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【ウララのウラガワvol.2】デザイナー中村が推したい、2022初夏の新作ポイント。

※こちらの記事は2022年に書かれたものです。

こんにちは.・☀︎
ハルウララスタッフの吉元です。

新作のフェアリーテイルとヒカリエのお洋服、もうご覧になられましたか。

暑い日が続きますが、フェアリーテイルのワンピースとチュニック&ブルマはそんな暑さも吹き飛んでしまうほどにかわいいんです。

前回に引き続き、ハルウララデザイナーの中村にフェアリーテイルの推しポイントを語っていただきます。


01 創りたいのは、凛としたかわいさ


「これかわいいっ!!」
頭よりもまず、心が浮き足立ってしまうようなフェアリーテイル。
かわいいものには目がない、そんなお客様をイメージして作られたデザインなんです。

もちろんかわいいだけじゃありません。かわいさの中に凛としたものを。
中村のこだわりが光ります。

何度も修正を繰り返したというフェアリーテイルのデザイン。かわいいだけじゃなく、上品さの中に凛とした強さを表現したかったのだそう

差し色の水色や、柔らかい印象の水彩柄、そして縁を締める黒色のラインが全体の印象をぼやかすことなく引き締めます。
そしてキラキラ光るラメが繊細さと上品さをより一層引き立てます。

ラメの量が多いとデザイン全体のバランスが崩れてしまうので、微調整を繰り返したんだとか。

△黒色のラインやキラキラと光るラメには、デザインの雰囲気を引き締める役割があるんです。


“かわいい”があちこちに散りばめられたフェアリーテイル。本能がくすぐられるデザインですよね。

かわいさのその先に行きたい、と語る中村。今から次回作が待ちきれません。

△かわいさの中に凛としたものを、そんな想いが込められたフェアリーテイル。

02 決めては360度どこから見ても“かわいい”シルエット


ワンピースとチュニックに取り入れられたのは、トラペーズライン。
あまり聞きなれない言葉ですが、Aラインよりも広がったテントのようなシルエットのこと。

こだわったのは、360度どこから見てもふわっとかわいいシルエット
一目惚れしてしまうような、衝動的なかわいさを目指しました。

かわいいワンピースへの一般的なイメージを壊したいと考えた中村。かわいいだけじゃなく、シルエットに価値を見出したいと、とトラペーズラインに初挑戦しました。

この直線ラインは大人には少し挑戦しづらいもの。お子様はシルエットのかわいさが引き立つので、これはお子様の特権なのではと思うほど。

△横から見てもかわいいシルエット。たまりません。


ただ広がるシルエットではなくふわっとかわいい綺麗なシルエットを目指して、ギャザーの分量や入れ方を何度も繰り返し微調整。
大きめのギャザーを中心に寄せて入れ、脇下のギャザーの量を減らすことで、まとまりのある綺麗なシルエットを実現しました。

△マネキンに着せて、お洋服単体で、実際に子どもが着てみて。
全てにおいて360度かわいと感じた時、これだと納得したのだそう。

03 フリルの表情は移ろいやすい


ふんわりとかわいいフェアリーテイルのフリル。

こだわったのは、襟元の切り返し、フリル、シルエットの3つのバランス。度重なる微調整を経て完成したフリルなんです。

フリルの幅と分量、襟元の切り返しの幅は、一筋縄ではいかなかった部分。当初は襟元の切り返しが2〜3cm長くフリルも少なめだったので、今よりもずいぶん落ち着いた雰囲気に。

しかし柄をのせてみると間延びした印象になり、納得のいくシルエットにはならず…。そこで襟元の切り返しの幅を短くし、ギャザーを増やしました。するとフリルに視線が集まることで、綺麗にまとまったかわいいらしい印象に。

△襟元の切り返しの長さやフリルの量によって、全く違う印象に。


フェアリーテイルのフリルには、肩の日焼け防止効果も。
また、腕や体全体の可動域がとても広いので、体を思いっきり動かせます。そしてスカートのように下から履けるほどのゆとりがあるのもポイント。

機能性とデザイン性を兼ね備えたお洋服なんですよ。

△日焼け防止や着脱のしやすさなど、機能性もバッチリ。

フェアリーテイルに込めた中村の想い、いかがでしたでしょうか。
前回に引き続き、中村の子ども服への愛を感じていただけるととても嬉しいです。

ぜひ、実際にお手にとって中村のこだわりに触れてください.・*

▽今回ご紹介した“フェアリーテイル”のお洋服はこちら

トラぺラーズラインワンピース

80cm~100cm , ¥5,500(税込)

トラペーズラインチュニックセット

70cm , ¥6,600(税込)