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[不登校お兄ちゃん]というランドセル🎒を背負う妹


先日、ミラクル的に不登校の息子が『学校』という場所に、足を運ぶことができました。本当にミラクル。奇跡。


自分の小学校にも、教育支援センター、スクールカウンセラー、そんなワードの場所はどこにも行けなかった。「行かない!」そう言われ続けてた。

だから、言葉に出すこともやめた。



でも、、卒園式にも出れなかった妹であるムスメちゃんにも春は来る🌸小学校入学🌸


なので、そのワードを出さないわけにもいかなくなった。

だから、考えないわけにもいかなくなった。


そう、

不登校児がもうひとり増えることを。

入学式用のお姉さんスーツとMYランドセルを嬉しげに着て、遊んでる姿を見る限り、ムスメちゃん的にも入学を楽しみにしていると思う。

でも、2ヶ月半ぶりの幼稚園に行けなくて、卒園式に出られなかった。

児童館の親子同伴説明会も、30人ほどの集団を見かけた途端に逃げ出した。(児童館も辞退届を出してきました)


それを踏まえたら、入学式も体育館に入ることができないんじゃないかと思う。
たとえ脇にママが座って入学式を終えられたとしても、翌日からの学校生活が普通に送れるとは、思えない。


ムスメちゃんはすでにもう、《不登校のお兄ちゃんがいる妹》というランドセルも背負ってる。
(息子くんごめんね。ママはあなたのせいにしているわけじゃないのよ。)


「〇〇ちゃんの、お兄ちゃんって学校来てないの?」

学校でそんなことを言われたら、公平性が強くて、ここまで不安を抱えてきたムスメちゃんは、またきっとこう思ってしまう。

(なんで!お兄ちゃんばっかり休んでズルい!)


はあ〜〜行ける気がしない(泣)





そんなムスメちゃんが「ここに行きたい!」と言った、多様化学校(不登校特例校)

もう、ここに行くしかなくない!?



本当は、息子くんも一緒に行って欲しい。

でもまあ、とりあえず「行かない!」とお断りされました。
(もはや、口癖なのか!!)

でも、そうよね。
半年近く、不登校してきたんだ。
そう簡単には行かないよね〜〜〜〜〜〜〜!



息子くんの不登校が始まって、そのことをムスメちゃんに知られてしまって、モヤモヤしたまま幼稚園にまだ通ってくれていた頃。

ムスメちゃんはお兄ちゃん専属POLICEになった(笑)


「お兄ちゃん!ちゃんと動画はやめなきゃダメでしょ!ママが言ってたよ!」
「時間になったらタブレットの勉強するって、さっき言ってたじゃん!」
「お菓子は食べすぎるとデブになるよ!!」

その頃、見守りしてくれていた実母カウンセラーが語る。

あのときの、、お兄ちゃんを見る、ムスメちゃんの目つき(ギラギラン✧)

恐いくらいヤバかったらしい!


そんな中、
ムスメちゃん自身も、不登園になって、、

ママも適応障害で病休するようになって、3人で家に居るようになりまして。

そうしたら、ちょっとだけ。すこーーーし、落ち着きましたけど。


やっぱり正義感?公平性?平等への意識?
これが、ムスメちゃん。すごく強くなりました。

なので。
そう。
そうだね。

ママがこの前、自分から〈子どもの人生という粘着テープ〉を剥がしたように、ムスメちゃんから〈不登校のお兄ちゃんというランドセル〉を降ろしてあげるのも、大事なことだ。

ただの、たまに喧嘩する、いつものお兄ちゃんに戻してあげよう。


ありがとうございますw(誰に?)

ふふ。
まとまりました🌞


この子はこの子の人生。楽しめば良い。





多様化学校にムスメちゃんだけ行って、ムスメちゃんに「私ばっかり!」ってまた怒られるかな?
「多様化学校楽しいよ〜」って言って、「お兄ちゃんも来たらいいのに」って触発してくんないかな?


・・・・それもこれも、どうなるかなんて分からない。


その時の状況で、私(ママ)の環境も変われば良い。
それもこれも多様性(笑)


私も?教えてもらえるの?多様性(笑)


ありがとう


ありがたく頂きます(笑)




ふとね、思うの。


もし誰かに「大変だろうけど、良かったね。子供と居られる時間が持てて」とか言われたら、今は、鬼の形相で👹

「んなわけあるかい!!毎日苦しんで。悩んでるんじゃい!!」って言っちゃう。


ポジティブに考えないと、死んじゃうんだよ。心が。

分からないでしょうね。
当事者じゃなきゃ・・・前はさ、私もそうだったもの。

言う言葉が他にないから、そう言うのかも知れないけど。
(そんなときは、何も言わないでくださいね)(私も子の不登校が解消したら、そんな思いも忘れてしまうかもしれないけど)


そして、不登校が解決したと思ったって。
年を重ねてまた繰り返すかも知れない。。

親の気持ちはその度に、浮き沈むのかもしれない。

それも人生。。誰しも順繰りに、何かしら悩んで生きていくのさ。



逃げても、諦めても、負けてもいい時期がある

ゲッターズ飯田

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