものを知らないといけません。
そこで私が目をつけたのが、「取材」でした。
話を聞き、その人を知り、言葉の向こう側を想像する。そして、それを伝わる言葉に変換する。
この能力は、コピーにも、PRにも、必要だと思いました。
同時に、素敵な人やものの魅力を届けるお手伝い という軸にも一致します。
あとは、単純に何かに向かって頑張っている人の話を聞くのが好きっていう部分も大きいです。(笑)
自分の好きなものをPRする
ここまではなんとなく分かる。
じゃあ、「日本酒」は、一体なんやねん。と思う方がほとんどだと思います。
その答えも、単純です。
「好きだから。」です。
以前以下のような記事を書きました。
「好きの熱量を超えるPRノウハウは無い」
私自身心からそう思っているので、PRしたいものがあったら、私はまず、そのものを「好き」になることを心がけています。
そうやって、誰かのサービス、誰かの商品、誰かの魅力を好きになって届けるにあたって、まずは自分の好きなものの魅力をしっかり伝えられないと意味がないと思いました。
自分自身が好きなもののPR活動をすることで、それをクライアントさんのPR活動に生かそう。
そう思って、まずは、自分自身が好きな日本酒をPRする活動をしています。
誰かの好きを、私の好きに。私の好きを、誰かの好きに。
4月1日の #Aprildream で、私の夢として、
「誰かの好きを、私の好きに。私の好きを、誰かの好きに。」
と書きました。
取材で惹きだして、まず好きになる。
それを、キャッチコピーを使って届ける方法をデザインする。
そして自分自身が好きな日本酒を届けることで、好きなものをPRする能力を強化する。
誰かの好きを、好きになり、他の誰かの好きに繋げるお手伝いができれば幸いです。
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