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漫画みたいな毎日。「鹿がお尻を向けるとき。」

夫と末娘の誕生日お祝いウィークが続いている我が家。

我が家では、誕生日の人が好きなものを選んで外食すること日が設けられる。いつそうなったのか、忘れてしまったけれど、「誕生日の人が好きな場所へいって、好きなものを食べる」。

本日は末娘の希望で、野菜がたくさん食べられるビュッフェへ。
野菜がたくさん食べられるビュッフェだけれど、末娘が食べるのは・・・

パスタ
ひやむぎ
ラーメン
オムライス
コロッケ
パン

・・・見事な炭水化物オンパレード。笑

かろうじて野菜たっぷりの味噌汁を添えて。このビュッフェのオススメメニューは味噌汁とカレーだと思っている。サバの出汁をしっかり効かせた野菜たっぷりの味噌汁。口にすると、温かい味噌汁が身体へと入っていくのを感じる。五臓六腑に染み入るとはこのことだと思う。

「野菜も美味しいよ?」
「うん、知ってる。でも、今はいいかな。」

そんな会話を繰り返し、まぁ、好きなものを堪能したらいいと思うので、
決して無理強いはしない。野菜も成長と共に、時期がきたらたくさん食べることができるようになるのだろうから。

野菜をたくさんつかったメニューが豊富で、大人も子どもたちも満足。

季節の野菜は限られている。それらを駆使し、様々なメニューを考え、こうしてビュッフェとして成り立たせている。様々なメニューを考え、調理される方々は日々どんな風にして組み立てているのだろう?と毎回興味を持ちつつ、一品一品を味わう。

お腹いっぱい!
夕飯いらないね!

皆、重たくなったお腹を抱えて帰路に着く。

ビュッフェの帰り道、二男がバスケットをやりたいと言うので、いつもの場所へ車を走らせる。

ゴールがふたつあるコートはどちらも先客あり。
ちょっとがっかりした様子の二男だが、ボールをドリブルしながら、ふと動きを止め、つぶやいた。

「・・・鹿がいる。」

皆が振り返ると、二男のすぐ横の草むらで、二頭の鹿がモリモリと草をはんでいる。

私たちの視線に気が付く鹿。
でも、また草を食べ始める。

私たちがちょっと離れると、二頭だと思っていた鹿の数が増え四頭に。

一頭は柵を軽く飛び越え、公園の真ん中で草を食べる。

他の三頭は、柵の向こう側で悠々と草を食べ続け、しばらくすると、
人間の存在など無いかのように、こちらにお尻を向けて、草を食べ始めた。

「全然警戒してないね・・・」

と、半ば呆れつつ、人間は自分たちに危害を加えないと思っているのか、
襲ってきても、自分たちの方が逃げ足が速いので優位だと思っているのか・・・

鹿の真意はわかるはずもないが、鹿の草をはむ姿に癒やされつつ、こちらに向けた鹿のお尻をまじまじと観察する。

野生の鹿のお尻を観察する機会は、なかなかないだろから、おそらく貴重なはず。お尻の部分だけ毛が白く、まあるい感じで可愛らしい。

草が生い茂るこの場所は、鹿たちにとっては、豪華なビュッフェレストランなのだろう。

次にビュッフェに行った時には、野生の鹿に負けじと野菜を食べようと思う夕暮れだった。


柵を軽く飛び越える鹿。
二頭がお尻を向けています。人間を警戒していないの?


ちらりとこちらを見るけれど、余裕がある鹿。


今日も佳き日でした。

学校に行かない選択をしたこどもたちのさらなる選択肢のため&サポートしてくれた方も私たちも、めぐりめぐって、お互いが幸せになる遣い方したいと思います!