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君と出逢わない世界線に来ちゃったけれども

今日は昨日とちょっとだけ違う。明日は昨日ともっと違うかもしれない。出来事。天気。すれ違った猫の数。会話。人と話すのは好きだ。わたしが考えていることは、世界の常識ではなくて、貴方の考えていることも絶対正義ではない。それでいい。ちょっとした共通言語を二人の中でみつけて、譲歩して、あ、これならちょっとわかるかも、くらいでいい。それくらいの生ぬるいやり取りが永遠に続いたら楽しいなと思うけれど、現実はそうもいかない。誰かの視線によって、話したくない言葉を言わなければならなくなったり、伝えたいことを伝えられなかったり。人生そういうもの。だから、コミュニケーションは絶対に一対一がいい。いつも笑っている人が笑わないと安心する。


今はみんなマスクをつけているから、なんとなく、全部嘘っぽい。別に昭和の会社みたいに酒を酌み交わして語ってこそ!とは思わないけれど、マスクのせいで、わからなくなってしまったことがたくさんあると思う。反対に、マスクのおかげで分からなくて済んだことも。コロナにおける緊急事態宣言下において、深まった絆、無くなった職、コロナじゃなければ、出会うかもしれなかった人たち。わたしが失ったモノ、見るかもしれなかった景色ってどんなだろう。眠れない夜に街を歩いてテキトーなお店に入ったりして。そこで話したちょっと垂れ目のお兄さんは、わたしにとって忘れてはいけない君になったかもしれない。将来の結婚相手だったかも。何億通りもある可能性の話。23歳の身で歳をとったなんて言ったら誰かに怒られてしまいそうだけれど、ほんとうに、ティーンの頃のような元気はもうない。体力がないから、休日もあまりの寒さに引き篭もってばかりいる。十代は特別。フレッシュオレンジジュースみたいな酸っぱさと瑞々しさ。あのエネルギーは一体どこから湧いて来ていたんだろう。あの頃のように声を上げてわんわんと最後に泣いたのはいつだろう。


ネイルサロンの予約を10ヶ月ぶりにした。これからライティングの時間が増えるなら、指先が明るい方が気分も上がるかなと自分にテキトーな理由をつけて予約をしてみたが、ただ久々にネイルをしたかっただけ。指の先の宝石。わたしだけの美。愛だね。お洋服も欲しい。ちょっとお上品な感じの、シンプルで質の良いワンピースがいい。収入はこれから落ちるのに、ちょっと強欲すぎるかな。まあでも、使ったお金って巡り巡って返ってくるっていいますし。でもこれ、嘘じゃないと思う。もっと具体的にいうなら、モノに使ったお金って縁になって返ってくると思ってる。人との縁。お酒に使ったなら、お酒が好きな人と。お洋服が好きならお洋服が好きな人と。推しメンが好きなら、同じ推しが好きな人と。お金を使ったからこそ、きゅっと結ばれた縁も少なからずある。過度な無駄遣いは縁じゃなくて、自分の首を絞めちゃうけどね(笑)お金はチャンスを呼ぶ。お金持ちになりたい。南国の海辺で半分眠りこけながら、noteを書きたい。やってやる。待ってろよ〜わたしの無人島!









2021.01.13

すなくじら





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