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どうやら私は、「繊細」だったらしい。

先日、ある方とお話ししていた時に

「Judyさん、もしかしてHSPの傾向があるかもね。

本とかブログとか、読んでみたらどうかな?」

というアドバイスをいただいた。


HSP。

noteやSNSで、フォロワーさんが呟いているのを

何度か見かけたことがあったけれど

「気を遣える方でもないし、自分とは違うかな」と思っていたので、

このアドバイスは少し意外だった。


まずは調べてみよう、と思い立ち。

いくつかHSPに関するnoteを改めてしっかり読んでみた。

すると、記載されている全ては当てはまらなくとも、

心当たりが強いものもいくつかあることに気づいた。


もしかして、HSPについて調べてみることが

自分の今後の助けになるかもしれない。

そう感じて、改めて書籍を購入して学んでみることにした。


購入したのがこちら。


読めば読むほど

「何でこの著者の方は私が考えていることが分かるんだろう」と本当に驚いた。

それくらい、書いてあることに心当たりがあるものが多いのだ。


特に以下はまさにその通りだったのでびっくりした。

・マルチタスクが苦手
・考えすぎて動けない
・他人の機嫌に左右される
・些細なことに気づいて、仕事をするのに人より時間がかかる
・音楽や美術に心動かされる


「なんでこんなにすぐ疲れるんだろう」「余計なことに気づくんだろう」

「人より仕事に時間がかかるんだろう」「怒られている対象が自分じゃないのにこんなに疲弊するんだろう」

ずっと自分でもわからなかったし、

単純に「私」の問題で、努力で直すしかないのかなと考えていた。

両親も、たまたま自分の子供が「そういう子」だと思っていたようだ。


でもこの本を読んで、

直すというより、うまく付き合っていく方法を探していこう、というメッセージに

とても気が楽になった。

そもそも努力で「克服」するものでもなかったのだ。


あと「自分が良いと思えることを仕事にした方が良い」とも書かれていたのだけれど、

今の仕事でまさに悩んでいたポイントだったので、とても驚いたし、

ちょっとだけ、「自分の感覚って意外と信じてもいいのかな」と思えた。



自分のことって、なんとなくわかっているつもりでいるし、

簡単に後回しにできてしまう存在でもあるから、

自分自身をちゃんと知ろうとすることって、つい疎かにしてしまったりする。

でも私が思う「なんとなく私ってこんな人」には

自分に対する思い込みや、理想の自分像、

そして「自分」というヴェールを被った「誰か」も、多分に含まれていて、

自分のことこそ、実はあんまり知らなかったりするのかもしれない。


だからこそ、「私は本当はどんな人間なのか」知りたいと思う気持ちを

ちゃんと持っていたいな。と

今回この本を通して、そう思うことができた。


思いがけぬ、素敵な一冊との出会いだった。


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