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【連載企画第4回】製品の安全、私たちが守ります!「サントリー天然水 奥大山ブナの森工場」品質保証部門スタッフインタビュー

安心して飲める製品を届けるために管理をしている品質保証部門。

今回は、日々工場で製品の安全を守るために仕事をしている品質保証部門の渡部(わたなべ)さんに工場見学案内係の西田がインタビューしました。

①インタビュー

2016年にサントリーに入社した渡部さん。もともと自然が好きでサントリーの自然を守る活動と『水と生きる』というコーポレートメッセージに共感して、自分も参加したいという想いからサントリーで働くことを決めたそうです。初めは製造部門に配属されましたが、2021年から品質保証部門のお仕事をされています。


品質保証部門は、つくった製品の検査をしているイメージがありますが、具体的にはどんな仕事があるのでしょうか?

渡部さん「製品そのものの見た目・におい・味に問題がないかをチェックする官能検査や外観検査、それ以外にも、つくっている設備の内部やその設備の周りの空間の品質が安全・安心な環境に保たれているかのチェックも行っています。」

②官能検査

見た目、におい、味を人の五感を使って行う官能検査では、30分前は飲食してはいけないルールがあるそうです。

③外観検査

できあがった製品の外観も機械の検査だけでなく、しっかりと人の目でも確認します

④微生物検査

採取したサンプルに微生物がいないかを顕微鏡で確認したり、

⑤サンプリング採取

検査をするためのサンプルを採りに、製造現場にも入ります。

安心して飲める製品をつくるためには、工場全体の環境から気をつけなければいけないということは、製造部門のお仕事から品質保証部門のお仕事に変わった時に渡部さん自身も驚いたポイントだったそうです。

渡部さん「例えば、味や香りのついた製品をつくっている設備では、次に別の製品をつくる時にどれくらい洗浄すれば問題がないのかを調べ、ルールをつくります。製品ごとにその洗浄方法や時間が違うので、新しい製品をつくり始める時は慎重に調べるんです。」

前の製品の香りなどが次につくる製品に影響しないように、どれくらい洗浄すればよいかは訓練された品質保証部門の皆さんの嗅覚で探っていくそうで、プロの仕事にとても驚きました。

渡部さん「この工場で働くまでは、工場が自然の中にあって、すぐ近くにある井戸から地下水を汲み上げて天然水をつくっているとは思っていませんでした。新鮮で、雄大な自然の恵みがギュッと詰まったものだというところが魅力で好きですね。だからこそ、それをお客様にもしっかりと届けたいですし、環境にやさしいものづくりをしたいと思っています」


環境に対する想いも語ってくれた渡部さん。実際にどのような取り組みをされたのでしょうか?

渡部さん「特に天然水はにおいがしない飲み物なので、設備を洗浄した際は入念に洗い流していたのですが、本当にその水の量を使わないといけないのかを地道に調べました。学生の頃から環境問題に興味があり、地球にやさしいエネルギーを開発したいと思っていたので、工場の省水活動に関わらせてもらい、そして実際に効果が出た時は嬉しかったです。」

製品の品質と省水・節水を両立させたその事例は、自然が好きな渡部さんだからこその成果なのではと感じました。

渡部さん「今の仕事は、よりお客様に近いと感じています。実際に出来上がった製品を見たり、飲んだりしていますので、製造部門にいた時とはまた違う責任感を持って仕事をしています。」

<最後に読者の皆さんへメッセージ>

「『サントリー天然水』の魅力は、この雄大な自然の中という環境でつくらせてもらってできた製品であることだと思います。やっぱりいいものを安全・安心で、おいしいものを皆さんに届けたいという目的をもって工場では生産していますし、自分たちが品質を守っておいしい天然水を届けますので、ぜひ皆さんも手に取って飲んでみてほしいなと思います!」

インタビュー中、終始笑顔でお話しいただき、工場があるこの奥大山という場所や工場、そして製品に対する愛情をとても感じました。そして「もっともっと工場のことを多くの人に知ってもらいたい」と話してくれました。工場でのいろんな仕事をもっと皆さんに知っていただけるよう、この連載企画もまだ続きますので、次回の工場スタッフインタビューもお楽しみに♪


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