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在宅勤務から見えてきたメリット・デメリット

結論:働き方選択の自由のために、会社側のメリットを提示すべき

昨今の社会的情勢を受け、私の勤務する会社でも在宅勤務(リモートワーク)の導入が推進されました。週に2日出勤、3日在宅という勤務形態で仕事をしています(エンジニアという仕事柄、100%出社なしとはいきませんでした)。実際に在宅勤務をして感じた会社と社員にとってのメリット・デメリットをまとめてみました。

その中で、在宅勤務という選択肢を維持するためには導入する会社側のメリットをどんどん提示していくことが重要だと感じました。

┃社員のメリット・デメリット

メリット
・通勤時間が無くなる
・余計な作業・会話がなくなる
・ストレスが軽減する(人間関係・環境)
・私用の自由化が進む(子供の送り向かいなど)
デメリット
・職場の人間関係が希薄化する
・息抜きが難しい
・集中できない
・私生活と仕事が混同する(家でも仕事を考えてしまう)

┃会社のメリット・デメリット

メリット
・オフィスのテナント料が削減できる
・通勤経費を負担しなくていい
・出張などの移動経費が削減できる
デメリット
・在宅勤務環境の整備が必要(情報セキュリティなど)
・仕事のスピード感が低下する
・勤務時間管理が難しくなる(残業費など)
・規則の再整備が必要になる(勤務体系、給与体系など)

┃会社にとって経費削減メリットしかない?

会社にとってのメリットは経費削減しか思いつきませんでした。昨今のニュースなどでもオフィス不要論などが取りざたされていますが、どうもそれがメインな気がします。

短期的には、会社にコロナウイルスを持ち込まないというメリットがありますが、長期的にはこのメリットは薄いと思います。

現状、社員側が会社にプラスの効果をもたらしていることが証明できていないのではないでしょうか。経費削減などはマイナスを0にしているイメージで、プラスの効果ではないかなと思います。

歴史を振り返ると、フレックス制の衰退の例があります。フレックス制は1990年代に新しい働き方として導入する流行りがりましたが、一度廃れています。自由度が増す変化に当時の社会が対応しきれなかったものと思います。勤務時間管理や、連絡手段など、現在よりもツールが少ないためでしょう。

今回の在宅勤務(リモートワーク)も同じように、「やっぱり難しいね」となる恐れがあります。

社員としては、勤務形態の自由度が増すため、在宅勤務による恩恵が大きいと思います(特に子育て世代)。これらのメリットを手放さないためにも、「こんなにパフォーマンスが上がったよ!」というアピールをしなければならないのではないでしょうか。

快適な働き方は、我々労働者で勝ち取っていかなければなりませんね。

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