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「このところの市場の流れは、予測の線で推移しています、今後も短期的にはこの線で行く蓋然性有り。ただ米欧の商用不動産問題には注意」

本コラムでの近々の分析予測記事

本日8/1までの数日の日本市場の情勢は、これまで本コラムで記してきたスジの線で、順調すぎるほど推移してきているように思います。
少し振り返って以下に、記事を引用します。

為替、株の推移

為替については、本日8/1夜の時点で、
1ドル143円ちょうど付近と、一時135円を伺う勢いがやはりテクニカル要因によったものであることを伺わせます。
予測通りかなりのところまで円安の水準に戻りました。

株については、
日経平均で、
昨年末年始の26000円から33000円と7000円高。
4月、5月、6月と一気に上げた最高値に近いところに、現在居ます。
TOPIXでは、
昨年末年始の1800台半ばから2340程度と500ポイント高。
4月、5月、6月と一気に上げた最高値を現時点で超えています。

この先

この先ですが、もちろん精度よく読めるわけではありません。
しかし、しばらくこの水準を保つということは可能性として高いのではないかと思います。米株もポジティブになってきていますし、それにつれて日本株も上昇する可能性もあると思います。
ただ、リスクとしては、米欧の商用不動産は大きなリスクであるようです。この問題が再燃してくれば相場を押さえると思います。
日本については、そこまで不動産市場が過熱していませんので、何かあったとしても影響は軽微でしょう。
ただ米欧の株価が下がればそれなりの影響は不可避です。そういうリスクは踏まえる必要があります。

そして、中長期的な予測ですが、これは日本の金融経済についてはこれまで再三再四にわたって記してきましたように、ポジティブという予測を変える必要はないと思います。有意な状況は基本的に変わっていません。

こういう認識も含めて、個人投資家の皆さんは、ご自分なりの情勢分析の上で果敢に投資活動を進めていただければと思います。


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