リトアニア共和国に根付く蒸気浴文化【Pirtis(ピルティス)】についての、2020年夏のフィールドワークに基づく取材・体験・考察記事シリーズです。
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#入浴
リトアニアPirtis旅① 鳥とミツバチと蒸気浴 |語源が示す「ぬくもり」の神秘性
知性にあふれた女性サウナ師との出会い今回のわたしのリトアニア・サウナ旅を終始エスコートしてくださったのは、リトアニアで数少ない女性プロサウナ師、サウナ文化研究者としてご活躍される、Birutė Masiliauskienėさん。国内のサウナ愛好家の間ではラウメという愛称で知られていて、わたしもそう呼んでいます。以前に彼女とわたしを引き合わせてくださったのは、国際サウナ協会会長のリスト・エロマ―氏。
もっとみるリトアニアPirtis旅⑤ 土着信仰と異文化と時間軸のせめぎ合いの果てに
2020年夏のフィールドワークを基にしたリトアニアン・サウナ=Pirtis(ピルティス)の取材・考察記事が、④バスマスター養成アカデミーについての記事を最後に、完結の寸前で何年も置き去りにされてしまっていました…。言い訳がましいですが、この数年は『クリエイティブサウナの国ニッポン』の執筆や『究極のサウナフルネス』の翻訳編集などにかまけ、すっかり業務外に「書く」ことに億劫になってしまっていました。。
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