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自分で掴んだ仕事

仕事に対する価値観は人それぞれ違う。

がむしゃらに仕事をして、承認欲求を満たし、これが自分にとっての幸せなんだと確信して生きている人もいる。
一方で、仕事=生きがいとしてきたがゆえに、精神を壊してしまったり、自己犠牲をためらわない生き方をしてしまう人もいる。何も残らなかったと嘆き、虚しくもなるかもしれない。

人は都合のいい生き物で、恋愛、家庭、人間関係においてうまくいかなくなったとき仕事は”癒し”にもなりうる。社会とつながっているという安心感、恋人からあなたは必要ないと突き付けられた後の喪失感を仕事で感謝されることでほんの少し癒されたりもする。居場所を与えてくれる。
何かに没頭することで嫌なことを忘れ、その時にもう一度仕事に夢中になったりもできる。

夢に夢見て手に入れた仕事。大学受験も、自分の夢のために頑張った。やっと手に入れた夢見ていた仕事。手に入れた自分がかっこよくて、嬉しくて輝かしかった。はずだった。
仕事は当たり前に淡々と続く。夢見ていた仕事だったのではないか?
繰り返し繰り返しの毎日の中であの瞬間を忘れずに過ごすことがなんて難しいことか。

In dreams begin the responsibilities. 夢の中で責任が始まる。

自分の負を抱えながら、一度抱いた夢をもう一度見よう。
一からのスタートではなく毎日、ゼロからのスタートで。
一粒の麦となり。

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