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チームビルディングコンサルタント
Gallup認定ストレングスコーチ
の徳山です。


先日、
クライアント先のチーフと
こんなお話になりました。
 
 
最近、
いろんな業務のやり方について
若手スタッフに指導している。
 
自分の判断で業務するのに
必要なことは充分に
教えているはずだ。
 
なので
 
「あなたの判断で
 進めてもらっていいから」
 
と許可しているんだけど…
 
頻繁に私のところに来て
教えを請うんです。
 
私に聞かず
やってもらえたらいいんですけど
どうしたらいいでしょうか?
 
 
このようなお話でした。
 
 
これ以上何をしたらいいんだ?
という感じで
戸惑われている様子でした。
 
 
皆様も
一通り教えたことについて
度々質問・確認を受けて
伝えることがなくて困った経験
があるのではないでしょうか?
 
 
ただ、引っかかった点もあります。
 
 
それは
「できない」ということにも
種類がありそうだ
という点です。
 
 
今の社会では
いろんな価値観を持つ人たち
が存在するようになりました。
 
 
そんな中で
ゼロリスク志向という言葉
が出てくるくらい
失敗を恐れる方が
多くなってきた印象です。
 
 
なので、
できるイメージが湧かないと
再度質問・確認しよう
とされるんだと思います。
 
 
では、
「できない」と思う要因って
どんなものが想像されますか?
 
 
私が想像したのは
 
①やり方を知らないから
 できない
 
②やり方は知っているけど
 やった経験がないから
 できない
 
③やった経験はあるけど
 その時はできなかったので
 不安がある
 
こんな感じです。
 
 
このように考えると
同じ「できないことについて教える」
ということでも
上記の①〜③のどれに該当するかで
内容が変わってくると思います。
 
 
具体的には
 
やり方を知らないのであれば
やり方を教えることが
必要になりますし、
 
やった経験がないから
「できない」と言っているのであれば
やってみるところまで
丁寧に教えてあげることが
必要になるでしょう。
 
やった経験があるものの
その際はできなかったので
不安があるのであれば
何があればできるのかを考え、
できるようになるために
フォローする必要があります。
 
 
人が
「できるようになる」までには
以下のステップが存在します。
 
「知らない」
  ↓
「知っている」
  ↓
「やってみる」
  ↓
「分かる」
  ↓
「できる」
  ↓
「している」
 
 
部下が
今どの段階にあるのか?
を丁寧に確認してあげましょう。
 
 
どの段階にあるかで
教え方が変わるはずです。
 
 
また、
部下が今どの段階にあるかを
丁寧に確認できるということは
部下との関係性も
構築されているはずです。
 
 
チームの関係性を築きながら
成果や成長に繋げるというのは
こういったことの繰り返し
なんだと思います。



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