憂うつな気持ちと向き合う
芸能界で最近連鎖してしまっている悲しいニュースを見て、いてもたってもいられず筆をとることにしました。一社会人として、自分なりの考えを発信したいと考えたからです。
簡単に自己紹介を。私の家族や親せきは約半数が精神病を患っています。自律神経失調症のような、薬を服用して日常生活を送る家族もいますが、精神病棟に入院し、退院は厳しいと言われている家族もいます。
私も病院こそ通ってはいませんが、秋にやってくる猛烈な倦怠感や脱力感と毎年戦っています。「もういやだ。」「一生この生活が続くのか。」「自分は何のために生きているんだろう。」と、何もしたくなくなる時期がきます。
「何もしたくない」という気持ちから、仕事を辞めてしまったり、DVの人にのめり込んでしまったりしてしまったこともありました。
色々失敗を積み重ねて、今私が思うこと。どうやって「憂うつな気持ちと向き合うか」を記事にまとめます。
夢をもつこと
私はノートに、「やりたいこと100個」を書き出しています。本当に叶えたい夢から、できたらいいなぁと思うこともまで100個。書くのは大変時間がかかりましたが、その中から5つほど絶対叶えたい夢を決めて、毎朝スケジュール表で予定を決めるときに、その夢に関して行動しているかを、色分けして夢に向かっているかを確かめています。夢はnoteでも宣言しています。スケジュール表の書き方は、岡村拓郎著 PDCAノート フォレスト出版 の書き方に色をつけただけですので、良ければ読んでみてください。
夢を書き出して、やりたいことやなりたい自分をはっきりさせることで、気持ちが前向きになります。私は、秋に憂うつな気持ちや来ることが分かっているので、毎年夏にやりたいこと100個を書き出すようにしています。
一つ夢を叶えたら、次の夢を考えます。そうやって自分を動かし続けていくことで、憂うつな気持ちと向き合うようにしています。
今ある幸せを意識的に感じること
私は毎日夜寝る前、娘と「今日楽しかったこと、今日ラッキーだったこと」をお互い話してから寝るようにしています。これは最初、子どものために始めていましたが、実は自分のためになっているのだと、最近感じています。
なぜなら、幸せな人とは、「いまあるものに満足を感じられる人」だからです。
人は欲深い生き物だと思います。「もっとお金があれば」「もっと時間があれば」 もっともっと・・・と思ってしまうのは、人間なら仕方がないことだと思うのです。
だからこそ、意識的に今ある幸せをみつける。
「今日のご飯、おいしかったな。」
「お風呂、気持ちよかったな。」
そういった小さな幸せを意識的に見つけることで、心が少しずつ「今ある幸せ」を見つけようとしてくれます。
大切なことは、「幸せを見つけようとする目」なのかな、と感じます。
自分のことを知ること
自分で自分のことをよく知る。知ろうとすることです。エリアグラムや、前田裕二著「メモの魔力」幻冬舎×Newspicsksなど、自己分析をするツールはたくさんあります。それをつかって、自分のことを知ろうとしています。
自己分析を続ける一番の理由は、自分が何で一番ストレスを感じるのかを知ることにあると思っています。
例えば私は、「自分の思い通りにいかないとき」非常にストレスを感じます。それが何となく分かっているので、うまくいかなかったときのパターンも3パターンくらい考えます。思い通りにならないとストレスを感じるなら、その「自分の思い」の枠を広げようと、最初からゴールの幅を広げるようにもしています。
計画をたてるときも、わざと余裕を多めにもたせるようにしています。
思い通りにならなくて、焦って思考停止してしまうことが、一番よくないと分かっているからです。
それでも、思い通りにいかないときはあります。ただ、自分はそれが一番のストレス原因だと分かっているので、「きたぞきたぞ、苦手なパターンだ」と頭の中で言葉をかけるようにしています。
以前の自分はそれができず、思い通りにいかないと、「自分が弱いからだ」「自分が頭が悪いことが分かっているからだ」「嫌われているからだ」と、自分でどんどん悪いほうに妄想してしまって、状況をどんどん悪化させてしまったこともありました。
それがただの「妄想だ」と気づいたのは、自己分析の活動をはじめてからです。だからこそ、「きたぞきたぞ・・・」とわざと心の中でつぶやくようにしています。
今も、これからも、自分のために自己分析をし続けようと思っています。
まとめ
私はいつも感じることがあります。それは、
自分が「心臓止まって」と思っても、思っただけでは心臓は止まらないということです。
自分が死にたいと思っても、心臓は最後の最後まで動こうとします。
身体は、意志や心よりもっと単純で、力強いものだと思います。
身体はいつだって、最後の最後まで生きようとしているのです。
どこかでそのことを、忘れないでほしいと思います。
私もまた、自分の身体を信じて、少しでも前を向いて進み続けていこうと思っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?