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今までレビューしたジャンル別最凶クソゲー


今までアクション、RPGなどのゲームジャンル別のやってて苦痛だったクソゲーを書いていく。
個人的評価なのであくまで参考に


RPG部門
魔法騎士レイアース2nd

アニメや漫画原作のキャラゲー。確かにグラフィックは綺麗だし、ドラクエのようなパーティ制で数値化もされており、最低限のRPGは楽しめる。
しかし、ストーリーは前作に比べて、ちぐはぐな面がある。
ゲームオリジナルキャラクター、ラティクが何かとおかしい。今作の最大の敵、色泥棒の部下で色を盗むために世界を暗躍していた悪役で、色泥棒を色泥棒様と慕う。
青を取り戻して、一度は主人公の光に服従し、次のダンジョンの案内人になる。
しかし、次のダンジョンに入れば、青を盗んで、色泥棒に持っていくという裏切りをするのだが、最深部で色泥棒が負けて、色泥棒はラティクを気にすることなく逃亡。
ラティクは上司である、色泥棒見捨てられればあんなに慕っていたのに、色泥棒を追うことも無く、知らないとキッパリ。
まるで別人のごとく、正義に目覚めるというとんでも人格になっている。
光達も疑うことを知らないのか、あっさり仲間入りして、その後は裏切りなども疑うことがない、とんでも展開である。
光達はアニメで家を見ると全員、東京に住んでて、超豪華な家なので、スーパーお金持ちお嬢様なのは分かるが、疑わなさすぎでしょ。
そして、ゲームシステムも問題アリで、エンカ率がかなりのストレスになるゲームで2歩歩くとエンカなんてよくある。ドラクエ3の黄金の爪のようにエンカが猛烈にストレス溜まる。
なんとこのゲーム、RPGのくせに買い物という概念がないために、回復薬などはエンカからドロップでないと手に入らない、途中でのセーブポイントはあるが、全回復のポイントは無いため、ひたすら地獄のエンカとの戦いになるので、ゲームテンポがものすごく悪い。
一応、MP回復アイテムもドロップするが、消費MPなどの調整不足でHPMPも100~500程度と少ないのに、最弱のバブ魔法で10という破格の消費量で回復魔法もホイミ程度なのに15と常にガス欠に悩まされる。魔法騎士で少女たちが魔法で戦うのがメインの漫画なのに、殴り合いがメインって原作乖離している。
攻撃も黄昏のオード(配信で見た)ほどではないが、ミスも多く、実にイライラさせられる。
それだけならまだしもほぼ、ノーヒントな音ゲーなどRPGにはない仕掛けもあるので、これ、少女向けゲームなのかと疑いたくなる。大人でもクリアは難しい。

アクション部門
クレイモア

アクションはドンキーコングGB、クレヨンしんちゃん、ゴエモン綾繁一家などクソゲーはかなりあるが、これが一番苦痛度が高かった。
多分、このゲームはレビューしたゲームの中では1、2を争う屈指のクソゲー。携帯ゲームでは最凶クラス。
クレイモアという半分妖魔の戦士の物語で、良いところはクレア編をクリアしたあとのミリア編とテレサ編で、原作、アニメ未収録のストーリーを見れるくらい。これも見れるのは最初からではなく、後述する、クレア編という拷問をクリアしないと見れないので、この苦痛の先だと考えるとかなり気が重くなる。
横スクロールアクションゲームでザコ敵は妖魔や下級覚醒者しかおらず、動きは単調かつ、画面が暗めで障害物から途端に出てきて避けにくいし、段差なども落ちやすいようになっていて不親切。
操作性も最悪で、操作キーでキャラクターを動かし、ボタンで剣を振り回したり、ジャンプしたりと中々忙しいのに、妖力解放(キャラクターの能力が上がり、ライフも少しづつ回復していく)はタッチパネルと忙しく、これをずっとしていたり、ゲージいっぱいにしていると覚醒者(クレイモアの成れの果てのモンスター)となり、ゲームオーバーになってしまう。
原作の仕様とはいえ、なかなか理不尽でタッチパネルを無理に使わなくても良かったのでは?と思える。
クソゲー特有の会話で水増し感も強く、重厚なストーリーも紙芝居となっていて、重厚感が全く伝わらない。
敵もリアルな虫だったり不快感が強い。
ストーリーも少し触れたとおり、クレア編はなかなかカオスで、クレアの仇敵である、プリシラとそのパートナーであるイースレイは名前だけ出ていて、彼らと戦うことも無く、クリアとなるのは全くスッキリしない。
イースレイの一番の強い腹心、リガルドと戦って、クリアなら納得だが、リガルドを倒すと何故かやってくるのは名も無き覚醒者。もう、これがは?な展開で、名も無き覚醒者なんて要らない。
リガルドを倒して、原作通りにジーンが亡くなり、私たちの戦いはこれからだ!になるならまだしも、この覚醒者のいる意味あるのか。
リガルドってイースレイの腹心の中で1番強いという設定だったよね???
ならこいつは何?となるが、そのことには一切触れられてない。
ただ、イモムシになって、サナギになって、蛾になって、ただ、キモくて不快な敵。
そして、勝ってもイースレイやプリシラが現れず、私たちは戦いはこれからだという展開になり、、エンディングとなる。もう、は?としか思えないカオス展開で、ラスボスはどうせプリシラかイースレイだろと思った原作ファンの希望を悪い意味で打ち砕いた。
ミリア編やテレサ編を作ったから、容量不足なのか、発売された時はアニメは完結済みだが、原作は未完結でネタバレは避けたかったのか、定かでは無いが、私たちの戦いはこれからで、終わりは完全に制作側が制作を打ち切ってるとしか思えない。
原作の覚醒者討伐のように仲間と協力して、打ち倒すなんてシーンも会話パートのみで戦闘パートには一切、他の戦士は登場しないので、原作の仲間との絆も再現されていない。
クソゲーやキャラゲーに多い、グラフィックだけはまともというのが多いが、このゲームはそれさえもダメで、同じ横スクロールのスーパーマリオブラザーズと比べれば一目瞭然の低クオリティで、スーパーファミコン初期レベルで、原作やアニメの美しい世界観は全く再現されていない。
BGMも眠気を誘うものが多いし、BGMを入れていないパートもあるという手抜きっぷりでゴエモン綾繁でさえ、BGMはまともなので、隙の無いストロングスタイルなクソゲーとなっている。
声も一切無いので、アニメの豪華声優も聞けない。
もはや、問題点だらけで、ファンアイテムとしても価値は低く、買わない方が吉。クレヨンしんちゃんのオラシロでさえ、初期のしんちゃんの世界観が味わえるという意味ではファンアイテムとして価値はあるのに。
こんなゲームを出すならWiiやPS3で出して、モンハンのように覚醒者を対戦形式やオンライン、AIと協力して、倒すゲームなら神ゲーだったのにと思う。そうなれば、知名度の低い漫画なので、この漫画の友達を集めるのが大変という別の問題点はあるが、AIとも共闘出来ればさほど気にならないし、少なくとも原作再現はできている。

育成部門
星で発見たまごっち

GB版のたまごっちのように育成に特化していて、リアルタイムではたまごっちなら良ゲー。色んな要素を入れすぎてクソゲーになってしまった典型。
RPG要素があり、アダルトのたまごっちがオスメス居ない時は探すのに外に出て探索しないといけない。
東の大陸と西の大陸があり、やたら広大なマップを探索することになる。しかも、その探索の間はお世話は一切されず、ずっと放置してると失踪するというシステム。その失踪システムで、雄を捕まえてきて、嫁を見つけてきたら失踪してたなんてよくある。
ゼノブレイドのようにランドマークがあり、1度行った場所をすぐに行けるならお世話とブリード、探索の両立はできるのだが、そんなものは無い。帰りだけ、ワープマシンで帰れるが、行きはひたすらマラソンとなる。
拠点が南東にあるのだが、レアたまごっちは逆方向の北西の氷雪地帯にいるので、やっと捕まえたと思ったら、肝心の拠点にいたたまごっちは全部失踪してたなんてあるある。
ゲーム中のマップでは分かりにくいが、実際そこに行くには西の大陸を南に下って、橋を渡って、北に向かうという果てしないマラソンをする。救済処置に自転車があるが、本当にマップが広大なので、完全に焼け石に水。
たまごっちを連れていると新しいたまごっちを仲間にできないので、たまごっちを拠点に置いてきて、新しいたまごっちを仲間にしないといけないので、自動的に拠点送信機能がないのもものすごい不便。
ブリードでの雌雄厳選も面倒くさく、仲間になる画面でたまごっちの名前はもちろん、雌雄、成長期なども全く情報を与えず、拠点に入るまで全く情報が分からない、ストロングスタイルな厳選。
ロードも地味に長く、面倒くさい。
兎に角、失踪とマラソン、不親切な厳選作業でブリードに漕ぎ着けることさえ至難の業のゲーム。
育成やコンテストに出るのがこんな難しいゲームはそうそうない。
良いところはグラフィックがよく出来ていて、可愛らしく、世界観も再現出来てるのと、声優がなかなか豪華で演技が良いところ。

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