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こどもには自然こそが好奇心。

いきものを追いかけるって、男のロマンなのでしょうか?
狩猟民族?泳いでる魚を採る気なの?ククルなの?(ドラえもん日本誕生より)

虫取り網を両手に持ち、こっそりと川魚に忍び寄る息子。
バシャバシャと水音をたてながら、歩き回るムスメ。
「静かに歩いて!魚逃げちゃうでしょ!!」と怒られています(笑)

夏の終わりに行った、川遊びのできる公園にて。結局全身濡れるよね。
キリギリス

家族の中で唯一、虫を平気で触れる子に育ってくれました。
(こどもの頃はわたしも大丈夫だったんだけどな‥慣れればまたイケるかな)
家の中に虫が入ってきたときに「お兄ちゃん〜〜〜!!助けて〜〜」と頼られて、ポイッと外に逃がしてあげる息子。

以前の家でムカデが出た時に叫びながらティッシュに掴んで、トイレに流したわたし。
涙目で「ママが虫流しちゃった😢かわいそう」と幼い頃の息子に言われたときは(しまった!?)と思い、それからは息子に取ってもらうことにしています。

この子には虫のいのちを大切にするココロが育っていたのか‥と大反省したものです。

思えば幼児期から、恐竜に始まり、虫・魚・両生類・古代生物に興味があり、図鑑を欲しがっていました。
見ることがなくなって興味がなくなったのかと思っていたけど「なんのカブトムシが好き?」と問われて『アトラスオオカブトムシ』と答えている。

わたしは(なにそれ???)だけど、もしかしたら図鑑がそのまま頭の中に入っているのかもしれない。

不登校児対象の沢遊びイベントでも、ひとり川のなかを集中して見ている。
このあたりには、アカハライモリやサンショウウオが生息しているらしい。
(GETしたい。見てみてたい‥)
そんな好奇心に、溢れている姿。

アカハライモリを捜索中
長靴にわざと水を入れて、ビタビタ楽しむ。

学校にまだ行けていた頃、好きな遊びは休み時間に校庭に出て、友達と虫探しをすることだった息子。
5〜6人の男女混合の虫取りチームがあったらしい。
「休み時間が短すぎるんだよ!!」とよく怒っていた。


彼の好奇心を満たすほどの時間は、学校の中にはなかった。
それを補うほどの、他の楽しいこともなかった。

天秤にかけると、どんどん「学校は楽しくない」その皿のほうが重たくなっていった。

そして天秤は壊れてしまった。

その瞬間にもっと早く気がつくことができなくて、ごめん。


でもそのおかげで知らなかった価値観に、出会うことができた。
ママもパパも、こどもたちに感謝している。

小さな自信をかき集めて、新しい自分の「あたりまえ」を探して欲しい。


時代は進んでいる。
時間は止まることはない。
世界はかならず変わる。変化する。

その変化に対応する力を、今育んでいる最中のこどもたち。

不登校の道を歩んでいる子は、これからの時代を生き抜く力を持っている。

絶対に。



迷ったり、遠回りした分、他の人が見ない何かを見ている。
それがあなたの「財産」

ゲッターズ飯田

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