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遅刻だけど、2023年総括と2024年に向けて

もう2023年も1ヶ月が過ぎようとしているし、まだ本格的な棚卸は時間が取れなくてできていないのだけど、一旦のまとめ。

あと2週間もすれば、3年半住んだヨーロッパを離れてとりあえずの日本帰国が待っている。帰っても1週間国外に出るし、夏にもヨーロッパに帰ってくるので最後のお別れ、日本に本帰国って訳でもないけれど、実質的にはそう。けど、試験期間も相まって、旅行に行くくらい、まだその事実を頭で理解しきれていない気がする。日本への飛行機に乗る時、ここを去る事実を本当の意味で受け入れる時に、色々な感情が湧いてくるのかもしれないけど、今は感傷に浸りまくるタイミングではないので少し先延ばし。

2023年の振り返り

2023年の目標は、美しいものを見ることと、そして周りの人に愛を伝えるということ。去年の今頃に書いたnoteを見てちょっと恥ずかしくなってしまったけど、ここは日常的な日記よりもより感情的に、けど俯瞰的に自分を観察して言語化する場所だと思ってるし、保存して見返すよりは、考えて文字を書くプロセスの与えるポジティブな影響を得る目的ゆえ、スルーすることにする。する。

2023年は大学が延長になったり、納得のいく内定をもらって進路がひらけたり、大人としての準備段階だったこと、そしてやっぱり自分の成長に大き買ったのは恋人ができたこと。遠距離だし、華やかな恋人関係というより、居心地の良くて、信頼できて、いろんな話ができる、信頼できる親友が増えた感じがする。対話、信頼、大切な人とのコミュニケーション、たくさん学んだしまだまだ学んでる。一緒になって数ヶ月が経って彼がいる日常が当たり前になってきたのが心地いい。日本とヨーロッパの遠距離になってしまうんだけど。

目標については、良い具合に達成されたと思う。漠然と、抽象的な目標を立ててしまったので、達成すべき目標というよりかは、生活する上での大切な指針という方が近いけれど。

たくさん旅行して、新しく行った国は(モロッコ、クロアチア、オーストリア)と少ないながらも、高校時代のホストファミリーに会いに行ったり、遊びに来てくれた幼馴染と旅行したり、無謀なプランでハイキングに挑んだり、再訪した国でもそれぞれの思い出がある。相変わらず旅先で家族にポストカードを送ったり、新しい美術館に行くたびに感想を書いたポストカードをコレクションしたり。emotionally-investedの瞬間がたくさんあって、とても満たされる時間をたくさん過ごせたと思う。

良かったのは、新しい場所に行くたびに信頼の置けそうな本と記事を参考に読み漁って予習をしたこと。歴史、美術、音楽、経験、食文化、いろんなものがコネクトしていく感覚、それが溜まっていく感覚、溜まったものが新しくつながりを作っていく感覚が嬉しくて、楽しくて、自分の頭の中にいろんなジャンル、層の交わるオリジナルなマップができてきた。

読んだ本は25冊くらいだった。読みきってない本もたくさんあることを考えると、手に取った本を含めるとその倍くらいにはなるかもしれない。今年は小説だけじゃなくて、新書が3割くらい。旅行先に関する本や、美術関連のを読んだ。塩野七生さんの『ルネサンスとは何であったのか』、読みかけの村上春樹著1Q84が印象深い。


2024年に向けて

今年の目標は、self-consciousであること。英語だとよく自意識過剰という意味で使われるけれど、そうではなく、自分を客観的に自覚して理解すること。性格や習性という意味では、もうサイクルができているけれど、より表面にあるようなもの。特に3つ、時間、お金、所有物。

時間とお金の課題は長年の課題で、これからも考えることが多いのでそれを可視化して自分のそれらの使い方の理解度を高める。そして、衣類、生活用品などの所持品の総整理、入れ替え、見直しを一年かけて行う。自分の今年はヨーロッパから日本、日本の中で就職にあたって引っ越ししたりと、大移動が多いし、就職にあたっての引っ越しは家具を揃えたり生活の基盤となるものを作っていくことになる。衣類はもちろんだけど、生活を整える上で、自分の可処分なお金と時間、そして理想を理解してその最適な配分を考える。

言葉にするとなんだか大袈裟だけど、まあつまりは自分の行動と買い物への意識レベルを一つあげる。大人になる準備と手入れ。

去年から、思いついた時にwish listや家のこと、揃えたいワードローブのことを考えてメモに残している。今は試験期間でなかなか取り組めていないけど、落ち着いたらその棚卸とこの一年のプランニングに取り掛かるぞ〜

という感じで、なかなか長文になってしまったけど、去年の総括と今年の目標。長期的な目標はあれど、まずは目の前のことに取り組んでハッピーに生きる、それを重ねていく

読んでくださって、ありがとうございます。 いただいたサポートで、朝にお気に入りのカフェでコーヒーをいただいて、少し本を読んで、それから新しいnoteを書こうと思います。