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現役高校生が部長を辞めて変わったこと

”部活をやめる”
高校生の自分がこの言葉をほかの人に告げた時、こう思われたであろう。
"ああ、続かなかったんだな” と。

私は現在、とある高校の2年生で、少し前まで文化部で部長をしていました。
中学まで一度も人を指揮するという事をしたことない自分は
さすがに経験しておかないとまずいな。
そんな考えで部長になってみたのです。
「三日坊主のような自分が、部長になるなんて。ありえない」
そんなことを周りから言われました。

部長になってみると、思ったよりかは簡単でした。
毎日大量の作業をこなすわけでもなく、集まりの時に少し話を聞く程度。
「これならいけるな」そう思っていました。

しかし想像はなかなか現実と同じようになるわけでもなく
部員が病んでしまったり、作業をたくさん自分がしたり。

そうしてある日、片耳が聞こえなくなった…そう。
体を壊したのです。
大抵、風邪やインフルにかかったりするときはあるのですが
こうした体を壊す。という事を経験したのです。

しかしながら”まだ続けたい”、そう思っていました。
そして12月。
私は心を病みました。

鬱ほどではなかったのですが、この時にはすでに”疲れた”と思っていました。
そして、私は部活、部長をやめました。
ここまでの話は昨年私の身に起こったことです。

周りの人には迷惑をかけてしまったのではないかと思ったのですが、
気づけたことも沢山ありました。

自分は周りをあまり見ないこと、他人を慰めること、そして、考えること。
色々自分を責めてしまうことばかりですが、

将来に役立てられるのではないでしょうか。
ここまで続けられたことが自分にとっての大きな一歩ではないでしょうか。

私は部活をやめてしまっても、悔いは残っていませんし、誇りを持っています。
部活をやめたことで心がクリアになり真の求めたいことが見つかった気もしました。
そして今でも経験を積ませてくれた顧問・部活に感謝しています。
では。

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