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「笑い飯哲夫さん、豊かでない家の子どもたちのために格安学習塾を経営」/勇気ある発言とともに実践もする哲夫さん、素敵です。

笑い飯哲夫さんのお笑いと発言

私が、笑い飯の漫才を始めて観たのは、なんばグランド花月の舞台ででした。
それまで知らなかったのは大変申し訳ないのですが、ちょうど定年になったときの記念旅行で大阪五泊六日で行った時、なんばグランド花月でその漫才を観ました。
スピーディな中に、切れのあるギャグで妻とともに大笑いした記憶があります。
このことは私的なことなのですが、一昨年安倍元総理の暗殺後や国葬議論のとき、メディアを始め、それに出演する芸能人が安倍元総理を批判し、あげつらっていた時、正論で有名なほんこんさんとともに、哲夫さんがメディアに敢えて反対の論の、四十九日にもなっていないときに故人の批判はすべきでない、国葬を静かに見守るべきだ、との趣旨の発言をされていました。
そのことの芸人であるがゆえのデメリット、(干されるという)リスクを承知で発言されているのが良くわかりました。
それは当時、このnoteにも記事にしました(下記)。

私は、さすが関西の芸人さんだと思います。
哲夫さん、ほんこんさん、素晴らしい方々です。

以前から哲夫さんが、ボランティアに近い形で恵まれない子供たちのために、格安で学習塾をやっていることを聞いていました。
今回、記事にしたのは、下記の記事が掲載されたので改めて取り上げようと思ったのです。

哲夫さん、恵まれない子供たちのために格安学習塾を経営

現在、哲夫さんは、相場の1/3から1/5の費用、月15000円の塾「寺子屋こやや」を株式会社組織にして経営しておられるようです。
表題にあるように、「金持ちしか賢くならへんやん」という端的な課題に対しての実行であると同時に、今素直に言葉が発しづらい社会の中で子供たちがいろんな経験を積んで育ってほしいという趣旨で経営をされているようです。
それも、実に既に始めてから10年になるそうです。
なんと素敵なことでしょうか。
言うだけでなく、実践もされてきたということです。

そういう趣旨を語ってくれていますので、以下引用します。
「話すことで、同じような活動をしてくれる人がいはったらなと思ったんです。みんなが各地域でやってくれれば、全国展開になります。うちも株式会社にしたので、株で投資してもらえたら。講師は主に後輩芸人がやってくれてますけど、おじいちゃんおばあちゃんでも、バイトの大学生でも、パートのおばちゃんでも面白い。そこそこいい給料払いますよ」
「今の子育ては、『近所の人には子どもを任せられへん』とか、『あの人は気持ち悪い』『あのやり方はちょっと』とか、全部が世知辛い。親が『うちの子はこう育てたい』とあんまり思いすぎるのもよくないんじゃないかな。 僕も昔、あかんことをしたら近所のおっちゃんにえらい怒られました。当時は嫌やったけど、今は『あんとき怒られてよかった』と思う。人によっていろんな子育てがあるから、地域で子育てを担うことはすごく大事なんやないかな。『寺子屋こやや』も、学校と家以外で、子どもが悩みを相談したり社会規範を知ったりできる居場所でありたいのです。例えば、授業後にチャリでラーメン屋に行くとか、大人公認の夜遊びでちょっと背のびができるような環境も整えたい。不安な親御さんもいるかと思いますが、地域が顔馴染みなら、万が一のときも『お前、それ誰と喋ってるん』と気にかけてもらえます。 ただ、今は議論をするにも言葉を選ばなければならない場面が多いですよね。もっとざっくばらんに人と人が話せればいいのに、と感じます」
「僕は、学校も、先生がちゃんと怒れる場所であってほしいと思っています。今の先生は息苦しいでしょうね。怒ったら親にどう言われるか、メディアでどう報道されるかと恐れている。公教育がこれでは、子どものためにもならんとちゃうんかと思います。もちろん暴力はいけませんが、暴力と愛の鞭を一緒に議論するのはおかしいでしょう」

どうですか?
素晴らしいと思いませんか。

私自身もなにかこういうことに協力したり、役立つような形でこれからの人生を送っていけたらと思っています。



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