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#3 【出産】 心地いいキセキの出産


こんばんは。サンライズままです♪

前回の記事では【逆子が治るミラクル話】を綴らせていただきました。自分事ではありますが書きながら、プっと笑っちゃうくらい面白い出来事だったなと感じております。

妊娠前の予知夢・妊娠中のミラクル話と次のお話は【痛くないキセキの出産】についてです。

※ シリーズ化したくて盛っている話ではありません。笑 私の家族・リアル友達ならわかる、ありのままのお話を綴っています。



出産前のココロの準備


お腹の子は逆子のためクリスマスベビーとして生まれる予定だった。だが、その帝王切開出産の前日に、逆子が治るというミラクルを起こしたお腹の子は果たして私にどんなメッセージを投げてくれているのだろう?・・・



ミラクルが起こった後の数日は、不思議な感覚でたまらなかった。だが、そんなフワフワしている場合じゃない。いつ陣痛がきて自然分娩になるか分からない状況なのが臨月なのだ。

だがその数日後、ふと私の頭に
こんなワードが降りてきた。

『そもそも出産は痛いものなの?』

なんかゾクゾクくる感覚が私の脳内を襲った。

母や周りの人からは、出産は鼻からスイカがでるくらい痛い。とにかく人生で一番痛い思いをするのが出産。だから、女は母親になったら強くなる。

そう口を揃えて聞くことばかり。だが、昔からこのことに疑問があった。



いざ、自分の番が迫ってきた時にココロの奥で謎だったものがふとした瞬間に思いださせてくれたのだ。



それからというもの、ネットを開いて『痛くない出産』と検索。

そんな感じでないかな〜ってユーチューブとか見ていたらコレだ!という記事と歌に出会ったのです。

それはMINMI 『キセキ』という歌と実話が載っている動画。わたし的にMINMIは昔から好きだったから惹かれた理由の一つでもありました。


この動画には、これまで疑問を抱えていた出産への概念がひっくり返える内容がありました。

・ 出産は痛くない
・ 子供が主役でその親は生まれてくる子の道になってあげる

・ママが痛がったら、赤ちゃんは悲しい。だから赤ちゃんをたくさん褒めて気持ちを感じて一緒に頑張る。
そうするとママの気持ちはちゃんと伝わって、生まれてくることができる。


本当にその時のわたしとって、衝撃的なメッセージでした。この動画を見てから毎日のように


• ノートに自分の今の体調や
お腹の子へのメッセージを綴る

・自分がどんな風に出産したいかイメージトレーニング

・臨月妊婦さんに適した運動をユーチューブを見て毎日続ける

• あとは、ずっとリラックス

逆子が治った出来事までの私に戻ってしっかり伝えたいくらい真面目に自分のペースで取り組んでいました。
不思議なものでこのペースを続けていると気持ちがとっても穏やかだったんです。

そして、私がどんな風に出産したいかイメージした内容は

『とにかく母子共に無事に出産したい。
そのためには、痛いとなるべく叫ばないように努力しよう。
そして、お腹の中の子に応援メッセージの声がけをしたい。
一緒に乗り越えて出産したい』

そんな内容です。感覚的には強く願うよりもこうなったら嬉しいね!とお腹の子に話しかけていました。

今思うと、エネルギーのメカニズムや体の仕組みを少し理解したからこそ言える話ですが、妊娠後期のこの生活リズムは私の体と心にとってベストな過ごし方であり、人間の本能に従って行動していたんだと思います。

このイメージトレーニングが私の出産を本当にスムーズにしてくれたのです。




そして、娘の出産

2021年1月14日午後2時6分 娘サンライズが誕生。

誕生と共に、元気な産声をあげそれを聞いた私はこれまでに感じたことのない幸せな感情に包まれました。

自分の感情をしっかり感じられるほど気持ちに余裕があったのも、
嘘のようですが出産前にイメージしていたことが
功を奏し、私にとって驚くほどの
『 心地いい出産 』となったです。



少しその出産内容を綴っていきます。

1月13日お腹の張りが目立ってきてもなかなか出産する気配が感じられない朝を迎えました。そう、その日は出産予定日。午前に予定だった健診にいき確認したところ前期破水していることがわかり、車椅子に乗せられ即入院。

前期破水について引用しておきます。私自身全く気づかず過ごしていたわけです。

24時間以内に出産しなければならないことに、、、気持ちの準備は万端だったので正直ワクワクしていた自分がそのにはいました。

だけど不思議なもので、一人個室で過ごしていると急に襲ってくる得体も知れぬ不安やこの妊婦姿も明日にはバイバイすると思うと寂しさが芽生えたり、早く我が子に会いたいという様々な感情が私の脳内を右往左往していました。

そんな最中、夜中に自然と陣痛がやってきたのです。私の気持ちと同調するかのように陣痛の中もバラバラでなかなか痛く、落ち着いた時間を過ごせなかった出産前夜。結局一晩、一睡もすることができず当日を迎えました。

『ここまで、陣痛は痛いとしっかり認識していました』

そして、朝を迎え主治医から「朝の9時頃から誘発剤を打ち出産をします。」と告げられ、いよいよ本番が迫る。

最後の自由な時間と手の力を振り絞り、赤富士を友人に6枚程書きました(結構書いた笑)

陣痛時に書いた友人に当てた、赤富士

なかなか痛い陣痛の最中でしたが、親愛なる友人に届けたいという想いがこの絵の完成度を物語っています。笑(受け取ってくれた友人の元にも、その年に子供が授かり、この上ない喜びを逆にプレゼントしていただきました)


そしていよいよ分娩台へ。新月の影響もあってか分娩台は満室。

カーテン一枚で仕切られているだけの、声が隣に丸聞こえな環境。出産で周りのことなど気にせずにはいられないのは分かるが流石に気になっていました、、、

誘発剤を打ち、分娩台の上で8分おきの陣痛に耐える最初の1時間。その後トイレに行ったり体制を変えては陣痛と向き合う2時間。

その時の私は、とにかく『痛い』と声に出さない意識を持っていました。無意識にもしかしたら出ていたと思いますが、担当してくださった助産師さんから「サンライズままさん、痛いと言わず偉いですね、きっとお腹の子もそのお母さんの一緒に頑張ろうって気持ち伝わっていると思いますよ。あと少し頑張りましょうね♪」この言葉にかなりの安堵感を抱いた事を今でも覚えています。

コロナ渦で旦那さんが立ち会いできないこのご時世にとって、助産師さんの力となる声がけは世の出産間近のお母さんにとって魔法の言葉だと思います。本当に、言葉のパワーって測りきれないほどですね。



それからまた1時間後。流石に体力は消耗しているのを体感で気づいてはいました。ラッキーなことに12時を回り目の前に昼食が運ばれてきたのです。その頃の陣痛の感覚は3分を切っていたかなと、、、私の本能がここで作動。

『ご飯をここで食べないと、この子を産めない』

ガタガタ震える手で箸を掴み、ただただご飯を無心に食べていました。そしたら不思議なことに、体がみるみるエネルギーに満ち溢れていくのがわかりました。

その後すぐに、子宮口が全開になっていると確信し震える声でここで初めて叫んで助産師さんを呼びました。

『この時点では、痛いという感覚を受け止めて、
声には出していませんでした』



子宮口を確認してもらったところ、ほど子宮口全開。私の直感があたりいよいよ出産間近。

その時の私は、不思議なものでもう何処か体の力を抜いていました。力を出したところは、娘に『一緒に頑張ろうね。右回りだよ〜。大丈夫。大丈夫。』その言葉を発したときぐらいだったと思います。

最後は、感覚的な話になります。痛いというより心地よい気分になっていました。色んな感情やこれまでの思い出(出産前の予知夢ストーリー。逆子が治るミラクルストーリーなど)が頭をよぎっていました。

そして、その娘の力と私の湧き出てくる力に身を任せ気がついた瞬間、娘が誕生しました。


なんか時間の流れがあったようでなかった感覚。今でも覚えています。



まずは我が子が無事に生まれてきてくれたことに感謝。そして、一緒に乗り越えてくれた自分の体と娘と、それを支えてくださった医療関係の方々、家族に感謝の気持ちが溢れ出しました。

その後に、本当に願っていたことが叶った感覚に感動が止まりませんでした。




私がこの自分の出産を通して、これから出産を控えている妊婦さんや今不安を抱えているママさんにお伝えしたいことがあります。

『どう出産したいかは人それぞれなんです。
けど、どう出産したいかイメージすることで
きっとこれまで出会うことのなかった女性の本能に
出会うことができるかも知れません。

また、どんな出産方法でも産前産後の自分の感情や
我が子をこの世に生み出し、抱いた時の感覚を忘れないでほしい。

その感覚、感情こそ子育てを支えてくれる基盤となり
我が子を心から抱きしめられる愛に変わる素晴らしいパワーだと思います

きっと、大丈夫。だって、お母さんって素晴らしい存在なんだもん。』



出産そのものが素晴らしいと言える社会がこれからも続きますようにと願いを込めて、本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

素敵な1日をお過ごしください。







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