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詩『花びら』

花びらのようにハートが散る
花びらのようにお金も散る
花びらのように寒い日に
花びらのように酒を呑む

ひんやりとした幹に触れる
手も樹も冷たい しんかんとした夜
誰のために命を咲かせ
誰のために萌えているのか

分からないから酒を呑む
分からないから花びらは
分からない僕の胸を打つ
分からないことは美しい


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