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【恐怖の独占欲】穂乃果ちゃんを奪う奴は絶対に許さない【小学生女子の狂った嫉妬心】④

現在中1女子、小夏の母です。
小夏は小4〜イジメにあい不登校になり、いまも戦い続けています。
これはそんな小夏と私の親子の記録です。
いじめの始まりから淡々と何が起きたのかを書いていきます。
読んでいただいた皆さまの何かの参考になれば幸いです。


そんな関係がしばらく続き、4年生の3学期になりました。
新学期から急に、絢音ちゃんが小夏と口をきいてくれなくなりました。
口をきかないどころか小夏の姿を見かけるとギロリと睨むようになり、周りの女子に小夏の悪口を言いふらすようになりました。
そんな状態が1ヶ月以上続き、たまりかねた小夏は担任にこの状況を相談しました。
「とりあえず絢音ちゃんに事情を聞いてみる」というのが担任の答えでした。
翌日、小夏は絢音ちゃんの話を担任から聞かされました。
「最初に嫌なことをしてきたのは小夏ちゃん。絢音ちゃんはあなたにすごく傷つけられたからこんな態度をとっている」
という内容でした。
私は下校した小夏からこの話を聞いて訳がわからなくなり、担任と直接話をすることにしました。
担任は
「小夏さん本人は気づいてないかもしれませんが、人に不快を与えるような言動があるんだと思います」
と主張しました。
「何について言われてるのか分かりません。具体的に教えてもらえませんか?」
と私は聞き返しました。
「前に絢音さんが小夏さんの手を握ったら、どうしたの急に? と言ったそうです。あとは絢音さんが真面目に掃除をしていたら、今日は偉いじゃん! いつもサボってるのに と言ったそうです。そういう言い方が人を傷つけているんです」
と説明されました。
「え! そんなことで…」
これが私の正直な感想でした。
しかし担任からは、とにかく受け取り方は人それぞれで「それぐらい」と思わずに深刻に受け止めてしまう人もいるのだから気をつけるようにと、忠告を受けました。
このとき、私はそれ以上の反論はできませんでした。
もちろん納得のいく話ではなかったものの、「そんなものなのか」という気持ちもありました。

つづく

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