マイペースが良いペース。

今日はとても暑い日だったので、涼しげな写真を見ながらnoteを書きたいなぁ、という理由でお借りしてきたクラゲさん画像です。

最近、このサムネイル画像にすら、凝らなくなってきたのが、
良いことなのか悪いことなのかわからないけど、
とりあえず、noteを書くハードルは、どんどん順調に下がっています。

誰かのために、というよりも、
自分のためだけに書き綴るnoteになりつつある。

一体、どこにたどり着くのか、興味津々です。

noteの行先もそうだけど、
これを続けている自分自身が、一番変わりそうで、
そこんところがワクワクします。

だって、これまで、
私、ブログを「好きに」書いたことなんてなかったし、
ブログを書くモチベーションは、
必ず、「誰かに何かを伝えたいから」でした。

読んだ人に、少なからず、何か気づきなり、インパクトなりを与えたい、って思って、色々と表現を工夫したり、伝わりやすさを工夫したり、していたのだけど、そうこうするうちに、どんどん投稿のハードルが上がって、一記事書くのに２時間とか、かかるようになっちゃっていました。

一記事書いたら、ぐったり疲れてたし。

でも、今は、だいたい30分で一記事を書き上げています。

記事、と、言えるのかどうかすらもわからない、
自分自身の覚書き。
内容が、あるかないか、は、あまり関心がないし、
自分でうっとりして読み返すこともあまりない。

一見退化に見えるこの変化が、
なぜ、私にとって、ちょっとワクワクするのか、というと、

他人の目をほとんど気にしないで発信をする、
ということ自体が、私にとって、とても新しい境地だからなのです。

そもそも、私が本気でブログを書こうとし始めたのは、
教員を退職して、起業してからなのだけど、

右も左もわからず、どうやって稼ぐのかもわからず、
自分が何者なのかもわからないまま、
とりあえず、手を出したのが、「ブログビジネス」でした。

「稼げるブログ」を書く。
「稼げるブログサイト」を構築する。

というノウハウを、教えられたままに、
必死で実践してきました。

必死で実践したものの、
途中で頓挫しまくって、なんどもなんども再挑戦して、
今に至ります。

なので、
私が、noteを始めたのも、最初の最初のモチベーションは、
もうかれこれ7年続けている、
「ブログで稼ぐ」
だったのです。

あ、今、ちょっと引いた？
ちょっと引いたよね。

大丈夫。搾取しないから（笑）

そう。
今日で149日目になる、このnote、最初は、
「稼ぐため」に書いていました。

でも、毎日毎日書いているうちに、
「稼ぐため」に書くのは、つまらないな、って、
思うようになったんだと思う。

書くこと自体は嫌いじゃないし、苦痛じゃないから、
「稼ぐため」っていう縛りを取っ払ったら、
心地よく書ける、ということに、気づいてきたんだと思う。

私がこのnoteから、「稼ぐため」を取っ払ったら、
何が残るのか。

これって、私にとって、未知なんですよ。
多分、私は、小学校の低学年の頃から、
文章を書くことが好きで、
国語の作文や、詩の授業で褒められることを繰り返すうちに、
私は、「褒められるため」の文章を書くことに慣れすぎたんだと思うし、
そのためにしか、書けない自分になっていたことに、気がついてなかった。

イイねの数や、フォロワーの数、閲覧数や再生回数に目がいって、
結果が全て、みたいになって、何か、もしかしたら大切なものを取りこぼしているんじゃないか、って思っていたのです。

でも、気になるものは気になるし、
自分の文章を書くときのスタンスは、これまでの
「稼ぐため」と「褒められるため」以外に持っていなかったので、
多分、今まで、全くブログが書き続けられなかったんだと思う。

でも、
なんか、外れかけている気がするんですよ。
「稼がなきゃ」と「褒められなきゃ」のブロックが。

かなりの幼少期にインストールした、このプログラムが、
書き変わろうとしているんですよ。

これってすごいことじゃない？

「稼げなくてもイイ」「お金にならなくてもイイ」
「好かれなくてもイイ」「褒められなくてもイイ」

なんなら、読んでもらわなくてもイイ。

書きたいから書いたけれど、わかる人にだけ読んでもらえればよくて、
わからない人にはわからないから、取り違えられて炎上しそうな記事は、
１００円の有料の記事にしているのだけど、
これ、実は全然売れないんですよ。

でも、売ろうとして書いているわけでも、
売ろうとして値段をつけているわけでもなくて、
書きたいから書いたので、
別に売れなくても、全然イイや、って思えているんです。

書きたいから書く。
やりたいからやる。
仕事だから、とか、稼がなきゃヤバいから、とかいうのではなく、
肩の力が抜けた感覚のまま、
するりと出していく。

この感じ、まだ、全然慣れていないのだけど、
なんか、すごく、自分にとって、新しい感覚を会得できそうな気がして、
ワクワクしています。

スピの世界に進めば進むほどに、
おばかさんになっていくなぁ、
っていう感覚があります。

何も考えないようになっていく。

私、講座の時とか、今でもめっちゃ早口なんですけど、
昔は、常にそんな感じでまくし立てる人だったんですよ。

でも、今は、
「良い状態」の時は、
日本語すら喋んない。
宇宙人みたいに意味不明な言葉を発してます（笑）

何も考えずに、ふわふわしてる。

そんな感じの境地に、
もしかして、このnoteが漂って行ったら、
それってとっても面白い。

なんて、思ったりもします。

どこかに置き忘れてしまった、私の大切なものが、
見つかるまで、あと少し。な、気がするのです。

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