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詩 光をまとった名もなき草

朝の散歩で 目に飛びこむ きらめき
これは どこからきているのだろう

ブロック塀に 蔓を伸ばすように生えている
葉っぱの裏に たった ふたつぶ
朝露が 涙のようにたまっている

その美しさは あまたの宝石も凌ぐだろう
いつ落ちるか わからないところで
その透き通った体を 支えている

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