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「静かに困っている子」を助けるのが特別支援だ

皆さんは「静かに困っている子」と聞くと、どのような子供を
思い浮かべますか?

・机に座って黙ったまま…
・鉛筆を持ち、プリントに取り組もうとしてはいるが一向に進まない…
・グループ学習の時、1人黙って発言することができない…

結論から言えば
上記のような「静かに困っている子」こそ、個に応じた配慮、合理的支援を
行い、救ってあげることが責務だと考えます。

逆を考えてみましょう。
・「ギャー!」と叫んでやりたくないと言っている子
・「したくない!」と鉛筆や消しゴム、ノートを投げつけている子
・教室から飛び出し、逃げ出す子

この子たちは、自分で
「困っています!」
と態度で表しているので、逆に分かりやすいです。
見れば
「ああ、困っているんだな」
と分かるので、すぐに対応できます。

一方で「静かに困っている子」は
黙っていますが心の中に困り感や不安感を秘めています。
メタ認知できておらず、自分が困っていることを
認識できていないパターンもあります。

手を差し伸べることが大切なのです。
そして、その役目は特別支援に携わる我々です。

心理学的視点
医学的視点
教育的視点
自分のこれまでの経験から来る視点

様々な視点をもとに、子供の声にならない声に気づき
救いたいものです。
それができるのが特別支援教育だと思っています。

今日の記事は以上になります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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