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ibマッピングをやってみた


先日、図書館に行ってみた。
そこで出会ったのがこの本だった。

最強のココロ整理術
ibマッピング
おのころ心平 著

最強のココロ整理術ときいて、今の私にはうってつけ。なんて思ったりして、読んでみると自分が仕事でやっていたことに近いものがあったり、これから生かせそうなことがあったので、思った以上に(活字苦手)読み進めることができた。

聞き手と語り手の役割

ibマッピングは、そもそも2人で行うものらしい。
マッピングしていくと、思考が枝分かれし、ツタのようにだんだん増えていくことから、アイビー(ivy)→ibとなったそうだ。
(詳しくは本を読んでください。)

テーマを決め、それに対して思いつくことを10個程度書き出す。

そこから、聞き手が質問し、語り手が答え、それを紙に書いていく。

単純なコミュニケーションだが、そうすることによって自分の思考が"見える化"する。

学校教育の現場でも、子供たちの思考を"見える化"することで、理解を促したり整理したりするのだが、それと似たようなところがある。
あるいは、相談業務の上でも、相談者の言ったことを、紙に書いたりデータ化し、整理していくことで、客観的にみる視点をつくったりする。

そういった、自分がやってきた仕事と似ているような気がした。

少し、自分のことに話が逸れてしまったけれど。

一人でやってみた

文章の中に、4つのテーマが出されていた。
・最高のパートナーを見つける
・子どもの才能を引き出す
・お金に縛られない生活を築く
・職場の人間関係から自由になる

どれも、どんな人が一度は悩みそうなテーマ。
私はその中で、一番マークがついたのが
お金に縛られない生活を築く
だった。

素直に書いていくので、悪しからず、、
(ちょっと恥ずかしい気もするけど)

中心に「お金」と書き、そこから思いつくことをなるべくたくさん出して行った。
・ないと困る
・なくなると嫌
・他の人に使いがち
・あると楽しい
・貯金をたくさんしたい
・ないと恥ずかしい
・娘の学費
・たくさん必要

書き出してみると、ネガティブなことばかりで正直驚いた。

そこから、一つずつに枝をつなげて行った。

例えば、
・娘の学費
→進路を自由に選ばせたい
→自分ができなかった
→自分で学費を用意する術を知らなかった
→やりたいことをやらせたい
→準備しておかないと

・他の人に使いがち
→喜んでもらいたい
→楽しい時間を過ごしたい
→うれしい
→誕生日
→祝ってあげたい
→親に祝ってもらえなかった
→父の給料日前だったから
→悲しかった

見えてきたこと

もっともっとたくさんの思考が書き出されたけど割愛しつつ。

見えてきたことがあった。

・お金がなくて両親が困っていたこと
・お金がないことで両親が怒ったり、苦しんだり、不安になったりしていたこと
・自分のやりたいことをやったり、誕生日を祝って欲しかったこと
・誰かにしてあげたいことは、自分がして欲しいことだったということ
・自分のような思いを娘にはさせたくないこと

お金に関して、自分はこんなことを考えたり思ったりしていたのだなぁ。と率直に思った。

事実は変えられないけれど
解釈は変えられる

これは、本文中に書かれていた言葉。

私は、お金に対してとてもネガティヴな印象を持っていたことに気づき、それが所以すること見えてきた。
そこから、今の自分はどうか、と考えてみた。

先述したこととは反して
・今、さほどお金に困っていない。
・多くはもっていないから不安はあるけれども、それに対する対策を講じている。
・娘の誕生日はできる限り準備をして、毎年必ず大切な時間として祝っている。
・大学には通信制で後から自分で行くことができ、卒業もした。
・自分の誕生日を、娘や彼が祝ってくれるし、姉妹から甥っ子や姪っ子の祝福の動画を送ってくれたりする。
・自分のような思いを"とりあえずは"娘にさせていないのではないかと思う。

今回やったマッピングは、事実と解釈という関係性とは異なるかもしれないけれど、マッピングしたことからの気づき、そこから比較した現状、思ったよりも悪くないじゃん。という印象を受けた。
というよりも、思っていた以上に悪くないじゃん。

おわりに

過去を変えることはできないけれど、これからの未来は変えられる。
少しでもより良くなれるように努力していけばいいや。と思ったりした。

今回、ibマッピングをやってみて、いろいろな気づきや、そこから発見、驚きがあった。
いろいろなテーマをやってみたいなと思うし、もちろん、コミュニケーションツールとして、2人でもやってみたいなと思う。

いい本と出会えた。
ちょっとハッピーな日。

おやすみなさい。

mi

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