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萩くんのお仕事 第七話

 午前中のうちには、洗濯物も綺麗になって、部屋も綺麗になって、ゴミや段ボールも捨てて、俺の本来の引越しが完了した。・・・大家さんに拠って。昼には、ロールキャベツ食って、その後、奴に電話した。地元で、農業青年やってる、悠紀夫だ。完全に、仕事のことは、ぶっとんだ。もう、ダメな奴だね。

 同い年で、一緒だったのは、地元の公立の中学まで。家が、この辺りでも珍しい、農園の息子なんで、高校は地元の公立の農業高校に行った。目下、いわく、超美人のミス玉ねぎが本命らしいのだが。この辺り、地元は玉ねぎの名産地で、悠紀夫んちの玉ねぎは、全国的にも有名な銘柄で、まあ、農業って地味に感じるけど、かなり、流行ってるらしい。そこそこ、小金を貯めてる、大地主の息子で、今は、若社長的な感じらしい。養蜂が云々って、そっちの方にも、手を付け始めたとか、言ってたかな・・・?

 そこそこ、フリーランスで、独身で、金を動かせて、っていうスペックと、まあ、それよりも、腐れ縁の親友で。俺より、ほんの少し背が低くて、痩せている。色白の優男という感じ。まあ、農業青年って、ぴったしの感じ。髪は染めたことない。なんか、解らないけど、幼稚園から一緒だから、こんな感じ。気が合う。気を遣わなくていい奴。

「スーツ着るの?」
「着ようか、いつも着ないし」
「めんどくせー」
「今日はさ、あの、ちょっと、いいとこ出ようや」
「いいとこって?」
「車回すから、東都の方」
「で、ミス玉ねぎと、どうなってんの?」
「ああ、まだだよ」
「ああ、ミスとか言ってるけど、毎年じゃん、何年前のミスだよ」
「そうだよ。うーんと、10年前の、うん、俺、付き合うなら、うちを手伝える子がよくて」
「で、ミスって、何歳?」
「ん、1個上、前、言ったじゃん」
「だっけか・・・で、なんで、玉ねぎさん、口説かないの?」
「いや、口説いてるよ。が、乗ってこない」
「男いるんじゃないの?」
「いない、と思う」
「なんで?」
「やった」
「それって、もう」
「うん、一度だけ」
「まずったな、それ」
「ううん、まずってない、好きすぎて」
「なんだよ、それ」
「あんな綺麗な、いい子いない」
「ふーん、なんだかなあ」

 地元に戻って以来、久方になるが、二人で出かけることにした。約束の時間に、車がアパートの下に来た。実家にいた時と同じ、クラクション鳴らすな、の通り、すかさず、一分以内で出ていく・・・んだけど。それで上手くいってたんだよ。

「あー、萩さーん、何々?今日、ホストモードだ、すごい、スーツ、カッコいい、ヤバいっ」

 あああ、芽実ちゃんに見つかった。学校、どうしたんだよ。まだ、早くない?って、俺、急いでるんだけどさ。スーツ着たら、ホスト扱いって、まあ、どういうことなんだ?

「ああ、静かに、バレたくない。仕事、仕事」
「へえ、よさげな車じゃない?運転手付き?あの人も、スーツ着てる。ハイヤー?」
「まあ、そんなとこ、誰にも言わないで。仕事だから、何、今日、試験とか」
「そうだよん。終わって、帰ってきたとこ。仕事なら、いいじゃん。テレビに出るの?」
「出ない、偉い人と話するだけから」
「じゃあ、そうだね。頑張ってー、いってらっしゃーい」

 そそくさと乗り込む。見てたな、悠紀夫。

「ドジー。まあ、俺、関係ないけど、年下だし、桜耀おうよう学園じゃん・・・ふーん、可愛いねえ」
「なんだよ」
「確保されてるんだ」
「・・・未成年だからあ」
「だから、確保でしょ」
たち、悪いぞ、悠紀夫」
「何、言ってんの?同族が」

 家を遠ざかる。あの後の残りの洗濯物は、奥さんに預かってくださいと、言っておいた。俺のシャツが、ひるがえってる。

「こうやって、お前と出かける、二人組で、ホテルのラウンジに行く。この車で」

 まあ、俺のリルリモより、いい車だけど。女の子は、こういうの、好きそうではあるけど・・・。

「でね、何故か、俺は、外れくじ」
「はあ?」
「二人組、誘って、なんか、俺、先に、部屋に行けるんだけど、どうしてかな?」
「知らねえよ」
「後で聞くと、お前、上手くやって、可愛い子だったり」
「なんか、分かんねえけど、お前が、あっちがいいからって、いつも、先に決めるじゃん」
「そうだっけ?・・・っうか、女の子が決めてるじゃん、半分ぐらい・・・だろ?」
「そうだっけか?」
「そうだよー」

 最低なんだよね。やってること。でも、今は仕方ない。今日は、艶肌つやきのことが引き合いに出ちゃったから。すっごい、弱い。ダメな奴だから。

「んで、玉ねぎ姉さんと、なんで、ダメなの?」
「ダメじゃない。だから、好きすぎる」
「向こうは?」
「うーん、微妙」
「でも、やったなら、推せるだろう?」
「うーん、・・・まあ、俺はいいんだ。それでも」
「何?」
「バツイチ、こぶ付き」
「なーる・・・」
「でも、いいって、言ってるのに」
「別れてないんじゃね?」
「別れてるよ」
「なんで?」
「子どもに障がいがあるんだ。耳が聞こえない」
「ああ、それは、相手考えるよ」
「でも、農業なら、できるぞ、将来的にも」
「男の子なのか?」
「そう、それが原因で、元旦那とダメになったらしいね」
「・・・ふーん、難しいんだな」
「いやいや、俺のとこ、来てくれればいいだけなんだよね。まあ、口説き続けますから。いい女なんだ。強くて、息子に対する、その頑張ってる感じにもさ、俺はまいったようなもんで」
「おいおい、それが東都中心まで行って、何、しよってんの?」
「それはそれ、これはこれ、お前だって、大体、お前のコンディションだろ、そこの」
「そこって、酷ぇ」
「違いないだろう?車まで出して、付き合ってやる、優しい友達に感謝しろよ」
「・・・はいはい、って、玉ねぎの彼女のこと、本当に、好きなんだ?」
「そうだよ。もう、5年越しだから」
「子どもは?」
「3歳」
「えー、じゃあ、それって・・・」
「まあ、ややこしいから、それはまた今度な・・・もう、頭、リセット。んで、今日は、なんでいくの?」
「そうだなあ・・・」

 スーツ縛りね。

「医者とか、ああ、銀行マンは?」
「かっこいい、いいねえ」
「実際、その職業の方は、こんなことしてないけどね」
「こんな時間にね」
「少し、ドライブして、物色して」
「・・・まあ、ついたら、夕方だから、なくもない、か」
「東都中心たって、どの辺り?」
「そうだなあ、あのベイエリアとか」
「オーシャンブリッヂのとこかな」
「もう、流行ってないね、できた頃は、凄かったけど」
「予約、サイトから入れて、あの辺りのホテル見て」
「ふーん、1泊、こんなんでいい?オーシャンホテルね」
「あー、いいかなあ。眺めがいいらしいね」
「ラウンジの方が重要だと思うよ、人が来なければ、意味ないから、周辺リサーチ、まあ、木曜日だから、金曜よりは混んでないかな?」
「不発だったら、部屋飲みね」
「わかった」

 まあ、無駄がないようには、してるんだけどね。

「おい、鳴ってる」
「あああ、めんどい」
「今、出といたら?前に、危なかったことあったから」
「解った・・・はい、ああ、神崎さん」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「あー、羽奈賀先生、いいですね。もう2話までの。ばっちりです。これで行きましょう。あと、次女役のオーディションですが、明日、東都のオーシャンホテルでやることになりました」

「え?なんで、また、そんな・・・」

「そんなって?チャンネル18は、目と鼻の先ですからね。送り迎えしますから、大丈夫ですよ」

「あああ、ちょっと、今、別件で、外にいるんですよね、・・・明日は、何時からですか?」

「一応、10時からです。プロダクションからの他に、フリーの子も少し、どこで聞いたんだか」

「まあ、解りました。詳しい場所、解ったら、早めに教えて頂きたいんですが、ちなみに、地方から来てる子とか、いませんかね?」

「なんでですか?・・・ああ、まあ、もう、こちら所属のタレントですから、出身はとにかくとして、都内住在のタレントだと思いますね。場所も、今日抑えましたから」

「ああ、わっかりました。明日、10時ですね」

「じゃ、8時半にお迎えに・・・」

「ああ、別件で出てるんで、そちらから、直行します。お気遣いなく」

「解りました。では明日、10時にオーシャンホテルの、篝の間です」

「はい、いきます。篝の間ですね。はい、では、明日」

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「なんか、出といて、良かったんじゃない?感じ」
「予約入れたホテルで、新ドラマの娘役のオーディションがあるんだ」
「えーっ、・・・ビンゴ過ぎ。ヤバくない?だから、あの質問か・・・」
「泊まってなきゃ、大丈夫だろうな・・・」
「偶然って、すごいねえ」
「そうだよなあ、ドラマなんて、偶然が積み重なったようなもんだからな・・・」
「お前が、そんな仕事すると思わなかったな。前に出るの、面倒臭いやつなのに」
「だからあ、前に出てないよ。裏方だろ。これって」
「えー、今や、あれじゃん、小説も売れて、賞とって、世界何か国に翻訳されてるとかいうの、もうね、俺、付き合いできなくなると思ったもんね」
「何、言ってんだか。何も変わんないって、だから、今だって、これ・・・」
「ラブロマンスの教祖、ルナキャッスルも世界各国で、巡業で作品が当たって。映画もランサムでノミネートされたじゃん」
「ノミネートだけね」
「そうですかあ。・・・カッコ良すぎ。小さなアパート借りてんじゃないよ。マンション一棟買いできる癖に」
「いやあ、何やってたって、産みの苦しみは同じなんだよね。勝手に結果がついてくるだけで。世界だろうが、小説だろうが、脚本だろうが、こうやって、常に、連絡されて、追われてるわけだから」
「でも、当たるんだから、いいじゃん。俺なんて、天候に見限られたら、その年は終わるからね。だから、玉ねぎだけじゃ、やってられないよ、蜂さんにも、お世話になる心算だよ」
「それも大変だよなあ・・・」
「まぁね、仕事だからな、仕方ないか。じゃあ、今度、農業界にも注目が集まるような、作品をお願いしますよ、先生」
「もう、いい、仕事は。ああ、首都高、混みそうだな・・・」

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 ベイエリアの一等地に、外国資本のオーシャンホテルがある、ランサムのホテルだったか。実業家が多い国らしいけど。前に「Escorts」の時に、王族のこと、調べたけどね。打って付けのキャラ「艶福家」は、なんか、説明するのに、言いやすい言葉でさ。ちょっと、上品な言い回しなだけだから、要は、女好きなだけで・・・。まあ、いいか。アーギュ王子とか、どんだけなんだろうな、実際。・・・会ったこと、あったっけ?エンタメフェスの時、見かけた程度だったんじゃなかったっけ?表彰式で挨拶したっけ?覚えてないや・・・。どーでもいい。

 もう、夜、6時回って、良い頃だな。勤めの終わった子たち、レストラン張ってみるかな?ご馳走して・・・

 綺麗なロビーに・・・綺麗な・・・いないかなあ?あ、悠紀夫、トイレから出てきた。

「あれえ?なんか、ごつい時計してきてない?」
「別に・・・普通だよ」
「馬鹿、笑える。バッタもんじゃないだろうな」
「え、これ、本物に、決まってるじゃん」
「興味ないから、どっちでもいいや。バレるなよ」
「だから、本物だって」

 あれ?・・・見たことある子・・・

「いた?二人組とか?」
「あ、いや、知りあいの業界人かもしれないから、ちょっと、ここで動かないで」
「お、解った」

 あれ、やっぱ、そうだ。朱莉あかりちゃんじゃん。フロントというか、エレベータ前じゃんか。ダイレクト待ち合わせすぎない?勤めは都内の支店らしいけど・・・ってことは、待ち合わせで、上司が来る?

「まだ?」
「うん、ちょっと、ヤバいかもしれないから、少し、ここ座って、行くの待とう」
「解った」

 え?肩、叩かれた。バレたか?どうしよ。まあ、いいや、悠紀夫に一芝居、打ち合わせできてるし・・・。

「すいません。これ、後ろに、落ちてましたが・・・」

 なんだ、落としものか。

「あ、スマホ、すいません・・・」
「UNAGAの、シトラス・・・?」
「え?あ・・・」
「平日には、甘いですね。でも、女の子は、結構、好んでくれるでしょう・・・」
「あ、解るんですか?」
「僕は、今日はつけてないけど」
「あ、ありがとうございました」
「いいえ」

 50代ぐらいの、なんか、仕事できそうな感じ、洗練されていて、スーツも似合ってて。カッコいい上司って感じ・・・カッコいい上司?・・・まさかね、

「なんか、すごい、渋くなかった?今の人・・・」
「あ、うん」
「でも、女の子は、結構、好んでくれるでしょう・・・」
「うるさい、似てねえ」
「って、お前のドラマに出てくる、不倫相手みたいじゃん」
「うるせ・・・あ、ヤバ・・・」

 ビンゴだあ。志芸野しぎのさんばり、決定だあ、まじ、似てる感じもあるし。・・・朱莉ちゃんの言ってた通りだ・・・ああ、行くのか、行くのか?乗った、エレベーターに・・・あああ、お母さーん、今日の夕飯のロールキャベツを、朱莉ちゃんは、明日の朝、食べるそうです・・・。

「何?」
「あー、残念、可愛い子、持ってかれたー・・・あれ、さっきの人?だろ?エレベーターだろ?完全にできてんじゃん、不倫だよ、あれ。若い子とあのビジネスマン」

 まんまの解説、痛み入るよ、悠紀夫。って、誰が見ても、バレバレ。ダメじゃん、朱莉ちゃん。

「は?入り口のとこだよ、どこ、見てんだよ?二人組いたの」
「そうかあ、悪い、てっきり、あっち見てると思ったからさ」

・・・ん?UNAGAのシトラスって・・・

結構、香水ついてるのね、お洋服。臭いのではなくて、そっちの方が強い

 あー、お母さん、鋭い。朱莉ちゃん、バレるかも、近いうち。

 あの上司と、・・・で、ブラウスとかに匂いつけて、帰っちゃって、洗濯物を抱えたお母さんが気づいてるという寸法。まあ、まあ、彼氏ということでいいけど、その・・・なんか、若向きの、つけてるんだな。あの人。・・・わざとだったりして?今日は、つけてないとか言ってたし・・・。んー・・・。何か、やっぱし、良くない感じがする。

「で、大丈夫、関係者?」
「オッケー」
「最上階のラウンジ」
「ん、行ってみようか。その1個の下の階の部屋二つ」
「高いから、空いてた感じ?」
「そうそう」
「あ、不発なら、飲もうな」
「何それ?何もしない前に、それ言わんで、よくない?」
「うーん」
「なんか、乗ってないな」
「ああ、さっき、持ってかれたから」
「あの、ビジネスマンね」
「うん、・・・あ、違うって、二人組だよ」
「そうかあ、でも、あの子、可愛かったな、真面目そうだし」
「・・・」
「のめり込んだら、可哀想なね・・・まあ、人のことだから。さあ、これから、俺たちの番だぜえ」

 って、店に入ったら、いるじゃん。あああ、悠紀夫、入ってっちゃった。真後ろ、通って。

 二人、カップル席じゃん、窓際の。確か、あれも予約席なんだ。すげえ。ああ、朱莉ちゃんにバレないようにしないと、いずれにしても、見るのも良くないし、見られるのも良くない。早く、不発でもいいから、部屋に退却したい。うわあ、その気が失せた・・・

 ウエイターの動きに合わせて、隠れ乍ら、カウンターに行く。

「こっち、こっちの方が、夜景が見える」
「何々?なんか、動きがおかしいぞ、萩」
「ああ、名前ダメ、関係者いるんだよ・・・」
「ああ、そうなんだ・・・でしたね、でしたー、ごめん」
「この期に及んで、ドジるなよ」
「俺、名前、まんまでいいもんね」

 うーん、見ちゃうな。丁度、いい感じに、朱莉ちゃんの顔、見える。家とやっぱ違うんだ。お母さんに似てるな、母娘だもんね、当たり前か。・・・っつうか、女の顔だ。やば。

「いるよな、あの不倫カップル」
「いうなって、ほっとけって」
「だって、お前、見てるじゃん」
「ついつい、仕事の・・・」
「人間観察ね、いつ、立つかなあ、部屋に行くんだろうなあって、って、俺たち、何してるの?」

「何に致しますか?」

 バーテンダーだ。・・・なんか、こいつ、知ってる気がする。何、俺の顔、見てんだよ。

「どうも、ひょっとして、萩さんですか?」
「え?」
「いらっしゃいませ。こういうものです。すぐしまってください」

 何?名刺?・・・こいつ、ああ、理系のね。なんか、せわしないぞ。なんか、こんなとこで仕事してるのか。へえ。って・・・そんな場合じゃない。

「声でわかりましたよ。同業者だって」
「あ、どうも」
「大丈夫。口固いんで、頑張ってください。バッチシ、決めてください、応援してます」
「これ、水割り二つね」
「承知しました・・・今度、コラボよろしく」

 「何?」
「ああ、何でもない、店の宣伝らしい」

  理系の、ニッコリしてくれたが。まあ、お互い顔出しNGだから、同業のよしみで大丈夫かな。悠紀夫が、鈍感で良かった。

  うーん、路線が違うから、ヤバいとは思うけど、女の子の中でバズるのかもしれないな。だけど、今は、余裕がないし、ちょっと、それは、興味薄い。

 「行ったぞ、あのカップル」
「え?」

  朱莉ちゃんとあの人、もういない。理系の所為で・・・と言っても、何もできないんだけど・・・と、一つの危機が過ぎ去ったので、目的は果たせそうかな・・・?でも、理系がなあ。ニヤニヤするなよ。おいおい。何か、合図してる。名刺が何?裏?

 「萩さんに憧れて、ライブ始めました。リスナーには内緒ですけど。今後ともよろしく」

 げー。えー、そうだったの? まあ、どうでもいいや、今は。

                             ~つづく~


みとぎやの小説・連載中 萩くんのお仕事 第七話

 お読み頂きまして、ありがとうございます。
 インドア萩くんが、外に出ました。というか、嗜好はそうじゃないのですが、少しアクティブになってきましたね。腐れ縁の親友、悠紀夫くんが出てきました。二人が並ぶと、そこそこ、いい感じらしいんですよね。
 最低なナンパ師の二人です。上手く、女の子、捕まえられるのか?それにしても、朱莉ちゃんが心配、あんなに怒っていたのに、やっぱり、親爺の手練手管に引き込まれてしまってるのか・・・?次回は、また、バタバタの新展開となる予定?!お楽しみになさってください。

 今までのお話、纏め読みは、こちらのマガジンから


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