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傷付けて、傷付いたけど、やっぱり幸せになりたいよね

1年くらい前の話だけど、相手の立場や環境まで考えずに、自分の意見を言ってしまったことがあって。

私は人をたくさん傷つけてきたかもしれない。とふと感じて、少しシュンとした昨日の夜。

私は、本当の意味で、相手の痛みを知ることができていなかった。そう思ったのです。


例えばの話
私は、仕事やお金、信頼……全てを失っても、帰れる家と環境があります。

父と母はどんな私でも受け入れてくれるし、兄弟もずっと私の味方でいてくれた。それが当たり前で、自然なことだと思っていました。

でも、実はそれってすごく幸せなことで、恵まれているんですよね。

”日本に生まれただけでラッキー”

そう思っていたけど、日本にいながら苦しんでる人はたくさんいる。

頼れる大人がいない、学費が払えない、今日を生きることで精一杯、声を上げても助けてもらえない、帰れる場所がない。


日本にいればみんな幸せだと思ってました。

当たり前に家族がいて、学校に通えて、お金をもらえて、助けてって言える。

お金がないと言いながらも”明日生きるため”のお金の心配なんて、したことなかった。

恵まれた環境に気付かずに、家でコタツにあたりながら、家族に文句を言ってたのです。

昨日初めて、人の痛みや苦しみを”ヒトゴト”に思ってた自分に気付きました。

傷付けた相手が、そうだったわけではないんだけど。

相手のことをわかったような気でいて、自分の気持ちだけをぶつけてしまった。


よく、エコとかエシカルは意識が高いって言われるけど、ある意味その通りだと思います。

丁寧な暮らしができる人って、ある程度余裕がないとできない。

それは金銭面でも、精神面でも、です。

看護師1年目の時に「エシカルに生きようぜ!エコ最高!」って言われても「こっちは生きるのに必死でそんな余裕ないんじゃ!!」と、思ったかもしれません。

毎日、目の前のことで必死。

生きるだけで精一杯なんです。


発展途上国の人が辛い思いして作った安い服よりも、高いけど人や地球に配慮した服の方が良いなんて、みんなわかってる。

でも、税金や学費、家賃、光熱費、交際費……
生きていくために払う必要のあるお金と、収入が同じくらいだったら。本当にカツカツの生活だとしたら。過去の私は、安い方を選んでいました。

それなのに、私は「これが正しい、あなた間違ってる」と言わんばかりの態度をとっていたのです。


それに昨日気付いて、恥ずかしくて、情けない気持ちでいっぱいでした。

でも同時に、気付いて良かった。とも思いました。

私がこれからエシカルな生活を広めていく上で、いろんな背景を持った人がいることを、忘れちゃいけない。そう学んだからです。


たまに思うんです。
誰も傷付かない世界は、ないのかもしれない。ってこと。

うん、多分ないと思います。

私が良いと思ってやってる行動は、誰かを傷付けてるかもしれない。

わかっているけど、みんなが笑ってる世界をつくりたい。

せめて半径1mにいる身近な人だけでも、幸せにできる人になりたい。


もし、私の行動に傷付いてる人がいたら、傷付かないように、私から離れてください。自分の身を守ってください。

そして、もう大丈夫と思ったら、また仲良くしてください。


私自身、私のことを大切にしてくれない人とは距離を置くようにしています。

自分の心が疲れてしまう、エネルギーを使いすぎてしまう。そう感じる人とは、無理して付き合わなくて良いと思ってます。


逆に言えば、私を大切にしてくれる人のことは、全力で大切にしたいと常々思っています。

私を支えて、認めてくれてくれる人達のことが大好きで、感謝しているからです。

どんなに仲の良い関係だとしても、傷付けていいことにはならない。


一昔前の、まだ尖っていたとき。
相手のことを雑に扱って、大切できなくて、相手が離れてしまったことがあります。

気付いた時には遅くて、後悔しました。

そんな苦い経験があるからこそ、大切な人がいたら素直に感謝を伝えよう、真摯に向き合おう。それが、私にできる相手との付き合い方です。


もともと感情が豊かなタイプなので、感情のコントロールは修行中です。

つい熱くなったり、カッとしたりすることもある。日々反省です……。


過去に言ってしまったことは、仮に謝っても相手の心にずっと残るもの。

だからこそ、失敗したら反省して謝りたいし、同じ過ちは繰り返したくない。

できることなら、未来を明るくするための選択をしていきたい。


今日は重めな内容になってしまったけど、根本的にはハッピー野郎です。

熱すぎてウザイと言われることもあるけど、それが私。笑

どうせなら、大好きな人たちと笑い合っていたいから。


過去に囚われても仕方ない!

過去の私から学んで、今の私にできることをやる。

それが、未来の私に繋がると思うから。