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コメディー、芸能、スポーツ、映画、ドラマなどなど

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好きなコメディー、芸能、映画、ドラマなどなど誰にもある思い入れを勝手に紹介していけたら、、、、
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「『寅さん:男はつらいよ』に関する記事を集めました」

『寅さん:男はつらいよ』(松竹映画)に関する記事(少し触れている程度も)を読者の方々の便宜のため、リスト化します。 時系列でリスト化したつもりです(が、厳密ではありません)。 1)「寅さん」世代と「逃げ恥」|りょうさん (note.com) 2)「三十五年越し エピローグ3」/『無法松の一生』至純の恋を貫き通した男の仕合せ|りょうさん (note.com) 3)「三十五年越し (本編5) 自立のいとなみと美智子さんへの恋」/遠い昔の二十代の頃、恋焦がれ続けた美しい女性、美智

「BSテレ東 『男はつらいよ』第四十六作『寅次郎の縁談』」/松坂慶子二度目のマドンナ、美しさにやられる寅と観客、もしかしたら名優島田正吾も

「寅次郎の縁談」 このころになると、ストーリの基本に満男の恋愛が流れる形で作品が展開されてきます。 この第四十六作も、就活に敗れた満男が家出しひとり旅に出て行方不明になるところから物語が始まり、満男を取り戻すために寅次郎が出張っていくところから満男と寅の恋が同時進行的に進んでいきます。 マドンナ松坂慶子 今回のマドンナは、二度目の登場となる松坂慶子です。 一度目は、第二十七作「浪花の恋の寅次郎」(昭和56年/1981年 夏)に出演していますが、この作品も小欄で記事にして

「連ドラ『ブギウギ』趣里の好演、笠置シヅ子の思い出」/日曜昼の歌合戦の審査員を想い出し、明るい根っからのユーモリストだった笠置シヅ子さんを偲びながら、、、

連ドラ『ブギウギ』趣里の好演 連ドラを録画して、夕食後妻と見るのが日課となっています。 少年の日に良く見ていた歌合戦の審査員、「東京ブギウギ」のおばさん(失礼!)笠置シヅ子さんの、コミカルで明るく気丈な姿を主演の趣里に重ねながら観ています。 なかなかに趣里が好演していますね。人間性の深いところに演技が届いている感じがします。最近、東京ブギウギが唄われたときの週なんかは、笠置シヅ子という歌姫の人生と重ねて趣里の歌に泪してしまいました。 コミカルで豊かな人柄を趣里は堪らない魅

「BSテレ東 『男はつらいよ』第三十八作『知床慕情』」/三船敏郎のプロポーズ、淡路恵子の泪が感動!そしてまたしても竹下景子が寅に可愛く色っぽい目で迫る、、、

第三十八作「知床慕情」 この作品は、昭和62(1987)年夏の公開作品で、北海道知床を舞台として、三船敏郎と淡路恵子の熟年の恋と二度目のマドンナとなる「りんこ」こと竹下景子と寅の恋がシンクロしながら展開していきます。 ベテランの超俳優、超女優の名演技が嫌が応にもこの作品を佳作にしています。 竹下景子の(二度目の)出戻り娘、世界の三船と淡路恵子の恋 今回も、別役ではありますが第三十二作『口笛を吹く寅次郎』に引き続き二度目の出戻り娘役を演じます。 その親父が世界の三船、男や

「笑い飯哲夫さん、豊かでない家の子どもたちのために格安学習塾を経営」/勇気ある発言とともに実践もする哲夫さん、素敵です。

笑い飯哲夫さんのお笑いと発言 私が、笑い飯の漫才を始めて観たのは、なんばグランド花月の舞台ででした。 それまで知らなかったのは大変申し訳ないのですが、ちょうど定年になったときの記念旅行で大阪五泊六日で行った時、なんばグランド花月でその漫才を観ました。 スピーディな中に、切れのあるギャグで妻とともに大笑いした記憶があります。 このことは私的なことなのですが、一昨年安倍元総理の暗殺後や国葬議論のとき、メディアを始め、それに出演する芸能人が安倍元総理を批判し、あげつらっていた時、

「BSテレ東 『男はつらいよ』第二十六作『寅次郎かもめ歌』」/伊藤蘭、良かった!複雑な設定の中、貫くまごころが優しい!

「寅次郎かもめ歌」 この作品は昭和55(1980)年12月公開の作品です。なぜか、リアルタイムでもその後のリバイバルでも観ていませんでした。 10月に録画していたものを12月16日に妻と笑い転げながら観ました。 なぜこれまで観ていなかったのか、不思議ですが、この作品、非常に良かった、佳作です。 年の離れた父親代わり的設定は、榊原るみ以来 年の離れたマドンナとしては、榊原るみ以来の設定になるのかもしれません。 この手の設定は、結構むずかしめだと思うのですが、さすがに見入ら

「BSテレ東 『男はつらいよ』第三十二作『口笛を吹く寅次郎』」/竹下景子(当時三十歳)演じる出戻り娘のほどよいイノセントな美しさにイカれるのは寅さんだけではない

第三十二作『口笛を吹く寅次郎』 第三十二作『口笛を吹く寅次郎』は、二代目おいちゃんを演じた松村達雄が寺の和尚、出戻り娘の姉の竹下景子、和尚の父と確執を繰り返す弟に中井貴一。 たまたま訪れた岡山県高梁市、博の父親のお墓参りをしたそのお寺、帰路に就く寅の前に、法事で酒を飲み過ぎた和尚の松村達雄が現われる。しばらくするとその後ろから美しい女性が和尚に付き添うように介抱している、寅はどうしてもその美しい女性に目を奪われて和尚に誘われればもうついて行かないわけにはいかない。 当時ち

「相川七瀬さん、素晴らしい!いくつになっても学ぶ姿勢さえあれば新しい世界へ行けるんですね。改めてその尊いことを学びました。ありがとう、相川七瀬さん」

相川七瀬さんが最近神道を勉強されていることはTV等で拝見していました 最近、あの相川七瀬さんが、神道を大学で勉強されていることはTV等で拝見して「ああー、えらいなあー」と心から思っていました。 下記の記事などで改めてそのプロセスを知りました。 三児の母になっていた相川さん、高卒認定を取りさらに2年の受験勉強をして國學院大學へ 記事によれば、既に三児の母になっていた、ということで、家庭の母親として子育てもしながら、早稲田の学生に家庭教師に来てもらって歌手になるため中退した

「東京国際映画祭で阪東妻三郎の映画。三男田村亮が語る父(デイリースポーツ記事から)」いまだにニュースとなる阪妻、「無法松の一生」は永遠の名画、至純の恋と男心

田村三兄弟はリアルタイムで 我々の世代、戦後昭和30年代生まれの世代にとっては、田村三兄弟(高廣、正和、亮)は、阪妻の息子たちでもありますが、リアルタイムでテレビ、映画を彩った名優です。 それぞれに持つ味があり、高廣、正和が逝った今、亮だけがかつての時代を語ってくれる残された一人になりましたが、ある意味で親父の何かを受け継いでそれに自分で持つものを加える中で何ものかを私たちのこころに届けてくれたのだと思います。 (今回、愛着を込めて、敬称ぬきにて記します) 三男亮が語る阪

「BSテレ東 『男はつらいよ』第二十七作『浪花の恋の寅次郎』」/最も美しい女優と言っていい松坂慶子、その泪の美しさ

瀬戸内海の島での出会い、大阪の再会そして 第二十七作「浪花の恋の寅次郎」は、大阪を舞台に最も美しい女優といっていい松坂慶子(当時29歳)をマドンナに迎えての作品となります。 瀬戸内海の島で育てのおばあさんの葬儀を終えたところを二人は出会う。そして”ふみ”(松坂慶子)に惹かれるように大阪に長逗留する寅。 そして、石切神社境内で「売」をする寅のそばに、”ふみ”が現れ再会を果たす。再会というものはここまで二人を近づけるものなのか、、、、 宝山寺へのデート、”ふみ”の弟探し

「高峰秀子生誕100年企画」/この人以上の大女優はいません、私にも胸揺さぶられた記憶があります。

大女優高峰秀子 来年令和六年は、大女優の高峰秀子の生誕100年に当たると言います。 このため、その記念企画が発表されました。 映画の再映、展覧会や写真展などが次々と行われるようです。 これは全くもっともなことだと思います。 私自身も、この人を置いて、大女優と言える人を寡聞にして知りません。 私自身は、映画をリアルタイムで観る世代ではありませんでしたが、、、 私自身は、高峰秀子の映画をリアルタイムで観る世代ではありませんでした。なにしろ今から99年前の大正13(192

「『逃げ恥』は第一話がいい、何回見ても導入部の第一話のテンポと内容がいいねえ」

2016年10月ー12月に放映されたTBSの『逃げるが恥だが役に立つ』は、本当に良いドラマでした。 年甲斐もなく、私のような還暦男が完全にハマってしまって、その後もアマゾンプライムで無料になると繰り返し視聴しています。 今も無料期間になっており、現段階でほとんどを観終わりました。 https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B01M4IBJQU/ref=atv_hm_hom_c_TEdR0r_2_1 『逃げ恥』の第一話 もともとリア

「BSテレ東 『男はつらいよ』第二十五作『寅次郎ハイビスカスの花』」/面白くて切ない寅とリリーの三度目の恋

繰り返し見続けても泪する「寅次郎ハイビスカスの花」 9/23放送の「寅次郎ハイビスカスの花」は、昭和55(1980)年夏にリアルタイムで観て以来、もう20回以上見ていますが、毎回面白く切なく、新たな自分発見がありました。これも最近は毎回ですが、冒頭のリリーが小岩でヒロシと再会する最初から涙が出ました。 「寅さんに、リリーがとっても逢いたいって言ってたって」という浅丘ルリ子のセリフ、もうたまりません。浅丘ルリ子は本当に名女優です。 リリー三部作の完結編とでもいうべき「寅次郎

「古今亭志ん生 その尽きせぬ魅力 『古今亭志ん生没後50年』読売オンラインの記事に寄せて」その2

志ん生の動画映像、志ん生を動かす 昨日に引き続き、読売オンラインで志ん生没後50年の記事が掲載されました。 志ん生の動画映像というものは、あまりないらしく、わずかに残るNHKのモノクロ動画映像を、カラー復元加工してみるということもこの没後50年を機会に実施されるらしいです。 また、アニメーションでも志ん生を動かしたことがかつてあったということも紹介されています。1993年ごろの話だそうです。 さらには、それから20年以上経った2015年に紙切り芝居としてDVD化されている