マガジンのカバー画像

隣の芝生が青すぎる

83
日々の思考の切れ端を寄せ集めました
運営しているクリエイター

記事一覧

シャボテン公園を心に/新しいお仕事/きゅうりに勝ちたい!

白い孔雀の、編まれたレースみたいな尾が垂れている。比喩ではなくて、私の目の前で。 シャボ…

すなくじら
16時間前
23

ばいばい、下北沢。

「どこに住んでるんですか?」 「下北沢です」と答える度に、こわばった体が少しずつ楽になっ…

すなくじら
4か月前
57

誕生日とか、とおるくんとか

誕生日だった。少し前のこと。本当にめんどうな性格だなと思うのだけど、誕生日の日こそ某SNS…

すなくじら
6か月前
28

痛い目を見る

久しぶりに2週間連続でわんわん泣いた。大の大人の癖に恥ずかしい。先週は珍しく悪酔いをして…

すなくじら
8か月前
25

結婚式しんどい症候群

1年半ぶりに結婚式の披露宴に参加した。コロナ禍をぬけたことと、筆者がアラサー1年生(今年26…

47

幸せになっても、落ちない染みと。

随分と遠くへ来たように感じる。とはいえ、ここは私の部屋で、見えるのはいつもの天井で。 先…

32

『82年生まれ、キム・ジヨン』を読んで感じた違和感

「絶大な共感から社会現象を巻き起こした話題作!」のコピーに惹かれて、『82年生まれ、キム・ジヨン』を読了。前々からさまざまな本屋で、顔のない女性の印象的な表紙が山積みになった光景を見ていたので気になってはいた。 帯には「女性たちの絶望が詰まったこの本は、 未来に向かうための希望の書」と書かれており、これまた興味をそそる。今回は読んでみての簡単な感想を。 ※「フェミニズム」をテーマにした作品ですが、あくまで当方には特定の強い思想はなく、個人の感想として軽い気持ちで読んでいた

愛を込めて花束を

会社に行って、送別会で特大の花束をもらった。本当に会社の人の善意に支えられている。みんな…

25

未練とか未来とか

今日は本当は全く別のことを書こうとしていて、実際に書いた。でも公開する前に「やっぱこれじ…

30

3分だけ、独り占めさせてよ

死んだように眠っていた。こういう時は大概夢を見ないものだけど、過去の教室の風景を広がる夢…

42

光のなかで、生きていく。

この台詞は、今流行りの。でも内容は、全然関係のない少し昔の記憶です。 この台詞を聞いた後…

23

100歳までは生きられないと思うから

いつの間にかハロウィンが終わって、気がついたら文化の日の祝日も終わっていた。そして、この…

22

名古屋嬢の憂鬱と東京娘の憧れ「大学で東京に出るか否か」

先日、大学時代の友人の誕生日を祝ってきた。女子3人とは思えぬ量のワインボトルを空けてしま…

56

愛とは何ぞ

この1週間の話をすると、とにかく怒涛だった。まず、会社を辞めると上司に申し出たのが全ての始まり。非常にありがたい話でもあるのだが、上半期に全社MVPを頂いたことで良くしてもらっていたこともあって、さまざまな引き留めが結構度を超えていて、憔悴。上司が突然下北沢まで来たのは流石に焦った。 そんなこんなで酒を交えながら話を重ね、いろんな感情の狭間で揺れている間に、本質の辞める辞めない問題から(結果として、円満にちゃんと辞めることになったが)逸れた話に花が咲いてしまって、やっぱりこ