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子ガチャ失敗させてごめんなさいの気持ち

最近よくSNSで「親ガチャ」という言葉を見かけますね。

これは、生まれてくる子供は親を選べないことを、スマホゲームのガチャになぞらえて揶揄している言葉だそうです。

もし誰かが「親ガチャ失敗した」とつぶやいていたら、それはその人にとって親が良い親と呼べるものではなかった、という意味合いになると思われます。


私は幸運なことに親に恵まれて、不自由ない暮らしや安心できる場所を得ることができました。

それにも関わらず私は不安障害になり、ヒキニートでいまだに希死念慮と戦っています。今は比較的おだやかに過ごせていますが、一時期は毎日泣いてしまったり、自傷行為をしたりして、親にひどくストレスを与えてきてしまいました。

親ガチャと呼ばれるけれど、私の場合は、親は何も悪くないのです。
ですから、私は親に子ガチャを失敗させたのだと、自責の念を抱くようになりました。

社会に出て働いてお金を稼ぎ、結婚して子供を産むことが、世間一般で言われる普通の幸せであり、親孝行になると思います。

でも私は、ほとんど毎日体調不良で、メンタルも病んでいて、親のすねをかじって生きています。

何度も自立しようと挑戦しましたが、自分の力不足で挫折してボロボロになってしまい、もう立ち上がれないところまで来てしまいました。

立ち上がってまた転んで死ぬほど苦しい思いをするくらいなら、地べたにはいつくばって呼吸だけしていたい。
ここまで頑張ってきたつもりだったけれど、私ではどこまで頑張っても努力不足なのだと思います。

こんな私は人間として欠陥品で、私自身がどんどん親の大きな汚点となっていってしまうような気がしてなりません。

親にたいして「こんな子供でごめんね」と謝罪の気持ちでいっぱいです。

今できる親孝行は、できるだけ毎日笑顔でいることと、おいしいご飯を作ることです。


ここまで読んでいただきありがとうございました。
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