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かんじるブラジル(日記2018)

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ブラジル留学の日々。 パラナ州クリチバは、雨と公園の多い街。 予想してたブラジルとはちょっと違う、このまちの空気を感じたままに。
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#note海外組

かるい女になりたいな~

かるーい女になりたいです。 愛情深いことに定評のある私ですが(どこで)、最近、怒りの感情も同じくらいさらっと伝えたいと思うこの頃。 愛情も怒りも、さらっとずきゅーんと伝えて、さくっと忘れてしまいたい。 さくっと切った傷が治りが早く、 鈍いもので切った傷は治りが遅い。 同じように、潔く新鮮な怒りはそれほどの悪さはしない。 ためてためて燻って腐った怒りは、始末が悪い。 すぱっとさくっとさらっと。 さわやかでかるーい人に、私はなりたい。笑

【DAYS】8/14:大学芋の終わり、ゼリーの始まり

6:45 起床。寝足りない。台所に降りて、オムレツを作る。 私の朝ごはんはいまいち定番化しない。毎日アレンジを楽しんでいるわけでもなく、出されるパンがおいしくないので食べたくない、というかパン自体がどうも合わないきがする、しかしグルテンフリーパンは高いなあ。という妥協と優柔不断によるものである。おいしい米粉パンを自分で作ればいいんだが、オーブンの使い方がわからない。でも、わからないからやらないって、なんか嫌だね。 日本にいたときはこめひろの米粉パンが大好きだった。 8:

【DAYS】「ほっとき愛」

6時半に飛び起きる。 とりあえず台所に降りて、珈琲を飲む。本当はお茶のほうが胃に優しいんだろうな〜と思いつつ、いつもどおり牛乳をいれてカフェオレ。牛乳多めが好きなのだが、かならずお腹を壊すのでひかえめで。。。 部屋に戻って着替えて、歯を磨いて眉毛をかいて大学へ。 新しく寮にはいった女の子と道案内がてら一緒に。 つめたい、ふゆにもどったような空気。 インディオのコスモロジーについての授業。 お昼の学食はミートソースパスタだった。 午後、ダンスの授業。冬休みの間はス

【DAYS】大学芋が上手くできた日

久しぶりにオチのない日記です。 朝起きたら恋人がベッドにいた。夜遅くバイトから帰ってきてもぐりこんだらしい。全然覚えていない。 朝ごはんを食べに台所に降りる。今日はお手伝いさんがサボりらしく、いつもポットに入ってる珈琲とお茶がなかったので、自分たちで沸かす。パンにDoce de Leiteを塗って食べる、キャラメルクリームみたいなやつ。 部屋の掃除をした後、久々に走りに行く。4日ぶりくらい。曇りで少し肌寒いけど、走ると暑くなるのでちょうどいい。 公園まで行って、ぼーっ

【7月まとめ】ブラジル5か月目、冬休み

今月の最初、何をしていたかと考えたら、彼の実家にいた。 彼は昔からある貿易港のあるまち、パラナグアの出身。クリチバからは、山脈をこえたところにある。この山脈が、クリチバとパラナグアの気候をまったく違うものにしている。クリチバは変わりやすい高地の空気。パラナグアは湿度の高い海辺の空気。 ひたすらゆっくりした。 彼のご家族が本当にあたたかく迎えてくれる。次から次に「みほ、これは食べたことある?」って、ブラジルの家庭料理を作ってくれる。ちょうどワールドカップの時期だったので、

【日記】パラナグア7日目 昼寝

恋人の実家に来ている。7日目。 朝起きて、珈琲とベジュ。 昨日の夜、ベジュ(タピオカクレープ)がとても好きと言ったら朝ごはんに作ってくれた、なんて愛。そしてとてもおいしかった。 航空公園に走りにいく。でも恋人が急に走ったらお腹壊したみたい。半分は歩いた。日曜とは大違いで全然ひとがいない。 家でごはん。米と豆と肉。 いつの間にか昼寝。 はっと目を覚ますと、まどから青い空が見え、ヤシの葉はさらさらと雨のように鳴り、ぱたぱたと鳥が飛んでいった。足元には白猫が、横には彼が寝

【日記】パラナグア4日目 街歩き

恋人の実家に来ている。 4日目。 10時頃起きた。珈琲とバナナ。 昨日の夜、雨がふって気温が低い。空気も湿っている。雨のにおいは、国と場所によって少し違う。 ふたりでネットフリックスの深夜食堂を見る。飲み屋街の様子について、「ファベーラみたいだけどいる人の格好がきれいだし危なくなさそうでおもしろい」というコメント。たしかに。トンテキやオムライスなど、懐かしいたべものがたくさん。 昼にお義姉さんがきて、皆でご飯を食べた。昔話など聞いて大笑いした。彼はいいこだったらしい。

【日記】パラナグア5日目 洗濯の日

恋人の実家に来ている。 5日目。 8時半に目覚ましがなったので9時半に起きた。 朝から食べすぎやんって位にむちゃくちゃポンデケージョを食べた。私が好きなブラジルの食べ物ランキングは、 1位 ポンデケージョ(もちもちチーズパン) 2位 パソカ(ほろほろピーナッツ) 3位 チーズ入りベジュ(もちもちタピオカクレープ) 4位パッションフルーツのムース である。基本的にチーズのもちもちが好きらしい。 午前中なにしたっけ?あ、本読んでました。教育についての社会派エッセイ。ブラ

【ブラジル】生活と犯罪の近さ

麻薬、強盗、マリファナ、レイプ、誘拐、殺人。ブラジルで生活していると、どれもそんなに遠い話ではない。 いつもは学生寮に暮しているのでローカル事情というものにあまり詳しくないのだが、恋人の家で彼のご家族が地域のニュースを話しているのを聞くと、ちょっとびっくりするのだ。 「〇〇さんの妹さん、見ないと思ったら亡くなってたのよ、それも他殺で。指の骨ぜんぶ折られてからレイプされて殺されたみたい」 「(車に乗っていて)あっ、あの道端に立ってる物乞い。小学校の同級生で、私片思いしてた

【日記】パラナグア6日目 島を歩く

恋人の実家に来ている。 6日目。 9時半頃起きた。 珈琲、バナナとポンデケージョ。 お義母さんが街の中心部に用があるというので、暇な私達もついていく。 バスで四十分位。死ぬほど揺れる。 書類の更新に来たらしい。彼のご両親は教会での結婚の儀式はしたが、役所的には籍を入れてなかったらしい。それを先月、結婚30年目?にして入籍したので、名字が変わったそうだ。 ブラジルの名前は「名前+名前+父方名字+母方名字」か基本。子供は父方の名字を結婚するときに続けるのが基本だけと、捨て