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発売日、奥出雲へ
【『砂の器』と木次線】、ようやく本日(12月15日)発売日を迎えました。この日も関係者へのお届け行脚で、奥出雲へ出かけました。
『砂の器』の舞台で、木次線の沿線でもある地元の本屋さんにちゃんと本が並んでいるか、著者としては大いに気になるところです。
都市部と違い、書店の数が圧倒的に少ない山間部。奥出雲町には現在、本屋さんは(おそらく)2軒しかありません。その1つ、三成地区(『砂の器』で今西刑事が降り立つ出雲三成駅があるところ)の商業施設、仁多ショッピングセンター「サンクス」(かつてあったコンビニチェーンとは別物です)の中にある「マガジンラック」さんを訪ねました。
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お店の名前が「マガジンラック」というだけあって、書棚のほとんどのスペースを雑誌が占めています。ある意味、これが地方の現実ですね。遠目には単行本はほとんどないように見えますが…
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なんと、売り場の一番手前にありました。しかもポスターまで!
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本の上には、手書きのポップが。コピーも考えて下さったようです。
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実は店主さん(この時は営業に出ておられてお会いできませんでした)が地元に関する本をすごく熱心に売ってくださる方のようで、出版社に直接問い合わせもしていただいたとのことです。
書棚の他に、レジ横のスペースにも置いて下さっていて、朝から何人ものお客さんがお買い上げになったとのことでした。ありがとうございます!
そして、今日は、同じ三成にある奥出雲町役場仁多庁舎にもお邪魔しました。
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糸原保町長に本をお届けしました。糸原町長は幼稚園、小学校、中学校と10年以上にわたって、最寄りの出雲坂根駅から木次線の列車に乗って通学(園)していました。木次線への思いは人一倍です。私とは幼稚園、小中学校が同じで、学年も一つ違い。本のページをめくりながら、しばし昔話に花が咲きました。
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町の広報誌、「広報奥出雲」を担当している井上さんが、本の取材をしてくださいました。1月号で紹介していただけるそうです。
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