フクロウの白いやつ🦉

2023.12フクロウに会って、フェーズの変化を体感。誰でもない「私」をひたすら掘る。…

フクロウの白いやつ🦉

2023.12フクロウに会って、フェーズの変化を体感。誰でもない「私」をひたすら掘る。 私は無意識の世界に通じていて、無意識の世界がうねりとなって、現象を生み出していると思っている。私が変化することで、どんな現象が広がるのかを日々観察したり、巻き込まれたりしている。

最近の記事

長い夢だったのかもしれない。

長い夢を見ているような感覚だった。 私は「悲観」という青いベールを被って、 この世に生まれた。 その青いベールがある以上、 世界のあらゆる出来事は、 「青」であり「悲観」である。 そのようにしか感じられないし、 そのようにしか、見えない。 それが、ベールの働き。 さらには、感覚過敏な性質も持ち合わせ、 それらが増幅されるような両親の元に 生まれた。 世の中には、悲劇ばかりが溢れ、 悲しみがあらゆるところに転がり、 私には、それらをどうすることもできない。 そう思って

    • シャボン玉みたいな透明色

      私は、たくさんの感情を持っている。 強い感情が湧き上がって、 自分がそれに翻弄される時、 その感情の出処はどこなのか、 特定する作業を、最近している。 なぜそんなことをしているかというと、 「私」に戻ってみたいから。 そして、誰でもない「私」として、 人と対話して、世界を眺めて、 改めて何を感じるのかを味わってみたい。 感情には色が付いている。 どんな色であっても受容できて、 かつ、 どんな色にも染まらない、 シャボン玉みたいな、透明色になってみたい。 そんなこ

      • 切なさゆえの「待ち」の人

        だから私は「待ち」の人なのね、と 私の「切なさ」が生まれた理由を見つけて 納得した。 「切なさ」って、 寂しさとか悲しさとかを、抱えきれない時に 感じるんだね。 しかもそこに、自分一人では何ともできない、 無情さとか無力さみたいなのが含まれる。 そういう意味では、二次感情なんだね。 「悲しさ」が限界超えて「怒り」が生まれる みたいに。 私の人生は、「切なさ」だらけだ。 と思ってきたけど、 それは大量の「切なさ」を抱えた子供の私が、 どんな場面にも登場してきていて、

        • 【感情と得体の知れないもの その4】

          白い何かに変化が起きたのは、その時だった。 おもむろに穴から首を出し、 周囲を眺め始めた。 白い何かはつるりとしていて、 イルカのような、 ムーミンの「ニョロニョロ」のような、 ナウシカの「巨人兵」のような、 感情があるのかも分からない、 得体の知れないものだった。 * 「切なさ」を探し出す必要が出てきたのは、 1人の少年とその担任の存在が理由でもあった。 12月の巡礼の時点で、 この2人は、本人達の意図しない所で、 私を非常にサポートしてくれていた。 「次

        長い夢だったのかもしれない。

          【感情と得体の知れないもの その3】

          数々の強い感情を手放してきてなお、 なぜにまた波に呑まれているのか。 「別れの季節」に、何があるのか。 自問する中で見つけたものは、 強力な「切なさ」であり、「無力感」であった。 * 案の定、それは幼少期の光景だった。 自営業をしていた我が家では、夜でも来客が 多かった。 当時の田舎ではよくある光景だったのだろうと 思う。 酔った父と来客が口論になることも、 時に殴り合いになることも、 父が母を罵倒することも、 1階で繰り広げられているそれらの喧騒は、 2階

          【感情と得体の知れないもの その3】

          【感情と得体の知れないもの その2】

          誰の中にもあるように、 私の中にも、 強い感情と紐付いた何らかの出来事がある。 簡単に言えば、「トラウマ」というものなのだろう。 「孤独感」「寂しさ」「悲しさ」「不安」 今まで私が翻弄されてきたものは、 全て「幼少期の家庭環境」に起因していたし、 親とのコミュニケーション不全があったために、 「傷」がそのまま残り、 その後の人生においても、 当時と似たような状況に陥ることで、 「傷」が反応して、 感情が強く発動してしまう。 感情が発動して困るのは、 自分がコントロー

          【感情と得体の知れないもの その2】

          【感情と得体の知れないもの その1】

          12月の巡礼で、 女性たちの無念さと繋がっていた私は、 その役割を終えてスッキリさっぱりしていた。 しかし、実はあの直後に 「次は男性」というワードが届いていて、 今後何が展開されるのか、 少し構えていた部分もあった。 そして、1月に入り、 不思議な空間のイメージが届いた。 * 真っ暗な穴(洞窟?)の中にいる白い肌の「何か」。 その存在は、その暗闇の中に単体でいる。 白い何かは、時折上空を見上げている。 上空と言っても、そこにあるのは空ではなく、 ゆらゆらと揺

          【感情と得体の知れないもの その1】

          【会津若松と私 その3】

          ~自然と無念~ 神指町は、市街地から少し離れた場所にある。 お城から離れていくにつれ、 人間の意識が薄れていくのが感じられた。 一面に広がる田んぼや、遠くに見える山並み、 雄大な景色の中には、 人間が生活するリズムとは異なるものが 淡々と流れていた。 中野竹子さんは、 会津戦争のときに「婦人隊」を結成して、 薙刀(なぎなた)で戦いに向かった女性である。 しかし、敵の銃弾を受け、 22歳の若さで亡くなった。 亡くなる間際、 彼女は敵に自分の首を取られないよう、 妹に

          【会津若松と私 その3】

          【会津若松と私 その2】

          〜墓所巡り〜 「あぁ、そうだ思い出した。これだ。」 片付ける「何か」が分かったのは、 12月に入ってからだった。 縁あって「フラーレン講習会」に参加でき、 これまた偶然にも その会場隣にあった歴史資料センター。 一度行ってみるといいと言われていたが、 一度も訪問したことがなかった場所。 思い出した「何か」は、そこに展示されていた。 「会津藩主松平家墓所」 そうだ、墓所だ。お墓参りだ。 実は数年前に、「ここに行かねば!」と思って 夫と共に入口まで行ったものの、 何

          【会津若松と私 その2】

          【会津若松と私 その1】

          〜3人の女性〜 この春から、お城の近くに勤務していて、 毎日、校舎から見ている。   その間、数人の同僚からの不思議体験を聞き、 予想はしていたけれど、程なく私の所にも やってきた。 …と言っても、 私は肉眼で幽霊が見える人ではなく。 それは一種の映像であり、情報の塊のようなものであり、脳裏に焼き付くような現象として、 特に入浴中と入眠間際にやってくる。 だから、幽霊なのか空想なのかも実は怪しい。   そんな、怪しさ満載の中で、記録に残そうと思う。     11月中旬。

          【会津若松と私 その1】

          最近、分かったことがある。

          自分はずっと、「多数派」だと思ってた。 なぜなら、大抵の人と話ができるし、 その感覚も分かるから。 だけど、どうやら私は「少数派」らしい。 今まで、私の感覚については、 特定の人以外には、積極性に 話してこなかったのかもしれない。 それは、「異質なもの」に対して人々が示す反応を たくさん見てきての、 私なりの防御だったのかもしれない。 多重人格のような、たくさんの自分を全て、 「それも私」と受容できるようになって、 どんな私であっても気にせずにいられるようになった。

          最近、分かったことがある。

          肉体を置いていくとき、

          年が明けてほどなく、叔母が肉体を離れた。 「お世話になった」だけでは表現しきれない、 本当に本当に、かけがえのない人。   昨年末、 すっかり寝たきりになった状態の叔母に 会いに行った。 とても久しぶりに。軽く4、5年ぶりに。   叔母は何も話せない状態だったし、 そこに肉体はあっても、 意識はどこかにあって、 つくづく思った。   私達は、 この世を去る時に、 形あるものは何も持って行けない。 好きであっても嫌いであっても、 この肉体を置いていかないといけない。

          肉体を置いていくとき、

          全信頼。

          1年前にnoteのID作ってた私。 1年かけて、やっと書き始め。 1年も経過してたんだね。 おまたせ、私。 誰かのために、じゃなくて、 私のために書き記しておきたい。 そもそも私は、おしゃべりが上手くない。 気の利いた返しとか、オチのある話とか、 全然できない。 でも、話したい人の聴き役はできる。 それと同じくらい、書くのもできる。 そして、どんな出来事も、全部、 カンペキの方向に動いてることも分かる。 何を「カンペキ」とするかは、イマイチ理解不能。 だけど、必ず「納得