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あやまることは相手を大切に想う事

先日ある男性に
「相談があるんですけど」
と言われて

聞いてみると
「女の人って
 なんでいつまでも許せないんですかね
 あやまったのに」
なんて仰るんです。
奥様のことらしかったのです。


「人によって
 許せない事柄が違うから
 何とも言えないけど
 『チリつも』なんじゃないかしら」
のように返事しました。

あやまっても
許してもらえるかどうかは
相手の範疇なので
考えても仕方がないような...

そして、もしかして
同じことを繰り返してるのでは?
なんてね。。

心から申し訳なかったと思っていたら
許してもらえなくても
仕方ないと思えるような気もします。
あまりずっとだと
嫌になっちゃうかもですけど。
そうしたら距離を取るしかないですかね。

その男性には
そこまで言えませんでした。
ごめんね。。
男女関係ない話なのに
「女の人って...」
なんて言われたら
真剣に相談には乗れなくなってしまって。

怒ってる人は
まずは、あやまってもらえたら
気持ちが収まることが多い
と何かで読んだことがあります。

それを読んで以降
特に仕事のメールで苦情の返信
冒頭は
「申し訳ありません」と
「恐れ入ります」
が増えました。


悪いと思ってないのに謝っても
相手には伝わってしまうので
心から思って文字にしています。


私の母は、あやまれない人です。
だから、反面教師で
あやまることの大切さが身に沁みているのかも
知れません。


ずいぶん昔 弟が、両親に
「あやまれ」
と私を通して伝えて・・・
謝罪の手紙を書いたのは父でした。
母は知らん顔していました。

「あやまれ」は
「大切に想ってくれ」の
変換だったように思っています。


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