詩 振り返り②(1~3月)

前回の続き↑



言葉遊びのような詩で、全体的に何もひねっていない直接的な表現になっています。面白味のない詩といえばそうなりますが、私にしては珍しく、最後の表現で「絶望から希望への志向」を表現できたのではないかと思います。


う~ん、正直な気持ちが出ていますね。
これを書いた時はよほど苦しかったのでしょう。
苦しい時は苦しいまま書き連ねれば、
後々それをまた読み返した時に、よりその時に近い心情で
この詩と向き合うことができる。
過去の自分と会える詩です。
そしてその詩の延長上に自分がいることに
気付かせてくれる詩です。


この詩はめっちゃ良いですね。
『嘲笑や拍手は長くは続かない』というのは、他人の評価は当てにならないということ。
じゃあ、自分の好き勝手やればいいじゃん・・・!
どっちでもいいし、どうでもいい・・・!

ただし、他人を傷つけちゃだめだよ。


こういう詩が良いんですよね~。
あまり説明しすぎず、分かるようで分からない、抽象的な感じ。
そして少し皮肉めいた感じ。
代弁者、と言うのは大げさですが、これからも身の回りの物の「声」を自分勝手に掬っていきたいと思います(笑)。


私は元々こういう詩なんて書けないと思っていました。
あまりに前向きすぎる、というか
むかつくほど希望に満ち溢れている詩、というか(笑)。

でもこの詩は、心の底からそう願って書けた詩です。
感謝することが昔から苦手な私ですが、
『出会ったすべての人に感謝』したいと、最近思えるようになりました。
なぜ思えたのか、具体的には分かりません。なんとなくです。
きっと逆に、感謝しないこと、できないことへの虚しさ、みたいなものを感じたからでしょうか?
うまく言語化できない割に、思っていることを素直に書き出せた、すごく良い詩だと思います。私自身、これを読み返すと勇気が出てきますね。


この詩の構図は少し工夫しました。雰囲気は抜群ですね。
前4つ、後ろ4つ、同じ言葉、リズム感を意識しました。
『花びらのように寒い日』が一番気に入っている表現ですね。
それってどんな日なんでしょうか?
読むたびに微妙に違う解釈が生まれる表現だと思っています。


星が夜空のニキビに見えたんです。
ということは、夜空は長らくずっと思春期のまま。

『空き家10軒分の欲求不満』は満足のいく表現ですし、
全体的に綺麗な詩だと思います。


ホント、多様性って一体何でしょうか?
多様性の意味もまともに考えようとせず、
いや、考える時間がないほど日々忙しいのなら・・・
まずは、考えよう。
一度立ち止まって、考えましょうよ。


『メジャーセブンスコードのような空』って良い表現だな、と思ってます。
元々、空自体がメジャーセブンスのよう、というか。
とても良い詩です。



しばらくnoteに詩を投稿していませんが、
すぐまた投稿したくなるかと思いきや、
不思議ともう満足だな、という気分で今います。

もちろん、詩は今でも書いていますし、
これからも書いていくと思います。

完全にもう十分だと思えるまでは投稿することもあるかと思います。
その時は、またご覧いただけるとうれしいです。


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